トップページへトピックス一覧
いせ志穂の「つれづれ日記」
12月31日(土)

◎もうすでに今年が終わってしまうのか

 と、思いつつ、紅白も終わってしまいました。
 今年の雑感と来年について思うことは明日。(って、29日からなに一つまともに書いていないんだけれど…)

 写真は本日の昼に行った白浜町。ああ、房総半島は春のようだ…

12月30日(金)

◎なんやかんやで

 お餅つきを眺めたり、親戚にご挨拶に行ったりしているうちに一日が終わってしまいました。…あまり何も考えていません。

12月29日(木)

◎帰省

 犬も含めて、一家そろって夫の実家に。お正月は千葉県で過ごすことになります。
 本日は移動日。朝から晩までほとんど車の中で過ごしました。(写真は東京湾アクアラインのパーキングエリア『海ほたる』。神奈川と千葉の人に怒られるかもしれないけど、思っていたより綺麗じゃなかった…)

12月28日(水)

 昨晩、熱を出してしまって(インフルエンザ反応はマイナスでした。ホッ…)今日は昼過ぎまで休んでいたら、熱は下がりました。
 風邪のせいにして、大掃除も新年の準備も、もう出来るだけやらないもんね。ひょっとしてこの発熱は、働きたくないだけだったのかな?

◎大雪に考える
 写真は昨日の午後6時30分頃、岩手大工学部脇の道路。渋滞で車が進まない中から撮りました。なんということもない風景なんだけど、やたら綺麗だったもので。
 昨日の夕方、市役所の裏(中津川沿)で一緒にいたKさんが「盛岡って綺麗…」とつぶやきまして、私もいたく同感いたしました。
 この大雪で、思うように動けず困っている方もいると思います。確かに私もちょっと困っているのは事実。今年中にやろうと思っていたことが、大雪のせいで出来なかったし。
 でも、昨日今日と車で移動してみて思ったのは、思ったより除雪が進んでいたこと。中央通なんて、今日は雪がない部分が沢山あって驚きました。ラジオのニュースで『県の除雪予算は12月中に使い切ってしまう』旨を聞きましたが(補正予算で対応する予定)さもありなん、と思います。
 考えてみれば、大雪だろうが嵐だろうが、いつもと同じように仕事をしなければならない世の中の方がおかしいんじゃないだろうか?ごく一部の、命をあずかる仕事とか、人たちを除いて、もう休んじゃって良いんじゃないか、と最近思います。
 20世紀は人間の都合に合わせて自然の摂理をねじ曲げてきて、そしてそれはある程度成功したんだと思うのですけれど、それでも人はやりすぎれば病気になるし、どんなに丈夫な人でも、いつかは加齢によって死んでしまう、ここのところは変えられなかったと思うんですね。
 遠野で民話伝承があれだけ豊かなのは、雪のせいで冬に仕事があまり出来なかったから、という説を聞いたことがあります。ある意味、文化って無駄から発生しているのかな、と思ったりして…それならば文化的豊かさを得るためには、もう一度、自然条件に合わせて生きていく方法に立ち返る事が必要なんじゃないかと、雪に降りこめられた結果として思ったりしました。特に日本では。

12月27日(火)

 日曜日の日記に「式の子細は明日の日記で報告します」と書きつつ、昨日は日記を書きませんでした。『毎日書く』を提唱している平井雷太氏によれば「後で、後で、と言っているうちにその日に出来なくなってしまう。まず、やることをやってから、他のことをやるべき」との事ですが…確かにその通りなんです。『目先のことも見つつ、長期的にどう仕事を配分していくか』というのは、私が考えなければならない当面の最大テーマですなぁ…

◎青山新駅棟上式
 
 1月25日(日)、吹雪の中、青山駅駅舎脇において棟上式が行われました。主催は『青山新駅グラウンドワーク実行委員会』と『みんなでつくる青山銀河ステーションの会』。
 今回の棟上式は宗教的な式典ではないため、祈願文も『みんなでつくる〜』の代表、丸山ちはやさんが知恵をひねって作ったもの。とても感じの良い祈願文だと私は思うんですけど。以下全文です。
《青山駅棟上祈願文》
 今日のよき日、今からずっとずっと昔から、日本に伝えられた建物をつくる技をもって、丈夫でりっぱな柱を立て、いわて銀河鉄道の青山駅の駅舎を建てます。
 これから行なう駅舎の工事が、安全で順調に進んでいけますように。
 そこで働くひとたちが、事故もなく、安全に仕事ができますように。
 それから、こののち、駅舎ができてこの青山駅を使うひとたちが、気持ちよく、末永く愛着を持って利用できますように。
 そして、電車に乗って、出かける人たちに、すばらしいできごとがいっぱい、いっぱいおこりますように。
 どうか、これらすべてのことが安らかに、盛岡の空と大地の大きく豊かな恵みに守られていくように、謹んで祈り、願います。
平成十七年十二月二十五日
  みんなでつくる青山銀河ステーションの会
  青山新駅グランドワーク実行委員会 一同
 式次第は以下のように。
11:00ごあいさつ
       地域の子どもの代表
       盛岡市交通対策課主任
       IGRいわて銀河鉄道社長
       西武建設現場監督
       青山新駅グラウンドワーク実行委員会会長
       みんなでつくる青山銀河ステーションの会代表
11:30棟上げ式「青山駅棟上祈願文」奏上
12:00餅まき
12:30餅まき終了後、「青山三丁目公民館」 にて懇親会開催。
    グラウンドワークについてのお話など。軽食をお出しします。
14:00終了予定
 寒かったせいもあって、11:30には終わっちゃったんだよね。で、急遽『餅まき』を2回、行いました。嬉しかったのは、地元の小学生・中学生・保護者の皆さんが沢山来てくれたこと。
 元々、この『青山新駅グラウンドワーク』は、駅舎建設や建設後の整備に少しでも関わることによって、自分の住んでいる地域を愛する事を目的にして始めたもの。
 この日集まった子ども達が大きくなってから「青山駅が出来たときには、私も手伝ったんだ」と思い出したり、自分の子どもに話をしたりしてくれたらいいなぁ…

岩手日報と盛岡タイムスの報道記事です。
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2005/m12/d26/NippoNews_6.html
http://morioka-times.com/news/2005/0512/26/05122601.htm

 さて、グラウンドワークの本番、『駅舎へのレンガ貼り』は1月22日(日)の予定です。定員100人で公募しましたが、応募が200人くらい来たとのこと。盛岡市は抽選にせず、全員対応すると決定しました。(よっ!太っ腹!)これからの申し込みは難しいですが、ぜひ見に来てください。
 また、お手伝いをしてくださるボランティアを募集しています。「手伝ってあげる」という方は、私までメールを下さいね。
※メルアドはトップページに記載。迷惑メール(エッチ系のメールがすごいんですよ)防止のため、クリックで対応しません。申し訳ありませんが、メルアドは自分で打ち込んでください

  
12月25日(日)

 青山新駅の棟上式を行ったんですが、雪と寒さで疲れちゃった。
 おまけに下の子がインフルエンザにかかりましたーぁ!
 ということで、式の子細は明日の日記で報告します。

12月24日(土)

◎大雪
 いやー、降りましたねー。朝起きたら車が雪に埋もれていたのでびっくりしました。

 車、道路に少なかったです。皆さん出かけるのをあきらめたのかな?しかし、こういう状態になると『交通弱者』って歩けない人のことだなぁ、と思いましたよ。だってどの交通機関を利用するよりも、歩いた方が早いんだもの。

 今日、お仕事の方は大変だと思いますが、お休みだった方は、ある意味、非常に幸せな休日を過ごすことが出来るんじゃないか、と思います。自然条件でゆったりとした時間を手にすることが出来るなんて、まるで『大草原の家』みたいだなー。
 私も今日はこれで帰って、時間をかけて夕飯を作る予定です。

12月23日(金)

◎『100万人のキャンドルナイトinもりおか』で、辻信一さんと再会する

 昨日の夜にプラザおでってで開かれました。(議会最終日でノートパソコンとか山のような荷物を持っていたせいで、カメラを持っていっていないのよ。写真はナシです。ごめんなさい)何と言っても辻さんにお会いできるのがもう嬉しくて。

 辻さんには去年の4月24日に、お友達と一緒に開いた『スローな学び』というイベントで、発言者をお願いしたことがあります。その時に「辻さんって、とっても『きれいな人』で、おまけに『凛としている』人だなー(書いてみて思ったけど、これって女性に対してよく使われる形容詞だよね。でも、これ以上適切な言葉が見つからない)」と思ったんですよ。
 最近の日記をご覧いただいた方であれば、私がこの間くさっていたのはお気づきのはず。こういうのが続くと、私は短気なばかりではなく心が弱いもんだから、「もう私ゃ知らん!勝手にしろっ」と言い放ち、投げ出したくなっちゃうんですね。
 でも、投げてはイカンのですよ。辻さんみたいな人がいるかぎりは。
 そして『辻さんみたいな人』っていうのは、思い起こせば結構沢山いるもんです。
 (辻信一さんが、この日した話は『ハチドリ計画』をご覧下さい)

 
12月22日(木)

◎市議の海外視察が中止に

 以前、報道されたのでご存じの方も多いと思いますが、本日市議会で承認されましたので、報告します。
 私も以前から反対していた市議の海外視察、今年の分が中止になりました!

 この海外視察は、東北市議会議長会と全国市議会議長会主催のものなのですが、財政難で参加を見合わせる議会が増えてきていたんですね。今回、予定より申し込みが少なくなったせいで、一人あたりの費用が上がり、参加できる議員がさらに減ってしまったせいで、視察そのものが中止になってしまいました。

 本当は盛岡市議会で「財政難だからしばらくは参加を見合わせよう」と合意の上で止めるのが望ましかったです。盛岡市の施策のために海外視察が必要であれば、議員は政務調査費(一人あたり年間60万円で、会派に人数分支給されています。つまり一番少数会派であるうちには年間180万円、最大会派の新盛同志会には年間780万円の研究費用があるということです)を使って行く事が出来ますしね。

 『自分で決めて、決めたことには責任をとる』というのが、大人なんだって私は思っていて「早く立派な大人になりたい」と努力している最中なので、今回のことは手放しでは喜べないな。「結果オーライ」ではあるんですがね。複雑です。

12月21日(水)

◎昨日の続き

 10時から始まった産業環境常任委員会ですが、午前中で決着がつかず、午後4時から再開して話し合うそうです。
 明日の本会議に向けて準備があるので、私は傍聴をあきらめて帰ってきました。
 これから『会派の意見』を書かねばなりません。事務所は寒いので、仕事を家に持ち帰ってやろう…(冬以外はご飯を作った後、再び事務所に出勤してやることが多いです。冬は暖房代もばかにならないしねー)

12月20日(火)

指定管理者制度

 今議会には指定管理者の認定議案が沢山あります。その選定について、常任委員会では連日議論になっているのですが、本日の産業環境常任委員会では『ゆぴあす』の指定管理者の選定について大激論になり、採決が明日に順延してしまいました。
 ただ、話し合いの内容を聞いていると、私にとっては「?」の部分もあります。

 指定管理者制度はおおざっぱに言って以下の目的で導入されました。
 @施設などの管理を民間(NPOや企業)に委託することによって、サービスの向上を図る
 A管理費を安くする
 多角的に検討することも必要だと思うのですが、どうも話が上記の目的と違う方向に行っちゃっいがちな気がします。自分が所属している委員会ではないので、話のニュアンスが正確に解らない部分もあるんですが…

 これから『出来るだけ市の職員が直接業務に当たる』やり方から『市の職員は盛岡市が行うべき方向性を示し、実際の業務は官民共同で行う』やり方に変わっていくのが良いと私は考えています。数日前にも書きましたが、今はその過渡期にあるがための意見の食い違いなんだとは思うんですが。
 議論を聞いていた今日一日、何度も「私って異邦人…」と思っちゃいました。

12月19日(月)

◎傍聴

 常任委員会の傍聴をしながら、合間に子どもの面談に…
 忙しくてあまりものを考えられず。

12月18日(日)

◎凍結だー

 午後1時30分頃、グランドホテルの奥の方の駐車場から裏の道を通って4号線に降りようとしました。(一旦、上まで上って、また降りるのが嫌だったのね)
 途中で、「あっマズイ」と思った瞬間、ずるずる滑り出して、為すすべもなく、180度回転してしまいました。(誤解する人はいないと思うけど、横回転ね)幸いなことに、ぶつからなかったので、そのままバックで坂の下までおりましたが、いや、ホント、スピード出していたら危なかったなー。
 『冬の道はゆっくり』
 基本ですね。

12月17日(土)

◎大雪だー

 大雪なので、予定を変更して事務所にいました。
 トップページで『盛岡自転車会議』の事を書いている斎藤純さんのブログを紹介しましたが、我がつれあいは今日も事務所まで自転車で来た模様です。「凍結していたり、圧雪で走れないところは、押して歩くからいいの」とのこと。
 …そこまでして、自転車と一緒にいたいのかねー?
 飽きてしまうと、全然知らんぷりになっちゃう人なので、何処までこの自転車熱が続くのかみものなんですけれども。

 
12月16日(金)

◎連続性が必要だということ

 総括質疑で「子どもの安全対策」について質問しました。私は以前から学校教育の場でCAP(子どもへの暴力防止プログラム)を教えてもらいたいという要望を持っています。その事は今まで何度か(本会議でも個人的にも)教育委員会に伝えてきました。「研究する、各学校に紹介する」という返答を受けてきていたので、今回「研究の結果、CAPの評価は如何ですか?」という主旨で質問したのですが、話が通じない…
 考えてみれば、教育長も替わったし、職員も入れ替わっているんだもんね。私は7年前からずーっと私だけれど、教育委員会は違う人たちで構成されているのだから、感覚が違うんだろうな。(子供の安全対策の話では、いつも『地域との協力体制』という話を聞くけれど、何がどう変わってきているのか、良くわかんないんだよね…)もっと、しつこくしつこく、いつもいつも、公の場所で、質問し続けないといけないのだろうと反省しました。

12月15日(木)

◎過渡期

 盛岡市南大橋線(駅〜大沢川原〜神子田〜南大橋の道路です)の計画に建物がある方と一緒に道路計画課に計画の状況をうかがいに行きました。この方は、道路が建設されるならば、移転するつもりでいた方なのですが、一向に道路建設は進まず、そのうちに所有している建物は老朽化して、困っているという事なんです。
 現在、盛岡市では都市計画道路の見直し作業を進めていますが、(そして、私は前市長時代から、この見直しを要望してきた立場なので、ある意味、この方に『迷惑をかけちゃった』一人なのかもしれないんです)結局、この見直作業が落ち着くまでは、はっきりしたことが言えない状態にあるようです。
 私は、盛岡市の都市計画・道路計画は、実際の人口の伸び以上の、いわゆる『身の丈をすぎた計画』であると考えています。もっとコンパクトに改める必要があると。
 でも、見直し作業によって、今まで計画していた人生設計が違って来ちゃう人が沢山生まれてしまうというのは事実。特に、現在の様な過渡期には、様々なご不便を市民の方にかけざるを得ないです。
 ずるずると先延ばししてきた結果が、今なのですから、やっぱり誰かが、やらねばならない事であるんですけれど、当事者の方々は辛いよね…今までの行政の責任を追及しても、当事者の方々が大変だ、という状況は変わらない、というのも辛いところ。私が謝る筋合いのものではないのですが、何となく申し訳ない気持ちになりました。

 
12月14日(水)

◎証人喚問

 マンション耐震偽造問題での証人喚問がありましたが、しかし…
 姉歯元一級建築士が「偽造は検査機関ですぐにばれると思った」というような発言をしていましたが、いや、ホント、どうしてこういうのを見つけられなかったのでしょうか?素人目にも鉄骨の太さから本数から全然違うように思えますけど。

 バブル景気以降、まじめに仕事をするという事が『薄い』人たちが増えているような気がしてしまいます。例えば社会保険庁の『無駄遣い』や国・地方自治体の『無駄な公共事業』『カラ出張』警察の『裏金づくり』etc.etc.
 仕事自体の社会的義務だとか、それに伴う面白さだとか、本来はそういうところの方が一生懸命やる原動力になるんだと思うんだけどな。バブルで実質経済が置き去りになったところから、こういう風潮は始まったのかもしれない。本当は一人一人の生活に奉仕する事が『労働』なのだと思うんだけれども…

 
12月13日(火)

◎一般質問を聞きながら考えたこと

 昨年だったか、社会保険庁が管轄している保養施設(グリンピアとかですね)を訪ねていって、その『無駄遣い』を追究する番組を見たんですが、赤字経営を追究するレポーターに対して社会保険庁の職員が「これも福祉向上のための施設ですから」と言っていたのを、本日の本会議中に思い出しました。
 その時は「何言ってんの。ハコものは福祉じゃないでしょ」と思ったんですが、本日は「ひょっとしたらそういうこともあったんじゃないのかなぁ」と思っちゃったんです。グリンピアが公共の福祉かどうかは別にして、確かに公が『レジャーというものを提供する』事が、多くの人の要望であった時代は存在する様に思います。人口の少ない地域に、(そこが過疎地であるが故に)立派な道路を通すことも『公共の福祉であった』時も。(だって、病院がないばっかりに命を落とした人もいるんですから)
 でも、今は徴収した年金保険料で、利潤が上がらない保養施設なんか作るべきじゃないというのがコンセンサスだと思うし、山奥の立派な道路は「クマしか通らない道にこんな道路が!」と批判の対象になる。
 国民の要求が変わったから。
 私がとても不安に思うことは、国の自治体の途方もない借金です。これが民間の会社ならもう潰れている位の借金…90年代以降、低迷する景気のてこ入れに公共事業を乱発したのが直接の原因だと思いますし、その責任は政府にあるんだけれど、責任の所在が解っても、借金というのは、それで解決するわけではないからねぇ。
 「じゃあ、実際、今後どうやっていくか」というのを考えていくしかないわけです。そうした時に、ひょっとしたら『新しい時代のグリンピア』とか『クマしか通らない道路』だとか、そういうものが生まれているんじゃないか、とも考えるわけです。
 それは、今後どういう社会をつくっていくか、という事と密接に関係しているんだけれど、新しい社会のあり方が見えないから、公的に保証しなければならない事はどれで、そうじゃない事はどれなのか、そこが見えてこないんじゃないかな。
 少なくとも、今後いらないというものを削減していかないかぎり、財政は借金を続けることでしか成り立っていかないんじゃないか、などと考えながら、一般質問を聞いていました。

12月12日(月)

◎わー、寝坊した!

 金曜日の徹夜のつけがどっと出て、朝に大寝坊してしまいました。今日から一般質問なのに…何とか遅刻しないで行けたのでほっとしましたが。

 今議会の大きなテーマの一つは「民間委託是か否か」、みたいです。11月28日にも書きましたが…。この二週間の間に、ちょっと色々考えなければならないみたいです。

◎大型ショッピングセンターがバンバン出来る訳

 一ヶ月かけて、市民会議ニュースを作ってみて、やっと解った…そうか、不動産投資ファンドでお金を集めていたのか…これが解った時、『いつだったか、似たような感覚を持ったことがあるなー』と感じたんですけど、ゆっくり思い出してみたら、80年代、株の先物取引のしくみが解った時の感覚と似ていたのだった。しかし、『小豆相場』も『土地・株』も『不動産投資ファンド』も、その根幹のしくみ自体は同じに見える。資本というのは、常に増大しようとしちゃうから、次から次と形を変えて同じパターンに持ち込もうとするもんだなぁ、と思う次第であります。

 本当は、もっとつっこんで書きたかったんですけど。
 読んでみてくださいね。
http://ise.nahan.jp/news/2005/new0512-1.html

 
12月11日(日)

◎子どもの捻挫

 うちの子は何故か、足を怪我することが多いんだよねー…。私が『ホスピス設置を願う会』の事務局会議に出席しているうちに、友だちと遊んでいた子どもが、足を捻挫しちゃった。
 へらへらしていたのでまぁ平気だとは思いますが、あの『へらへら』は親に期待していないせいなのかもしれない。
 …なんだかなー。

12月9日、10日(金、土)


 事務所で仕事をしていたら、10日になっちゃいました。これっておきて破りかもしれませんが、本日の日記は二日分で…

◎アメリカ牛肉の輸入再開は絶対変だと思う

 農水省が輸入を決定したみたいです。

Yahoo!ニュース―共同通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051209-00000118-kyodo-bus_all

 8日のテレビで食品安全委員会の答申についてのニュースを聞いていたので、予測はしていましたが、しかしホントに変だと思う。
 だって、日本では全頭検査をやっているんだよ!
 日本の牛は全部検査しているのに、アメリカの牛は検査なしでもOKなんて…これって日本の農家を馬鹿にしていることじゃないかと思うんですけど。
 たとえ、アメリカから来た牛肉に、プリオン細胞が一つもなかったとしても、この点について政府が説明してくれないかぎり、私は納得できないな。
 米国産の牛肉を買わないことは言わずもがな、外食する時にも牛肉は食べない事に決めました。

12月8日(木) ―ジョン・レノンの命日

◎それでも、イラクから自衛隊は帰ってこない

 12月が来るたびに、忸怩たる想いです。
 色々な場所でレノンの歌声を聞くからかもしれません。
 悔しいです。

12月7日(水)

◎図書ボランティア

 「地域に開かれた学校、良いと思います」なんて言っていても、口先ばかりではなんなので、子どもの学校で『図書ボランティア』の活動をやろうと思いました。本日は二回目の集まり。  何度か書いてきましたけれども、私は運動能力がからっきし低いんですよ。100m走るのに20秒以上かかるんじゃないかなぁ…今なら下手をすれば完走できないかもしれない(!)。子どもの頃は、本ばかり読んでいました。(私が病気になることを怖れた祖母が、外で遊ばせることを嫌ったせいもあります)
 私に比べると、うちの子ども達は本を読まない。今はビデオがあるからなぁ。(我が家にはDVDはないのです)「本を読むべき」と頑なに思うわけではないけれど(私の場合、結構、読書で悪いことを覚えた)でも、読書の喜びを知っておくのは悪いことではないように思います。
 なんやかやで、この図書ボランティアもどれだけ出来るのかは解りませんが、ぼちぼち頑張りたいと思っています。

12月6日(火)


 今日は3月議会の招集日でした。天気は良かったけれど、外を歩くとやっぱり寒い!

◎子どもが事件に巻き込まれるということ

 今朝、「連日報道される事件を聞いていると、いてもたってもいられない」という電話をいただきました。本当にそう思います。
 哀しいとか可哀想とかより、頭に来て腹が立つ。でもその後に、どす黒い、嫌な感じの感情がお腹の底に溜まってしまいます。どんなに頑張っても、子どもを完全に守ることが出来ないからなのだと思います。

 先日CAP(子どものための暴力防止プログラム)を日本に紹介した森田ゆりさんの講演会について日記に書きました。この時は児童虐待に関連した講演内容でしたが、CAPは児童の安全対策としてもかなり有効だと思っています。そう思うのは、CAPの中心にあるのは『自尊心』だと思うからなんです。
 『自分を大切にする』『自分の中にある力に気づく』事が出来れば、やれることの範囲は大きく広がります。勿論、それで全てが解決するとは思っていませんが、自分を守る力の源はそこから生まれてくるのではないかと私は思うのです。

 子どもと子どもを愛する人たちにとって惨憺たる今の状況を、ただ怖れるのではなく立ち向かっていけるように、考えていきたいと思います。
 あの日、森田さんが紹介してくれた言葉をもう一度ここに書きます。
 「恐怖が伝染するように、勇気もまた伝染する」

 
12月5日(月)

◎気づかれました?

 HPをリニューアルしたんです。今回のミソは『動画配信』。
 マーチン・フォーウッドさんの講演会の動画が見られますので、トップページからお入り下さい。私があてがわれているPCはロートルなので、見るまで時間がかかるし、スピーカーがついていないので無音なんですけれど。(事務所にある別のPCでなら音が出る)まぁ、機械音痴だから、最新鋭のPCを与えてもらっても『豚に真珠』なんですけれどね。

 今後も可能な限り動画配信はしていきたいと思っています。(編集がとっても大変みたいですが…)リクエストがありましたらお気軽にどうぞ。

 明日から12月議会です。

 
12月4日(日)

◎気持ちがささくれ立っているので

 今日は思い切って『全面的にお休み』の日にしました。
 もう、子どもとお菓子作ったり、午後からぶらぶら出かけたりしたもんね。(おかげでいらぬ散在をしてしまったが…)おまけにさっきまで、クリスマスツリーの飾り付けなんかまでしてしまった。あまりにも家が散らかっているので、出来上がった後、何処に置くか悩んでいるんですけど。
 やっぱり、遊ぶとスッキリする。やらなきゃいけないことを先延ばしにして遊んだので、後が怖いんだけれど。
 でも、良いのだ!楽しかったから。

12月3日(土)

◎盛岡市立病院あり方検討委員会

 昨日の委員会は、市立病院に緩和ケア施設を設置するべき、との意見で一致しました。

 うわ〜、ホント?(メチャメチャ嬉しいけど。でも今まで何度もぬか喜びをしたからなぁ…)
 確かにそれは市民の要望なんだと思います。今後、コストの面も含めて、広範な意見収集を行って欲しいと、切に切に願います。

12月2日(金)

◎教えてください

 さっき書類を書いていて、困ったことです。
 『々』←この漢字、なんて読むのでしょう?
 読み方が解らずに、打ち込めませんでした。(上記は『云々』と打ち込んで『云』を消した)
 博学な方、教えてください。

 これから『盛岡市立病院あり方検討委員会』の傍聴に行ってきます。

12月1日(木)

◎師走が来ちゃったよ

 もうすでにせわしない気持ちです。
 今日は子どものPTA等でバタクタして落ち着きませんでした。…そういう意味では『落ち着いた日』なんて、当面あり得ないのかもしれませんが。

 12月は国の来年度予算が気になる時期。
 お友達(「友だちじゃないよ」なんて言わないでね)の長谷川くみ子神奈川県議のHPで11月29日の日記を読んでいたら『定率減税の縮小・廃止が約1兆円。在日米軍再編成に係る米軍移転費用も1兆円だけれど、これを日本が負担する話も出ている』というような記述にぶつかりました。
 ちょっとちょっと…やめて欲しいな。地方行政は青息吐息なんだからさぁ。政府がサービスをしなきゃいけないのは、国民に対してなんじゃないのぉ?

11月30日(水)

◎臨時議会

 『盛岡市職員給与支給条例の一部改正について』を議題とする臨時議会が開かれました。
議題の通り、給与改定議案です。12月1日から新しい給与表を使いたいとのことで、臨時議会となりました。以下、市長提出議案の内容。

@給与表の改訂
 行政職   0.3%減額
 医療職(1) 0.3%減額 −医師及び歯科医師を指す
 医療職(2) 0.3%減額 −助産師、看護師、准看護士、市長が定めるその他の職員を指す
A初任給調整手当の減額(100円)
 医師及び歯科医師に対する手当の支給月額の限度額を減額
 216700円→216600円
B扶養手当の減額(500円)
 配偶者に係る扶養手当を減額
 13500円→13000円
C勤勉手当ての増額(0.05月)
現行 17年度 18年度以降
6月期 0.7月 0.7月 0.725月
12月期 0.7月 0.75月 0.725月
1.4月 1.45月 1.45月
D市議会議員及び常勤特別職の期末手当の増額
(改正条例の付則において「盛岡市議会の報酬および費用弁償等に関する条例」と「盛岡市における常勤の特別職の給与に関する条例」の一部改正)
現行 改訂
6月期 1.6月 1.6月
12月期 1.7月 1.75月
3.3月 3.35月
 給与改定の理由は『国や県の例に準じ』という事です。『国や県に習った』って事ですね。
 最初、議案の説明を聞いた時、「何故一時金は増額?」と思って部長に聞いてみると、平均支給額が盛岡市よりも国や県の方が高かったんだそうです。今は、単なる一時金で支給するよりも勤勉手当で支給するというのが一般的なんだそうですが、議員や特別職には手当がないので、一時金の増額という結論に落ち着いたのだそう。

 で、結局この議案には反対しました。採決の結果は圧倒的賛成多数で可決でしたけれど。
 反対した理由は、今のご時世に一時金を増額するっていうのが、やっぱり納得できなかったから。「いいじゃん。国や県より安くったって!」と突っ張りたかったんですけどね。空回りでした。
 相変わらず多数派になれなくて、ごめんなさい。

 
11月29日(火)

◎特定財源

 「道路特定財源の確保について理解して欲しい」旨の電話をいただいた。でも、特定財源に対して私は大いに疑問視しているんですよね。
 「特定財源を守って欲しい」という方々の主張を端的に言うと、「一般財源化していくと結局その分の予算が喰われてしまう」ということの様に思います。
 今日、私はATMでお金を下ろしてきたんだけれど、来月の5日に引き落としになる予定の給食費約1万円を残しておきました。こういうのが特定財源なんだと思います。(卑近な例で恐縮です)でもさ、これが「明日子どもに食べさせる米がない」状態だったら、引き落とさざるを得ないんじゃないか、と思っちゃうのです。つまり家計における総合判断があって、お金は使うもんじゃないかと。
 国家にせよ地方自治体にせよ、まだまだ『無駄遣い』と思える事業などは沢山あると私も思います。それを全部止めれば、要望通りの道路建設が出来るのか、はなはだ疑問です。
 何だって便利になることは良いことで「お金さえあればもっとグレードが高いものが欲しい」と私も思わないわけではありません。
 でも、お金、ないんだもん。
 だから「選ぶ」事がどうしても必要だと思うのです。

 特定財源を必死で守っていこうとするよりも、私たちの生活にとって何が必要だと思うか、という市民の判断が予算措置を決定していくしくみを作ることに、多くの力を裂くべきだと考えるのですけれど、これって理想主義なんでしょうか?
 でも、そうするしか道はないように思うんですよね。

 
11月28日(月)

◎公立保育園の民営化

 本日は盛岡市議会全員協議会がありました。議題が多かったせいもありますが、質問がヒートアップして、長い話し合いになりました。
 一番白熱したのは、『公立保育所のあり方を考える検討委員会』では、公立保育園を残して欲しいという結論に達したのに、市長は民営化の方針を出したという事で、です。

盛岡市HP
http://www2.city.morioka.iwate.jp/06hoken/jido/topics/050228arikata.html

 正直なところ、無認可保育所を利用していた私自身は、上記のサイトを読んでも『私立にすれば保育の質が落ちるのかどうか』というところがよく解らないです。つまり、私立と公立の違いがよく解らないということ。(無認可と認可を比べれば『無認可は圧倒的に保育料が高い』ということは解ります)
 私はその辺の話を聞きたかったのですが、『検討委員会の結果をどう受け止めるか。市民の意見を無視している』という話が主流だった様に感じたので「委員会の意見を市長がどう判断するか、という事と、公立保育園の民営化は是か非か、という2つの話をごっちゃにするべきではない」という意見を言おうと発言したのですが、私自身がかなり舌っ足らずだったため、(『民営化で良し』と発言したように受け取られてしまって)私が抱いた疑問は解決されないままでした。我ながら情けないです。
 どなたか、この点について教えていただけませんでしょうか?

11月27日(日)

◎手品

 午後に市政に関する事でお約束がありました。出かける30分前に事務所に行き、ほんの20分間、仕事をしました。「さて、出かけよう」としたのですが、
 「…車の鍵がない(-_-;)」
 ほんの20分前まで手に持っていたものが何故なくなるのか?探しても探しても見つからず、
まるでたちの悪い手品のようでした。

 『自己嫌悪』の一言につきます…

11月26日(土)

◎ホスピス施設について

 気が早いと言えば気が早いのですが、岩手にホスピス設置を願う会の忘年会でした。皆さん、樋口強さんの落語講演会について強烈な印象を持っていた事がよく解りました。(「良い催しだったね」という意味でです。勿論、一番は「樋口さんがすばらしかった」からなんですが、会場に来た方々全員も含めて、一緒に『場をつくった』からだとも思います。あの場にいた皆さんに感謝!)

 来年には、岩手県初のホスピス施設が磐井病院と河南病院に出来る予定です。それに向けて、患者サイドからの意見を集めることやホスピスボランティアの養成についての話で、白熱しました。
 このことは、病院サイドに『おまかせ』する事ではなく、私たちの側からも働きかけていかなければならない事だと思います。ご意見のある方、手伝っても良い方がいらっしゃいましたら、私か下記までご連絡下さい。よろしくお願いいたします。

岩手にホスピス設置を願う会
hospice@eins.rnac.ne.jp

11月25日(金)

◎ウディ・アレン

 ファンなんです。80年代の神様の一人ですね。
 監督した映画(『さよなら、さよなら、ハリウッド』)が今日で最終日だったので観てきました。
 う〜ん…お年のせいか、以前よりずっと青臭くないけれど、『アニー・ホール』の時からずっと同じ事を言われているように思う。
 『愛して欲しい人(誰でも良いって訳じゃない)に愛されたい。それも、自分の思うように。でも、そんなのムリ』ってかんじ(?)。
 歳が幾つになっても、ウディ・アレンで泣けるのね。かっこわるー…

 
11月24日(木)

◎具体的に書くと誰の話か特定出来てしまうので、ぼんやりと書くのだけれど…

 いつの頃からか「人の身になって考える」なんて不可能だと思うようになりました。経験したことならまだしも、経験していないことに対する想像力ってすごく小さいと思います。
 本日、難病の方からお話を聞きました。
 何度も『そりゃー、辛いだろうなー』と思ったんですけれど、その方曰く「もっと大変な○○さんはこうだった。私には想像もつかない」。やっぱり解んないんだよね。ホントのところは。
 目で見て解るタイプの病気じゃないので、身の回りの人に『あなたは病気じゃなくて心が弱いだけ』と言われ、大変だった話を聞いたんだけれど、聞けば聞くほど『病気そのものも辛そうだけれど、身の回りの人にそう言われ続けるのはもっと辛そう…』と思いました。なんたって、ついこの間まで自分を信じてくれていた人達に苦痛を訴えても「病は気から」なんて言われちゃったりしたら、悪気ではないって思っても…孤独が深いよ。
 これって、自分の正しさを盲信し、相手(この場合、病気になった人ね)を自分より『目下』と見ているから起こることだと思うんですよ。我が身を振り返って『気をつけよう』と思いました。

11月23日(水)

◎子ども劇場、ふろしき市

 盛岡こども劇場、中央ブロックの「ふろしき市(フリマですね)」が開かれました。
 子劇には子ども達がとってもお世話になっているんだけれど、私は最近ご無沙汰ぎみ。(何故か日程が合わないことが多いのですよ)今日は『手伝うぞー』と思って出かけましたが、それほどやることもなく、結局は遊びに行った形になりました。(いつもこういうパターンが多い…「これで良いのか」と思いつつ、同じような事を繰り返して、もうすぐ40も半ば)

 なんだかんだ言って、どの子も自分が遊ぶ位の売上は確保したみたいでした。だから『儲け』って無いんだよね。あー、でも私の『古本屋に本を持って行く』よりは良いですよ。私は大概、売った以上に買ってきてしまうもんなぁ。

 その後「誕生日プレゼントはエンたま買って!」というリクエストにおもちゃやさん廻りを。でも、さすがに人気商品。何処に行っても既に売り切れでした。

 家に帰って、広島の事件を知りました。(昨日の夕刊から読む暇がなかったんです)
 自分の子どもと楽しく遊んだ後にこういうニュースを聞くのは辛い。やりきれないです。
 ご冥福をお祈りいたします。

 
11月22日(火)

◎ダッシュが遅い

 私は集中するまで、非常に時間がかかるタイプの様です。こま切れで文章を書けないんですよ。おまけに、一旦集中すると興奮するんだか、すぐに眠れなかったりします。こういうのを多分『にぶい』とか『血のめぐりが悪い』って言うんでしょうな。
 …実は昨晩徹夜してしまったんですよ。市民会議ニュースの文章書きをしていて。日付が変わった頃から調子が乗って来ちゃって、「気が付くと朝」という状況でした。
 これって、環境にも健康にも悪いと解っているんだけれど。でも、いつもこのパターンだなぁ。
 だから、今日はとにかく眠かった。午後二時から市政調査会でしたが、危なく爆睡するところでした。

11月21日(月)

◎「間違いました。ごめんなさい」

 昨日からの続きにもなるんですが。
 原子力行政の敗北ってもうすでに明らかだと思うんです。代替エネルギーとしては新参者である燃料電池の、開発から実用化までのスピードの早さをみれば、それは一目瞭然。「もう、原発の出番は無いだろうなぁ」と化学音痴の私ですら思います。「それなら早いとこ、止めちゃえばよいのに」と思うのですが、往生際悪く再処理工場を稼働させて、さらに放射能汚染を拡大させようとしている…私はこれがよく解らないのです。
 原発に限らず、こういう事って多いと思います。特に行政に。
 「マズイ。失敗したみたい」と思った時に何故すぐに撤回できないのか?バブル崩壊以降の大規模公共事業とかにも同じような感じを受けます。そしてそれが、さらに傷を大きくしているように思うのです。
 『間違ったという事を認める』事を評価する人って、そんなに少ないのでしょうか?
 そう思っちゃうという事自体が、信頼関係のなさを示しているようにも思います。

 
11月20日(日)

◎六ヶ所村の再処理工場
 マーチン・フォーウッド氏の報告会の報告をします。

 マーチンさんは1980年に設立したCORE(環境の放射能汚染に反対するカンブリア人の会)に所属しているそうで、最近の活動の中心は、セラフィールドの再処理工場の稼働を止めること。

 再処理工場を動かしている英国原子燃料公社(BNFL)は460億ポンドの負債を抱えて2001年に事実上破産している。つまり、核廃棄物処理事業というのは「儲からない」産業なんですね。この事態を受けて、英国政府は今年の4月に原子力解体公社(NDA)を設立。英国原子力グループはこの先4年間の操業契約をNDAと結んでいるけれど、2009年以降は白紙。つまりNDAが気に入らなければ他国の企業も含めて契約先を検討することになる。

 1970年〜2000年に4000基の原子炉が生まれると言われていた。それによってウラン燃料が不足すると言われ、使用済み核燃料の再処理(リサイクル)が必要だと言われていた。また、高速増殖炉で使用するためのプルトニウムも必要だと言われていた。
 ところが、2005年に存在する原子炉は430基で、予測の1/10であり、再処理された核燃料のごく一部しか利用されていない。100トンのプルトニウム、50000トンの回収済みウランが取り残されている。
 英国には15基の原発があり、そのうち14基は2015年前後に操業が停止される予定。「新規の原発を建設するべきだ」という声もあるが、もし、原発を作ったとしても、それらから出た使用済み核燃料は再処理をしないということが新規建設の前提になっている。

 現在、セラフィールドの再処理工場は、2005年4月18日に起きたパイプ破損事故のために停止している。(2006年夏に稼働再開を予定している)83000リットルの放射能で汚染された溶液が9ヶ月間に渡って漏れていたのだが、工場で働く人たちの「最先端の工場でそのような重大事故が起きるはずがない」という思いこみのせいで、発見が遅れ大惨事になってしまった。

 セラフィールドでの小児白血病の発症率は全国平均の10倍にものぼる。だが、企業側はその原因は対外的には「ウィルスである」と発表し補償を拒否している。しかし、企業内で働く人たちには補償をしている。

 再処理工場の海洋放出口は海岸線から2q離れたところにあり、当初政府は「プルトニウムなどは重いので放出口付近に沈殿する」と言っていたが、波や風で陸地まで戻ってきている。放射能の汚染は工場周辺と側を流れている川の河口付近に多く見られる。
 また、同じように「セシウムなどの軽いものは海中で拡散し希釈する」と言っていたがこれらの蓄積も見られる。

 放射能はセラフィールドだけではなく、英国のどの海岸線でも発見できる。英国のみならずカナダやグリーンランドでも発見される。大気中の放射能は米国まで飛んでいっている。魚介類に含まれる放射能値は減っているがセラフィールドの人たちの被爆量は増えている。
 50年間の操業の結果、生活環境のあらゆるところで放射能が見つかるようになった。例えば、たくさんの鳩が夜休むために、工場周辺に来るのだが、その鳩たちに餌付けをしていた家の庭が(鳩の糞のため)放射能で汚染され、土を除去しなければならなくなったりしている。

 ここから私の感想です。
 『再処理は儲からない。再処理したものを利用しない』という事であれば、何故再処理するのだろうという疑問がわいてきます。だって、損をすることを延々と続けるというのは、資本主義の原則からいっておかしいじゃないですか。まだ、再処理すれば廃棄物の嵩(かさ)が減る、とでもいうならまだしも、そんな事実はないわけですし。『誰か儲かっている人がいるに違いない』と思って、講演終了後にマーチンさんと一緒にいらした原子力資料情報室の沢井まき子さんに聞いてみました。
 沢井さん曰く、儲かるということより責任逃れなのではないか、とのこと。つまり、原子力行政の失敗を認めたくない、このままうやむやなまま逃げ去りたい、という事です。
 いやー、スゴイもんですなぁ。たったそれだけのために、私たちの住んでいるところが、魚や貝や海草が放射能に汚染されてしまうという事ですか…思わずRCサクセション(青春時代、ファンだったんです)の『サマータイムブルース』を口ずさんじゃいましたよ。

 とても良い報告会でした。主催の『三陸の海を放射能から守る岩手の会』の皆様に感謝!六ヶ所の再処理工場の稼働は頑張って止めなきゃいけないですね。
 あと、せっかく県議会で可決した請願が軽く扱われているのは納得行かないなぁ。(リンクは岩手日報記事)これって岩手県庁も県議会も、そして何より県民がもっと怒るべきなんじゃないの?

11月19日(土)

 日記を書くのをさぼります。午後から介護保険の勉強会に行ったのですが、その報告もパス。

11月18日(金)

  秋、というかもう初冬ですね。落ち葉の中央通です。

◎ゆとりがないと

 本日、『共育・話して聴いて考える親の会』という集まりに参加して聞いた話。
 ある学校で、生徒に言ってはいけない言葉を喋ってしまいがちな教師がいるのだそうです。(cf.「こんな問題が解らない奴はバカだ」)だから、子ども達の不信感が育ってしまう。不信感があるから、教師の話を聞かない。話が通じないからさらに教師はイライラする。という悪循環が生まれているみたいなのだそう。
 ところが、その教師はいつもそういう暴言を吐くわけではないらしいとのこと。そこで、子ども達の話をよ〜く聞いてみると、どうもその先生が『荒れる』のには一定の周期があることに気づいたのだそうです。
 その周期とは……なんと、研修授業!つまり、研修授業をきちんと滞り無く済ませなければならないプレッシャーがかかっているせいで、教師がイライラしちゃうらしいのです。
 もし、この推理が当たっているのなら、これって本末転倒の大悲劇だと思います。誰か、第三者が一言言ってあげて欲しい。
 この話を聞いていた人が話したエピソードも紹介しますね。こっちは良い話。
 ある教師と『ゆとり教育』について話をしていたんですって。そうしたらその教師曰く、
 「ゆとりを生み出すのは、大人の度胸なんだと思う」。
 授業が遅れても構わない、他の人に何か言われても気にしない、そんな感じの度胸。
 この話をした人も「度胸と我慢がゆとりをつくる」と言っておりました。
 う〜ん…確かにそうだ。名言だと思う。心にしまっておこう。

11月17日(木)

◎作文

 PCに向かっている時間が6時間以上の日が3日も続くと、肩は凝るし頭が痛くなります。これって電磁波の影響なんでしょうか?
 昨日も髪を切った後は事務所で作文でした。ここのところ書かなければならない文章の多さに辟易しています。喋った方が早いけれど、会える人は少ないしなぁ。おまけに喋っただけでは、自分の中に蓄積していかない様な気がするのですけれど、こんな風に思うのは私だけなんでしょうか?
 毎度おなじみで恐縮ですが、市民会議ニュース(活動報告)が出来あがりません。2日に聞いた『サティのインタビュー』が短くならない…。ひょっとしたら次回は8ページになってしまうかも。しかし、作るのに時間がかかって、配って歩く時間が無いんじゃないのか?それってものすごくナンセンスな感じがするぞ。

11月16日(水)

◎髪を切る

 別に失恋した訳じゃないんですが。(これって、あまりにも「ベタ」で「イタイ」ギャグかも)
 3ヶ月半も美容院に行かなかったので、非常にむさ苦しくなってしまっておりました。非常にスッキリ!ちょっと寒いです。
 カツトしてもらっている間に、筑摩新書の『萌える男』を読んでいました。青春時代が80年代だったので、オタク話にはやっぱり興味がある、なんて軽い気持ちで読み始めたら「あ、自我の話だ、ニーチェが出てきた…」思ったより堅いです、この本。
 あまりの堅さに、途中から美容師さんとスターウォーズ話になだれ込んでしまいました。

11月15日(火)

 雪、降りましたよね?
 デンドロビュームをテラスに置いているんだけれど、まだ大丈夫だろうか?(今日これからは中に入れる時間がないと思う。彼女らは今晩の寒さに耐えられるかしらん)

 ◎盛岡市母親クラブ連絡協議会主催の子育てフォーラム

 本日、プラザおでってのホールで開かれました。講師が水沢市青少年育成市民会議の大村千恵さん(はい、子どもの居場所・ホワイトキャンバスのあの方です)だったので 、ファンとしては聞きに行かなきゃいけないと思いまして、昨日に引き続き風邪でお休みの子どもをじいちゃんにあずけて出かけました。(母親クラブの皆さん、挨拶もそこそこにダッシュで帰ったのはそのせいなんです。ごめんなさい)

 大村さんのお話を聞く度に、子ども達と『寄り添う』という事がどういうことなのか、という事を考えさせられます。私も「自分の仕事の一番大切な部分は人からお話を聞く事だ」と思ってはいるんですが、その人から話を聞く事よりも話してしまうことの方が多くなっちゃう事ばっかりで…

 実は大村さんは、お子さんが中学校に入るまで仕事をなさっていたのだそうです。それも「子どものために仕事を休むなんてもってのほか」というほど、ハードな仕事の仕方をしていたのだそう。(ちょっとばかり、ワーカーホリックが入っていた?)
 ある冬の日に家に帰ると、子どものズボンが焦げているのを発見。その理由を聞くと、雪遊びをしてズボンを濡らしてしまい「お母さんが困るだろう」とストーブの上に直置きにして乾かしていたら焦がしてしまい慌てて外の雪で消した、とのこと。
 「これではいけない」と思った大村さんは、子どもさんが中学校に入ると同時に仕事を辞め、専業主婦に。今は大人になったご長男さんが「うちの親は、これで良いのか?と思うほど、子どもに(ああしろ、こうしろと)何も言わない親だった」と言うような暮らしを始めたそうです。
 でも、放任ではないんですね。
 子供と一緒にパックマン(懐かしーっ)に夢中になったり、添削の通信教育(学校帰りに「君にも100点がとれる」というチラシをもらって、お子さんが自分から「やりたい」とねだったのだそう)を子どもさんと一緒にやったり。子どもが興味を持ったことを、一緒に体験しているんです。

 私はこれが「すごい!」と思ったのです。だって、自分の子どもと同じ目線になるのって、すっごく難しいことだと思うのね。このお話しを聞いて、『寄り添う』って『同じ目線になろうと努力すること』なんじゃないか、と思いましたよ。なかなか出来る事じゃない。
 おまけに、その事を義務ではなくて興味をもってやっているんですよね。自分に興味を持ってくれる人になら、私はホイホイ心を開いちゃうよ。

 もう一つ、心に残ったお話は「子どもは待つ事が大切だと思います。『時間を浪費しなさい』と、ある方に言われました」と仰ったこと。
 これも、子どもに限らず、人の話を聞く際にはとても大切な事だと思います。
 解っているのに、何で出来ないんだろうなぁ…。やっぱり私が、狭い意味での『自分中心主義』だからなんだろうなぁ。

 ある方曰く「大村さんは神様みたいな人だ」。
 私も少なからずそう思います。
 私も10年後位には、大村さんのように、人の話が聞ける人になりたいです。
 これってものすごい『野望』なのかもしんない…(今の私の有り様から考えれば『無謀』かな?)

11月14日(月)

◎下の子まで

 風邪をひいて学校を休んでしまいました。
 それでも人と約束があったので出かける、というのは人としてどうなんだろう?(祖父母は家にいるのが唯一の救い)
 私も、両親共稼ぎで育ちましたが、病気の時は母親にそばにいて欲しかったな。
 こういう経験がありながら、子どもを置いて出ていってしまうのは、やっぱり業が深いからか?

11月13日(日)

◎日曜日的(私には決まった休日はないけれど)

 風邪のためだらだらとすごしました。(ああ、仕事が溜まっているのにぃ〜っ!)
 事務所に来る時、自動車に乗りこむと(バイク乗らないのは今日で3日目)、何となく堕落してしまったような気になるのですが…これって変だよね。

11月12日(土)

◎門間の明日を考える会に参加

 川井村の門間地区で「もし、川井村が宮古市との合併を目指すなら、門間地区は盛岡市と合併したい」と考える皆さんが、表題の会を結成し活動しています。そこに招かれてお話しをさせていただく機会がありました。(盛岡女性の会代表代行の下田さん、元門間小中学校PTA会長さんとご一緒させていただきました。)
 私としては『合併する、しないは別にして、今住んでいる地域に今後も住み続けていくためには、そこの良いところを発見して外に宣伝していくこと。』という、以前から考えていたことをお話ししたんですが、会場にいらした地元の方から「ここにはとても良いものがあり、その良さをみんなが解っているのだけれど、私たちは宣伝下手なのです」と発言がありました。
 どこも同じなんだなー、と思った次第。
 「外に宣伝していかなければ地域として生き残れない」という時代の方が、考えてみれば、おかしいような気がしました。どうして『ある程度の人口』がないと、地域として生き残れないんだろう?この問に色々答える事は今の私にも出来ますが、その答えの全てがしっくりこないです。

11月11日(金)

◎風邪をひきました

 子どもからうつったようです。気のゆるみでしょうか?
 どうも先週末から我が家は病気続き。今日も耳鼻科に連れて行きましたが、しかし、耳鼻科って混んでいますねー。2時間半くらいかかってしまいました。

11月10日(木)

◎盛岡市の歴史的建造物

 観光対策特別委員会がありました。本日は建築家の渡辺敏男先生に案内をお願いして、河北・河南地区の歴史的建造物を見て歩きました。
 いや〜…、普段は気づかないけれど、面白そうな建物が色々あるのねぇ。本日は写真で紹介します。

(左)油町の本舘邸。上を見ると、なんて素敵!
(下)同じく油町。吉興商店さん。
 私の聞き間違いでなければ「家中全て檜づくり」。







 清水町の石井県令邸。

(左)全景。ちょっとだけスティーブン・キングが入ってる?(こんな事言うと怒られるか?)
(右)地下。レンガがむき出し状態のまま。こっちの方がカッコイイと思った。でも、保存のために壁を作っちゃうんだろうな…
(下)屋根裏部屋と窓(♪蔦のからまぁるチャペーェルで)。

 馬町の村井邸。
 極めてスタンダードな盛岡町屋なのだそう。ああ、中庭が美しい…

 鉈屋町。左が岩手川工場、右が島村邸。

 島村さんのお宅は、手を入れているのですが、あくまでも「以前と同じように」。よく、町屋は「寒いし暗い」と言われるので「何故前と同じように?」とお聞きしたら「二世帯住居にしようと思ったんですが…変えるのが忍びなくて。」とのこと。その気持ち、何となく解る気がする。

 今まで暮らしてきた街並みが、どんどん変わっていくのは寂しいし嫌だと私は思います。そういうものに囲まれて育ったから、今の私になったのだと思うし。観光資源という観点からの視察だった(と、思う)のですが、「今ここにあるものが、今の私たちを作り出した」という事を再認識しました。変えるにせよ変えないにせよ、それは自分たちが選択して行うことが一番大切な気がします。

 
11月9日(水) 昨日はさぼりました。(気がついたら朝でした…)

◎ぎっくり腰

 先週末から腰が痛くて仕方がない。それも「もう少し無謀に動いてくれれば、私が一突きしますよ」と悪魔がささやいている様な痛さで。
 マズイですよ、これは。

◎映画祭のお知らせ

 友人から教えてもらいました。11月19、20日に東京方面に行く方がおりましたら。
 映画『日本国憲法』の監督ジャン・ユンカーマンさんとか「パッチギ!」の井筒監督(私は見逃したのだ!見たかったのにっ)がゲストです。

さらば戦争!映画祭〜人間が始めたものは人間がやめればいい
http://www.eigasai-60.com/

11月7日(月)

◎自己責任

 2日のインタビューのテープおこしが、明日にはやっと終わりそうになった。サティの閉店の問題にからんで借地借家法について、重要なキーワードとして出てくる話なのだけれど、それを聞いているうちに「自己責任」について考えた。
 例えば保健の契約書には、小さい文字でびっしり但し書きが書いてあるけれど、契約をする際に、あれを全部読む人はどれくらいの割合でいるのだろう?結構沢山の人が、契約書を持ってきた人を信用して、はんこを押すんじゃないだろうか?
 契約書を持ってきた人間に悪意があった場合、いや、たとえ悪意がなかったとしても、その人自身が良く知らないままに、人に契約を勧めていた場合、はんこを押すことを頼む側とはんこを押す側に理解の違いがあることは、多いと思う。それによって不利益を被った場合、やっぱり、はんこを押した側が悪いんだろうか?
 いわゆる「自己責任」論であれば、当然そうなるけれども、でも、それが甚だしくなってしまった社会はすっごくギスギスしていそうな気がする。そういうところに、あたしは住みたくないけれど…

11月6日(日)

◎夜間診療してくれる医療施設があるということ

 昨日の夜、「さてそろそろお風呂にでも入って寝ようかな」という23時過ぎ、二階からしくしく鳴き声が…。行ってみると長女が「…耳が痛い」。
 少し前から風邪をひいていたので多分中耳炎だろうと思いつつ、高次救急センターへ。
 2〜3時間かかるだろうと覚悟をして行ったのですが、一時間ちょっとで家に帰ることが出来ました。診察してもらって安心した子どもは痛み止めを飲んで、すぐ寝てしまったし。こういう時に「医療機関がある盛岡に住んでいて良かったな」と思うわけです。(これが、車で3時間もかかるところだったらやっぱり心配だろうな、と。)
 県立病院の統廃合について検討されているけれど、やはり医療圏全体でどうしていくかを考えないと、過疎や少子化が進む原因になってしまうのではないかと思います。以前、だれもがホスピスケアを受けられるような体制について考えた時にも「医療圏ごとの地域医療計画が必要だ」と思いましたが、今回のことでも、そう感じた次第です。

 前述の理由でかなり寝坊した。午後から、樋口強さん落語講演会の反省会に参加。

11月5日(土)

◎子どもは大切にされているか

 午前中は参観、午後から子ども達の小学校のバザーでした。
 しかし、父母祖父母そろって学校に来る家庭も結構あるんだなぁ…。こうやって身近なところでは、子どもはとても大切にされていると感じるんだけれど、片一方では虐待が増えているんだよね。
 う〜ん…。

 
11月4日(金)
◎ぼーっと

 2日にインタビューしたテープ興しが遅々として進んでいない…どうしよう。
 風邪をひいてしまって、ぼんやりしています。体の調子が悪いので、こういう風にぼんやりしたまま時が過ぎていってしまえば良いな、と考えたりして。
 これって非常に良くない傾向だと思う。

11月3日(木)

◎私の「神様」が市政功労特別賞を受賞!

 皆さんは中村誠氏をご存じでしょうか?ご存じでない方は、名前をクリックしてください。盛岡市観光コンベンション協会のサイトで、中村氏を紹介しているところに飛びますから。
 この中村誠先生は、私の「神様」なのです。
 中学(高校だったかな?)時代、県民会館で開かれた先生のポスター展は衝撃的でした。写真の「切り方」の何と都会的なこと!
 「こんなセンスのいい人が盛岡で生まれたなんて!でも、ちょっとだけ、盛岡生まれというのも解る気がする。盛岡ってセンスいいもんな」
 『中村先生みたいなポスターをつくる人にいつかなりたい』と思っていた私が、どこででどう間違って市会議員になっちゃったかを話すと長くなりますから省略しますが、この「神様」が今年の市政功労特別賞を受賞され、わざわざ授賞式に来てくださいました。(普段は、私が行っても下品になるだけだろうと、授賞式など固い席には参加しないことが多いのですが、本日は行きましたよ。中央公民館の授賞式。)
 先生が学生だった頃は戦争の真っ最中。先生も徴兵され、戦地で終戦を迎えたそうです。戦争に負けたと聞いて、当時先生は泣いたそうですが、次の日、「戦争には負けたかもしれないが、デザインではアメリカに勝とう」と思ったというお話しを授賞式でなさいました。
 あの都会的な、切れの良いデザインをなさる先生に、そんな思い出があったとは…

 ところで、本日の先生も、とてもダンディでございました。(デザインだけじゃなく、ご本人様もとても素敵なんです)盛岡がとてもすてきな街であることを人に伝える時、私はよく「中村誠さんが生まれ、育った街なんだよ」と言います。広告美術関係の人であれば、結構伝わります。

11月2日(水)

◎サティ

 盛岡サティの閉店について、テナントの方々からお話しを聞きました。この内容については、後ほど市民会議ニュースとしてまとめて皆さんに提起いたしますが、盛岡市の核店舗が次々と閉店に追い込まれていく事に対して危機感を感じます。
 今回のサティに関しては、専門店街が頑張ってくれそうな気がするので、私としても一生懸命応援したいと思っているところです。
 子細は後ほど。(早くテープ興しをしなくては!)

11月1日(火)

◎家事

 同居の母が急用で早朝から外出。数日前から妹夫婦が帰省中なので、いくら忙しくても「冷凍の牛丼を暖めた夕飯じゃまずいよなー」と下ごしらえっぽいことをやり、洗濯物を干したらお昼になっていた。

 主婦って偉い、と思う。

最近の日記
以前の日記
トップページへトピックス一覧