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いせ志穂の「つれづれ日記」
8月24日(火)

「更新しなくてすみません」というお詫びから始めるのがお家芸の様になっちゃいました。
「この一ヶ月、どこで何をやっていた!?」と思っていらっしゃる方もいるかもしれませんがそれについては後日。
まずはマイケル・ムーアの映画「華氏911」の感想を茶化さないで書きます。敬意を表すべき作品だと思うので。(盛岡フォーラムとワーナー・マイカル・シネマズ北上で上映中。上映の子細はそちらにお問い合わせください)

◎国家とは何なのか? ―― 「華氏911」を観て  

 マイケル・ムーアはでっかい子どもだ。その証拠にいつもデトロイトタイガースの野球帽をかぶっている。(笑)子どもだから「こんな事、聞いちゃいけないだろうな」なんて思わない。自分が感じたことを誰に対してもすぐに質問してしまう。
 「どうして僕の友人が9・11事件で命を落とさなければならなかったの?どうして前回の大統領選で多くの非白人系国民が投票出来なかったの?どうして国会議員の息子はイラクに行かないの?etc.etc.etc.…」
 彼に対して、まず感じるのは無邪気さだ。

 小泉首相は「華氏911を観るか?」というマスコミの質問に対して「批判ばっかりしても意味がないんじゃないの。批判よりも建設的な議論。政治的な立場の偏った映画は、あまり見たいと思わないね」と言ったそうだが、これは非常に的はずれな発言のように思う。前回の大統領選挙に不正があったとか、イラク戦争に断固反対とか、米国の政治課題に対してムーアは当然意見を持っている。おまけに、昨年のアカデミー賞授賞式での「ブッシュ大統領は恥を知れ」発言に代表されるように、今までそれを大声で表明してきた。しかし、この映画が最後にたどり着く場所は、そういうものとは質が異なっているように感じる。単なる「ブッシュ批判」ではないのだ。統計資料・ニュース映像・インタビューなど様々な側面からの情報集積の結果、ムーアは「国家とは何なのか」「ではどうするか」という問いにぶつかった。それを私たちに投げかけることで、非常に建設的な議論を起こしたがっているような気がする。

 「華氏911」には、前作「ボウリング・フォー・コロンバイン」と同じように、笑える部分は確かにある。しかし、映画全体は「喪失感」に支配されているように思った。
 マイケル・ムーアという人は反ブッシュ勢力のプロパガンダのように言われているが、果たして本当なんだろうか?ある意味、ものすごい愛国者なんじゃないだろうか?
 彼は、アメリカン・ドリームという言葉に示されるような機会の平等であるとか、「スミス都へ行く」とか「12人の怒れる男」(我ながら古い!)で描かれたような清教徒的民主主義や正義、そういった「良いアメリカ」への可能性を信じていたのではないかと思う。期待をしていなければ失望はない。喪失感なんて生まれようがない。

 これと似たような感覚をごく最近、持った事を思い出した。4月、イラクで拘束されていた邦人が解放された後、「自己責任論」なるものを声高に語る人たちが市民の中にも急増した。そのような発言に接するたびに感じたのは「怒り」よりも「悲しさ」だった。
 私もあの時に何かを失ったのかもしれない。

 映画の中に、イラクに従軍していた息子を亡くした母親がホワイトハウスを訪ねるシーンがある。彼女は泣きながらつぶやく。「なんて私たちは無知だったの」「来て良かった。今は私の気持ちをぶつける場所が解る」
 失われた命は戻らない。
 しかし、それ以外のものは取り戻すことが出来るのかもしれない、と思う。
 だから、今ここから出発したい。
 戦争を続けたいと考える勢力は今後もテロリスト勢力の拡大や仮想敵国の脅威をあおり、恐怖によって人々を分断し無力化させようとするだろう。戦争を続けなければならない理由は自分たちの権益を守るためだけだということが、これだけ明らかになってしまった今、彼らにはそれしか方法がないから。
 だから私は言い続けたい。政治や社会を変える力は市民の人たちの中にあるということを。

 最後に。
 今回の映画のテーマのようなことを、私は若かりし頃に真剣に考え、その結果としてこの手の活動を始めたことを映画を観ることで思い出しました。
 初心に還らしていただいたマイケル・ムーア監督に感謝。
 たくさんの方に観ていただき、考えていただきたい映画です。また、感想も教えていただければ幸いです。国の「ありよう」は米国も日本も同じだと思うので。

◎で、イラクの情報です

 4月の「邦人人質事件」の際に情報提供していただいた、東ティモール協会の益岡さんから情報が入りました。
 以下のページに「4月10日 元米兵の東京・中野での講演」と「4月12日 イラク人2名の東京・文京区での講演」の内容がアップされています。
http://teanotwar.blogtribe.org/

 
7月12日(月)


◎心から、御礼申し上げます

 色々と無理をお願いいたしましたのに答えていただいた皆様、本当にありがとうございました。おかげさまで良い結果が出ました。
 悪条件の中で頑張っていただいたボランティアの皆様に比べて、自分のふがいなさに少しばかり「ガックリ」きています。(下記に詳しくあります)
 今後も喜納昌吉さんの活動を見続けてくださいますよう、お願いいたします。また、ご意見も受け続けますのでよろしくお願いいたします。

 今回の結果について(まだ印象ですが)「とにかく小泉政権の暴走を止めたい」という民意の反映だったのだろうと。国会が終わってすぐの頃には、むしろ無力感の方が大きかったと思うのですが(お友達の名言です。「いつもの選挙なら、誰に入れたらいい?、って感じだけど、今回の選挙は、誰にも入れたくない…、って感じ」)選挙中盤あたりから、反小泉色が非常に強くなってきた様に思います。
 6月23日にもそれらしいことを書いていますが、今後の日本の行く末(「ビジョン」って言えばいいのかしら)について、今後出来るだけ多くの方とお話(「意見交換」)をしていきたいと思っています。そういうことなしには「市民のための新しい党」なんて言っても、何が何だか訳が解らないということを、今回の選挙を通じて思い知らされました。(反省する部分もたくさんあります…)

◎紫外線アレルギー

 個人的にショックな事がありました。上にも書きましたが「体力の衰え」についてです。
 実は完全に紫外線アレルギーになってしまったことが、この選挙期間に証明されてしまいましたぁ〜。ちょっと気を許すと、顔が腫れ上がり、だるくて起きあがれません!(4日位、寝込んでしまった…)

 と、いうことで、今後日差しが強い間は「ばかでかい帽子(お気に入りは麦藁)、長袖パーカー、サングラス」という、非常に怪しい格好で外を歩いています。ショーウインドーなどに映る自分の姿を見てしまうと自分で自分のことを「ビックリ」してしまう状態…
 上記のような格好の人に声をかけられても、おののかないでくださいね。

6月23日(水)

ほぼ2ヶ月ぶりの更新になってしまいました。(今までで一番更新しなかったんじゃないのかしら…)自分の事務能力のなさを反省しつつ書いております。_(_^_)_

◎参院選

 明日から始まる参院選に「どういう風に臨もうと思っているか」については、トピックスに書きました。励ましもお叱りもたくさんいただいております。誤解を恐れずに言えば、その一つ一つが、私は嬉しく感じます。もっと多くの方々と、今後の日本、特に今後の「あるべき日本の姿」について、今回の選挙戦の中でお話をしていきたいと思っています。もし、いせを見かけることがありましたら、ぜひ論争をふっかけてください。時間がないときは「すみません。後で」と言ってしまうかもしれませんが…
 私が今一番考えていることは「政権を変えなければどうしようもないなぁ」ということです。
 じゃあ、どういう勢力なら政権を変えられるのだろう?また、政権を変えて、どういう日本を作っていこうと思っているんだろう?考えていることは次々とふくらんでいきます。
 昨年の4月から今まで、おかげさまで色々な経験をつませていただきました。自分の選挙では、市民の声を聞き「現場で何が起こっているか」をもとに政策を検討していく重要性を再認識しました。盛岡市長選では、市民を信用して一歩踏み出せば、必ず変化が起きることを学びました。イラクの一万人行動の時もそう思いました。
 明日からもそうやって、私の方針をたくさんの方に提起していきたいと思います。
 書きたいことは色々ありますが、ああ時間がない。
 7月12日まで、一時、さようなら。

 
5月1日(土)


◎郡山さん、今井さん、ありがとう。

 昨日、お二人が記者会見しましたね。
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2004/hostages/
(共同通信)
 アサヒ・コムには今井さんへのインタビューもありました。
http://www.asahi.com/national/update/0501/014.html

 内容を読みました(テレビの映像もちょっとだけ見ました)が、とても共感しました。(それこそ、彼らを誇りに思いました。ま、私が勝手に思っているだけなんですけどね)彼らが無事に帰ってきて、本当に良かったと思いました。どれだけの力になったのか、検証する術はありませんが「自衛隊を今すぐ返そう!県内一万人行動」に取り組んだ事も報われた想いです。
 
彼らは「期せずして」でしたが、最近ファルージャへ入った人たちから情報が伝えられ、米軍の撤退につながったと私は思います。「停戦する」と言いながら民間人を殺傷し続けた事実もありますので一概に安心はしていませんが、今回の米軍撤退は世界世論の勝利だと考えています。

 
療養中のため、記者会見が出来なかった高遠さんがとても気がかりです。「あなたは悪くない」と言ってあげたい。
 高遠さんをここまで追いつめたものは何なのか。
 私は今回、政府・与党の皆さんがこの3人にしたことを決して忘れないと思います。

◎「未納兄弟」

 正直、開いた口がふさがりません。
 「海外でボランティアをやっている人やジャーナリストに難癖つける前に、自分が年金を納めているかどうかくらい調べておいたらぁ…」と、福田官房長官に嫌みの一つも言いたくなります。(このイヤミ、品がないけどね)
 
管直人民主党代表にしても然り。
 私は彼らの「ミス」に対して憤慨しているのではありません。間違いは誰にでもあります。彼らの弁明を聞いていると、色々制度上の矛盾もあるようですし。
 私が一番納得がいかないのは、年金改革法案の衆議院通過の前に未納者を明らかにしなかったことです。「弁明」をすれば、制度に問題があることがはっきりしてしまい、今国会での成立が難しくなるかもしれない、という読みがあったのでしょう。
 これって国民に誠実じゃないですよね。
 管直人、自分から未納を告白して「こういう制度上の欠陥があるものだから、もっとじっくり話し合いましょう」と提起していたら、民主党の株が上がったんじゃないのかしら?「隠そう」とか「弁解しよう」という姿勢だけが見え隠れしているようです。

 何にせよ、今回のことは醜悪です。

4月28日(水)


◎藤沢町

 会派の視察で岩手県藤沢町に朝から行って来ました。
 いやー、面白かったです。
 今まで「徹底した情報公開を行ない、職員と市民の役割分担を自治基本条例ではっきりさせている」北海道ニセコ町や、「市民委員会を作り市長の予算案についての意見を議案提出前に募っている」埼玉県志木市、「職員の地域担当制」などなど、市民が行政と一緒になって、市の施策を決定していく仕組みについて、市議会での質問に取り上げてきました。
 知らなかったんですよね。岩手で上記のようなことをやっている自治体があるとは…
 藤沢町は、とても先進的な取り組みをやっていました。おまけに、この町の素晴らしいところは、町民誰もが「それが普通だ」と考えていること。
 今日は書けませんが、子細の報告を近いうちに行ないますね。ホント、すごかったんだから。

4月27日(火)


◎全部書いていないのに、転送されちゃいました

 昨日、途中まで書いて、あまりの肩こりのひどさにノックダウンされ「明日続きを書こう。日付は後で変えよう」と家に帰りました。本日、いわしな鍼灸院(いわしな先生は「ゴッドハンド」を持っていると思う。肩こり解消!休んでも休んでも良くならなかった理由は「加齢による基礎体力の減少」だって…まだ若いと思っていたからちょっと悲しい。21日に42歳になっちゃったしなぁ)に行った後、事務所に来たら、HP管理者が「あれ?途中だったの?もう転送しちゃったよ」とのこと。あたしの文章って、途中かどうかも解らないような文章なのかなぁ?それも「ちょっと悲しい」

◎昨日の続き

 辻さんは「100万人のキャンドルナイト」http://www.candle-night.org/の呼びかけ人。以前お話ししたときの「ノリ」で、キャンドルの光の中でインタビューゲームをするという舞台設定だったのですが、何と、キャンドルに火がつかず、インタビューゲームの始まりは舞台裏で、てんてこ舞いでした。そのせいで、平井さんから辻さんへのインタビューは、あまりきっちり聴けませんでした。
 辻さんが話していたことで印象に残っているのは「マイノリティーに惹かれる」ということ。「日本が多様性を認めない社会で息苦しい」ということ。
 平井さんが話していたことで印象に残っていることは「捨てる、ということが最近のテーマだ」ということ。「情報は自分の中で処理をしてしまって、書類は捨ててしまう。(平井さんにとっての)情報処理とは、自分の文章を書く事である」ということ。
 お二人が後ほど、それぞれについて書いた作文の読み上げを聞いて、私と違うところに関心を持ったということを知りました。

 第2部では、会場からの質問を受けてフリートーク。
 実は司会をやっていて、こっちもメモを取れなかったんですよね。
 印象に残っているのは、「教育はてまひまをかけて行なうべき」という辻さんと「てまひまをかけることで、自分で考えるチャンスを子どもから奪っている」という平井さんとで、論争になったこと。でも、端から聞いていると、辻さんも「あれやこれや、子どもに世話やきをするべし」と言っているわけではないし、平井さんも「ただ、ぶっ放しておけば、子どもは良くなる」と言っているわけでもない。「子どもは、ゆっくり待ってあげなければならない」というおんなじ事を言っているように聞こえたんですよね。「てまひま」という言葉の「てま」に力点を置くのか「ひま」に力点を置くのか、の違い、みたいな感じでしょうか。
 結構激しい論争だったのですが、お二人が、それぞれの違う所・同じ所を推し量るために言い合っている、というのは、見ていて気持ちがよいものでした。「相手を全否定しない討論」というものを見たような気がしました。

【ここから私の感想です】
(まぁ、今まで書いたのも「私を通した報告」なので、感想に近いものなのですがね)
 私は今回の催しにあたって「今、考えている2つのことを整理する糸口がつかめればいいな」と思っていました。

 一つ目のこと。
 私は政治活動をする上で「多様性を認める社会を創りたい」と、何度も公言をしているわけですが、そういう発言をしていること自体が「自分は少数者である」と言っている様なものだと、最近気づいたのです。で、あれば「多様性を認める社会」なんて未来永劫出来ないのではないかと思っちゃったんですよね。少数派だから。
 第2部でのお二人の論争を見て、多数派であるとか少数派であるとかよりも、現実に対して「どうすればよいのか」ということを真摯に考えていく事こそが「多様性を認める社会」を創っていくのではないか、と感じました。意見が違っても、コミュニケーションを成立させることは可能である、と。
 この場合問題なのは、むしろ、対立を恐れて「自分が何を言っているのか」を曖昧模糊とさせていくことが、コミュニケーションの成立にとって障害になっているような気がしました。話している相手と、同じ点、違う点をはっきりさせる、つまり「自分をくっきりさせる」とでも言いますか、それが重要なのだと思います。こういうことが、話を聞いている相手にできるだけ情報を与える、という事なんでしょうね。

 二つ目のこと。
 「多様性を認めよう」と言った場合、「私はブッシュ大統領の意見も認めなくちゃいけないのか?」ということ。「やっぱりそれは出来んなぁ…そもそも嫌だ」というのが、本音ですから。
 結局、今たどり着いている境地は「話は聞くけど、納得できないものは納得出来ない」ということです。(当たり前すぎて笑えますが…)
 たぶん、ルールの問題なんですよね。「たとえ権力を握っていても、多数派に属していても、強権をもって他人を従わせない」というルールの。

 そして最後に、インタビューゲームがらみではいつも感じることなんですが…
 私なんかは「自分を中心に世界が廻っている」と思っているので、ついつい「いっぱい話せば自分の伝えたいことが伝わる」と思いがちなんだけど、そうじゃないんですよね。やっぱり、人は「自分の聞きたい話を、聞きたいように聞く」ものなんだなぁ、とつくづく感じました。

 私は、人が共感してくれないと成り立ち得ない仕事をしていると思います。そして、それは私だけではなく、多くの人の仕事もそういう側面はあるでしょう。
 でも、たぶん、人が「説得できる」と考えること自体が、思い上がった事なのかもしれません。
 だから今後も、自分の主張をもっとはっきりと、もっとくっきりと表わしながら、「人と意見が違うことに一喜一憂しない」、「できるだけ多くの人と、行けるところまで一緒に行く」姿勢を貫いて行こうと思います。

 …なんか、決意表明みたいになっちゃったな…

 
4月26日(月)


◎積雪

 昨日は何だったんでしょう?一昨日の霰にも「辻氏、平井氏歓迎の霰か?」と思いましたが、まさか積雪まであるとはね…

◎大船渡市議選

 お友達(と、簡単に言っていいのだろうか?三浦さんに否定されたりして)の三浦隆さんが再選されました。選挙期間中だったので報告できませんでしたが、実は17日〜21日までお手伝いに行っていました。あまり何も出来ませんでしたが…
 おめでとうございます。

◎スローな学び

 24日に、環境活動家の辻信一さんと教育研究家の平井雷太さんをお招きして行われた「2004教育ひろば スローな学び」の報告を書きます。(長いぞ。覚悟してください)

 第一部は辻さんと平井さんの「インタビューゲーム」
 「インタビューゲーム」というのは平井さんが開発したコミュニケーションツールで、私も何度か体験しています。面白いんだ、これが。その内容から説明しますね。
【概要】
 それぞれ時間を決めてインタビューし合い、その後聞いた内容を記事にまとめ、インタビューをした相手にチェックをしてもらい、お互い自分について書かれた文章(これの始まりは「私は辻信一です」という風に、自分の名前が書いてある)を読み上げる、というもの。
【3つのルール】
1.何を聞いてもいい
2.聞かれたことに答えなくてもいい(だから「何を聞いてもいい」ということです)
3.聞かれていないことを話してもいい
 1は「聞く自由」を2は「答えない自由」を3は「話す自由」を保証しています。
【2つの注意事項】
1.インタビューをする側は聞くことに徹し、される側は答えることに徹する
2.聞く側は相手の答えから連想した質問をするようにする
 1がうまくいかないと、だらだらとした「世間話」になってしまう可能性があり、2の様にしないと「好きな食べ物は何ですか?好きな作家は誰ですか?」という風な「アンケート」になってしまう。
【書くこと】
 これは私の勝手な印象ですが、この「書く」という作業は「編集」だと思っています。「私の見方でインタビューした相手の一部を切り取って編集すること」というのが、一番近い感じでしょうか。
【チェック】
 平井さんは「赤入れ」と言います。書いてあることに間違いなどがある場合、インタビューした相手が直してくれます。これをやってもらえると解っているから、私なんかは相手が口に出して言っていない事まで書いちゃうもんね。「多分この人が言いたいことはこういうことだ」とか勝手に解釈して。そういう部分を直されると、自分の「思いこみ」について考え直させられます。ハイ。
【読むこと】
 以上の様な性質のものなので、自分について書かれた文章を読み上げるのはちょっと恥ずかしいことでもあります。でも、照れずに淡々と読むのがポイントです。

 今まで平井さんがたくさんの人の前でインタビューゲームをする場合、「書くこと」以降はやらなかったのですが、私としては、辻さんや平井さんがそれぞれの「どういうところに関心を持つのか」ということに興味があり、実行委員会に「最後までやってもらいたい」旨を話してみたら「開始2時間前の直前打ち合わせでお願いしよう」と言うことになり、結局、辻さんも平井さんも快くOK。

4月16日(金)


◎【イラク緊急行動関連】3人の解放

 昨日、テレビのない部屋にいた私に、長女が「お母さん、お母さん。大ニュース!人質解放だって!」と教えてくれました。
 「とても嬉しい」のだけれど、更に2人の方が誘拐されたニュースもあり、ファルージャでの虐殺のこともありで、手放しで喜んで良いのか、複雑な感じでした。

 今朝、新聞を読んでいても、日本政府が今回の事件で「何をやったのか」がよく解りません。新たな誘拐事件についての情報もNGOから入ったとのこと。あちこちから私の所に入ってくる情報から推測すると、解放に向けて奔走したのは全世界からイラクに入っているNGOなどの民間組織のように思われます。それに対して「日本政府はイラクでの交渉のパイプを持っていない」という記事も。
 自衛隊は「人道援助」に行ったはずなのに、何故に交渉のパイプを持っていないのでしょう?とても不思議で、なおかつ腹立たしくあります。

 トップページできちんと書きますが、今回のことは宗教者やNGOの奔走、そして世界各地で「戦争に反対し、イラク国民を支援する目的で入国した3人を助けよう」という声が巻き起ったから、解決したのだと思います。

 イラクの状況を考えると悲しくなりますが、今回の事件解決が「世界の市民が連帯して、大きな力となる」可能性を示唆してくれたことには、とても感動しました。
 そういう意味で、今回声をあげてくれた皆さん全てにお礼を言いたいです。
 どうもありがとうございました。

 今後はマスコミで知らされない、ファルージャでの虐殺行為について、皆さんにお知らせする活動を行ないたいと考えています。「自衛隊が武装した米軍を輸送している」そうですが、それってどう考えても「米軍への加担」ですよね。
 一刻も早い自衛隊の撤退とイラク戦争の終結を実現させたい。
 そして今度こそ、全世界の市民の力で、戦争を止めさせたい。
 「できる」と思います。今回のように、みんなが声をあげてくれれば。

 また、力を貸してください。

 
4月15日(木)


◎【イラク緊急行動関連】私を号泣させたレポート(今日の署名数143)

 今日の早朝、友人から転送されてきたメールの中にあったレポートです。
 4月11日、イラクのファルージャで米軍が行なっている民間人への虐殺行為がどういうものか書かれていました。
 マスコミが「イラク、ファルージャで戦闘激化」と報じると、武装した兵士同士が戦っているようなイメージを連想します。でも、そうじゃないんですね。米軍は「停戦」と言いながら武器を持たない民間人を狙撃している。救急車まで狙撃される。ファルージャから逃げようとしても、町が封鎖されて逃げられない。彼らはどうしようもない状況に突き落とされているのです。「ただ、そこに住んでいた」というだけで。

 世界の理不尽さに対して、そしてその理不尽な世界を今すぐ変えることの出来ない自分の無力さに対して、腹が立って腹が立って、大泣きしました。
 是非、たくさんの方にイラクの現状を知っていただきたいと思います。読んでください。
http://www.jca.apc.org/~kmasuoka/
(ファルージャの目撃者より:どうか読んで下さい)
 上記が文字化けして、操作がよくわからない方は、以下のアドレスからどうぞ。
http://www.onweb.to/palestine/siryo/jo-fallujah.html

 拘束された方々(誤報であることを祈りたいのですが、今は5人になっているかもしれません)に対して「自己責任」となじる様な発言が、ここ数日マスコミで多く聞かれますが、その様な発言は言語同断だと思います。上記のレポートを書いたジョー・ワィルディングさんのような方がいるからこそ、助けられるいくつかの命があり、また、そこに住んでいる人の立場からの「本当の戦争の状況」が伝えられるのです。今、イラクで拘束されている方々を貶めるような発言は許せないし、特に政府筋でのその様な発言は明らかに責任転嫁だと思います。

 今、ファルージャで行なわれている米軍の虐殺を、自衛隊は止めてくれるわけではありません。それは「自衛隊は戦闘地域で活動しない」とイラク特措法で決められているからではないと思います。なぜなら、どこの国の軍隊も、ファルージャで見殺しにされようとしている民間人を助けに行かないのだから。少なくとも、今回のイラク戦争で、軍隊が守ろうとしているのは「人の命」ではないですね。ブッシュ大統領が言うように「自由と民主主義」でもない。米軍が行なっていることは「自由と民主主義」から一番遠い事です。

 サッカーでもして遊んでいるべき年頃の子どもたちが、虐殺されたり、少年兵として米軍と戦わなければならないなんて…どうして彼らがそんなところに追いやられなければならないのか。そんな世界は間違っています。

 繰り返し、繰り返し、皆さんにお願いしたいです。
 米軍の虐殺行為を止めるよう、日本は行動して欲しい。
 そのことが拘束されている方々を救うことに、必ずつながるとも思います。
 小泉首相に要請してください。お願いいたします。
首相官邸
http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html

4月14日(水)


◎【イラク緊急行動関連】署名総数は2300を超えました

 出口が見えない状況のせいか、どっと疲れがたまってきました。家族のみなさんの疲労はどれほどなのか考えると、ちょっとたまらない気持ちになります。
 昨日・今日の報道では、家族のみなさんの実家に「嫌がらせ電話」などがあるとか。議員や「有識者」の発言に煽られた結果なのでしょう。人の考えは千差万別と言えども、こういうときにその人の「お人柄」が見えてしまいますね。今日の署名集めの時に、それに憤る声が多数聞かれました。

 今日は少し冷静になって(「エキサイト出来ないほど疲れている」って訳じゃあ無いですよ)今回のこの行動の間に考えたことを書きます。どこかで話したり、書いたりしたことかもしれません。(最近、私は頭で考えるより口で話すことの方が早かったりするので。「頭より口の方が賢い」みたいです)何度も聞いた方はご勘弁を。

 まず感じていることは、今回のことは「今後の日本の方向性を決定づける事件だろう」ということ。軍事・外交に関してだけではなく、もっと広範に。「国家のあり方」や「目指すもの」とでも言えばいいのかもしれません。
 ここ数日私は「国家とは何なのか」ということを(私には似合わないのですが、実にシリアスに)考え続けています。

 次に(ひしひしと)感じていることは、私のように直接政治に関わってきた人以外にも、日本国民全体に、上記の「問い」が突きつけられている状況だということです。それも極端に言えば「今すぐ答えを出せ」という風に。

 そしてもう一つ。「理屈」というものは、後から如何様にもつけられる、ということ。これがいわゆるディベートならば、私はどの立場の意見でも整合性がとれた話が出来るような気がします。

 問われているのは「立場性」(こんな言葉あるのかしら?「スタンス」とでも言ったらいいのかな?)なんだと思います。つまり、誰に心を寄せていくのか、誰と一緒に生きていこうとしているのか、ということ。
 もっと言ってしまえば、こういう言い方って「新人類」世代の私はとても恥ずかしいのですが、個々人が「どういう生き方をしていくか」ということに収束されていくと思います。

 だから「拘束された3人のために」とか「イラクで命をおとす民間人のために」とかよりも「自分自身のために」行なっている行動のような気がしてきています。
 私はいつも「市民の力が政治を変える」と言って来ました。本当に、本当にそう思っているのか、それを信じ切れるのか、試されているのかもしれません。
 幸いながら日が経つにつれ、前述のことには「激しい確信」を持ちつつありますが。

 さて、今日も郵便局で「署名速達」を出してから帰ります。
 署名してくれたその一筆一筆が、必ず力になると思っちゃっているものですから。

 
4月12日(月)


◎【イラク緊急行動関連】今、20時40分です。

 先ほどあわてて、日付を間違えたまま転送してしまいました。この下にある日記も今日のものです。(さっきまで11日の日付でした。かなり舞い上がっていますね。ごめんなさい)

 確かに気が動転していて、上記のような様子なのですが、街に出るたびに市民のみなさんに励まされています。署名数は3日間で1800筆を超えました。宣伝活動に「飛び入り」でご協力いただく方もいらっしゃったり…正直、泣けてきます。
 とにもかくにも、一般のみなさんの持っている力を信じて、行動を続けます。
 本当に「それしかない」と思いますもの。
 そしてそれを「肌で感じる」のですもの。

 さて、今日の分の署名を首相官邸に速達で送ってきます。

◎ご参考まで

ワールド・ピース・ナウのホームページです。
http://www.worldpeacenow.jp/

4月12日(月)


◎【イラク緊急行動関連】今、11時です

 朝起きたら、事態は進展しておらず、かなり情報が錯綜しています。
 「自衛隊を今すぐ返そう!県内一万人行動」は継続します。
 引き続き署名や要請活動をお願いいたします。

 私は今朝からかなり感情的になっています。ちょっとマズイくらいに。
 こういう時は、原則に立ち返って考えるべきだと思いまして、ここに私の考えを書きます。
 1.イラク戦争の根拠自体がブッシュ大統領でさえ説明できない事態に陥っている。
 昨日のラジオのニュースでは「9・11」のテロ事件を予測できうる報告書が存在していた模様です。となると、ライス大統領補佐官の証言の正当性が疑われます。
 米国内で「イラクにおける大量破壊兵器の存在」ばかりではなく「テロとの戦い」も「あやしいもの」になっています。
 2.数日前の朝日新聞によれば、航空自衛隊が、武装した米軍兵士を運んでいる。
 これって「米軍への加担」ですよね?負傷した兵士を運んでいるのならまだしも…「自衛隊は戦争をしに行く訳じゃない」のではなかったのでしようか?
 3.イラクでの戦闘の拡大によって自衛隊の復興支援活動は停止している模様
 今の状況が続けば、再開は限りなく不可能かと…
 4.3人の邦人が拘束されているファルージャ付近の24時間停戦は守られていない模様
 政府はとにかくここでの即時停戦を米国に要求すべきです。ひょっとしたら戦闘のせいで解放が遅れているかもしれない。(…そういう客観的状況のせいだと思いたい)

 今朝、舘坂交差点で朝宣伝をしているときに、思わず口から出て、自分自身で納得したことがあります。
 59年前に終わったあの戦争の時、日本の国民は「国体を守る」ために個人を犠牲にさせられました。だからこそ、今回は「国益を守る」ために個人が犠牲になってはいけない、と私は思います。
 だからこそ、あの3人は助けなきゃいけない。
 では、署名集めに行ってきます。

4月11日(日)


◎【イラク緊急行動関連】今、21時20分です

 昨日、署名用紙を持ち帰ってくれたお友達から「良かったねー」という電話があって目覚めました。(昨日も遅くて寝坊してしまったのです)
 昨日、告知した街頭緊急アピールは予定通り行ないまして、その中で「最悪の事態は避けられたと思う」という話もマイクでしたのですが。まだ、彼らの無事な姿が確認されません。
 すごく心配です。
 ささやかですが平和運動や人権運動に関わってきた者として、彼らの無事な姿を早く確認したい。
 とにかく、すごく心配です。家族のみなさんの気持ちを考えるといたたまれません。

4月10日(土)


【緊急のお願いです】
みなさんご存じのように、イラクで邦人3人が拘束されています。彼らの命を救うため、昨日から「今すぐ自衛隊を返そう!県内1万人行動」を呼びかけています。(具体的な中身はトップページをご覧ください)
小泉首相に「自衛隊の撤退を求めるメール・FAXを送って下さい。お願いいたします。
首相官邸 
03−3581−0101 FAX03−3581−3883
メール
 http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html

◎昨日緊急に決めました

 昨日の早朝、「平和を願うつどいin盛岡」を一緒に取り組んだ友人から「俺達も何かしなくちゃいけないんじゃないか」と電話が入りました。急遽何人かで集まり、とりあえず宣伝場所(おでって前広場)を確保。その後、できるだけ多くの方に参加してもらうために「記者会見をしよう」という話になり、呼びかけ文の作成や賛同してくださる団体・個人を募る作業に追われました。そして15時から記者会見。
http://mytown.asahi.com/iwate/news02.asp?kiji=5323
その後、今日13時から行なう「緊急アピール行動」の準備に追われました。

◎今日、おでって前広場の行動

 一夜明けて、私のメールボックスには「行動の趣旨に賛同します」のメール。昨日作ったチラシを完成させて、バタバタしながらおでって前へ
 正直言いまして、今回の行動は、お知り合いの方々に「やります」というメールを前日に流しただけだったんです。何人集まるか解らない状況でした。開始時間の13時前後から続々と人が集まり始め、最終的には、行動に参加した方50人弱、署名は938筆集まりました。ご協力いただいたみなさんありがとうございます。

◎命が一番大事だから

 今朝の新聞を読んだ方や斎藤純さんのラジオ放送を聞いた方から、たくさん問い合わせがありました。また、花巻や北上でも平和ネットの参加者のみなさんが署名を集めているようです。その他にもたくさんの方が、あちこちで「なんとかしたい」と動いています。全国的には、本当に大きな動きになっているはず。
 私の知らないところで「命を助けよう」「政府の方針を変えよう」という動きがどんどん広がっています。
 私はそういう力を信じたい。
 この文章を読んでいただいているみなさん。力を貸してください。
 みなさんの力で、危機にさらされている命を救ってください。
 お願いします。

◎明日の行動

 明日も同じように「緊急アピール行動」を行ないます。
 10分でも20分でもかまいません。お手伝いいただける方はぜひ、お願いいたします。
 「今すぐ自衛隊を返そう!県内1万人行動」緊急行動
 4月11日(日) 13時から18時頃まで
 盛岡市 プラザおでって前広場 

 (準備は12時30分頃から行なっています)

3月19日(金)


◎議会は連日紛糾

 予算委員会に行く前のわずかな時間で書いています。
 常任委員会・予算委員会に入ってから高齢者バス助成事業に関する発言などをめぐって、何度か審議が止まり、日記を書く暇がありません。何が、どう、問題になっているのかを素早く書くべきなのですが…
 何にせよ、市の財政は(皆さんご存じのように)危機的状況な訳ですから、どこの予算を削って、どこに当てていくのか、という話をしなければならないのですが、なかなか難しいです。
 3月4日の日記にも書きましたが、まだまだ力不足で…(ごめんなさい。言い訳ですね)
 私としては「簗川ダム利水参加の完全中止」を行なえば、市財政はそれなりに一息つけるはずだと考えているのですがねー。県だってそうだと思っています。(先日県議会で、河川改修の方が安い、という答弁があったようですが、それとは別の方法があります。ただ、簗川ダムの建設について「再検討」とならない限りは、その方法での河川改修コストを計算してもらえないのだそうです。うーん、何となく変じゃないですか、これって…)

 ああ、もう議会に出発しなければならない時間です。
 もっと皆さんに話したいことが沢山あるのですが…

◎平和を願う市民のつどいin岩手
 
 これだけ、書いて置かなくっちゃ。
 3月20日(土)
 10時30分から県民会館大ホールです。
 江川紹子さんの講演があります。
 12時30分からピースパレード。この一隊が12/21に行なった様なサウンドパレードです。私はこれに参加しています。鳴り物・楽器を持って皆さんも参加してください。(その時はいせに声をかけてくださいね)

 マズイ。遅刻するー。何でこんなに時間がないんだー?

3月4日(木)


◎代表質問

 3月議会で、議会改革フォーラムを代表して質問をします。
 3月8日(月)午後1時からの予定です。
 お時間のある方は傍聴にいらしてください。

 以前にも何度か書きましたが、私は「テスト前にならなければ勉強をしない」タイプの人間です。今回の代表質問も、結局締め切り前に徹夜をしなければならない羽目に陥ってしまいました。そのせいか、現在若干不調です。(もうすぐ42歳ですものねぇ…)
 ドタバタと仕上げた質問ですが、質問前にたくさんの方からいただいた意見を盛り込もうと頑張ったつもりです。でも、消化不良気味になってしまいました。
 まぁ、どんなに背伸びをしても、今ある自分の能力以上のことは出来ないわけですから、気負わず、カッコつけずに言いたいことを言う事にしました。この5年間で気づいたことは、行政と情報量で競っても仕方がない、ということです。私は市民に付託されて議員になったのですから、市民の気持ちを代弁すれば良いのだろうと思っています。
 「開き直り」かしら…?
 写真は先月、議会改革フォーラムで行ないました「市民フォーラム、盛岡はどうなるの?その1」での一こまです。私の隣が吉田久孝議員、その隣が藤川智美議員です。
 いつになく写真写りがよく撮れていたので、嬉しくてアップしてしまいました。(ワハハ…)

2月26日(木)

 気候は春めいて来ましたが、世界を見ても日本のニュースを見ても、春は遠いのかしら?
 「いやいや、そんなことはないぞ」と思う広がりもあるのですがねぇ…

◎またしても「原稿書き」が…(今日も現実逃避のために日記を書いています)

 3月の市議会を前にして、またしても原稿書き(代表質問)に苦しめられています。
 2月17日から始まった、一週間の間に集会などが5つもあるという「死のロード(私は阪神タイガースか?)」がやっと終わったと思ったとたん、次は議会の準備…
 このままではホントにつぶれてしまうのではないか、と本気で思い始めました。なにせ今年に入ってから、子どもと一緒に「ニモ」を見に行った時しか休んだ記憶がない!(風邪かなんかで一日倒れたのは、今年だったかなぁ、去年だったかなぁ)
 一番の問題は「やらせられている」感がなくて、自分で「面白がってやっている」ところなのでしょうが。これってワーカーホリックなのかしら?
 本当はこの一週間に限らず、前回の日記を書いて以降(2/4から日記を書いていなかったのね。相変わらず酷いものだ…)面白い経験を沢山したので皆さんにお伝えしたいのですが、いかんせん筆が追いつきません。とりあえず3/2の代表質問の原稿が終わり次第、順次アップしていきますので、気長にお待ちください。(会派でやった市民フォーラムも、赤レンガの集いも、ピースフォーラムも、ホスピスの総会も、簗川ダムも、その前に見学した「虹色の部屋(子どもの芸術遊びの教室(?)です)」もみんなみんな面白かったのよ)

 そこでお願い。
 HPの編集作業等をボランティアでお手伝いいただける方を募集しています。
 「いせの経験したことをいち早く知ることができる」という特典にならないような事しか付いてきませんが、もし「手伝っても良い」という奇特な方がいらっしゃいましたらメールをください。よろしくお願いいたします。(相変わらず「都合の良い」お願いばっかり乱発しているなぁ、と思いつつ、原稿書きに戻ります)

2月4日(日)


◎やっと…

 ほぼニュースが出来上がりました。
 ヤッター。
 ほぼ2週間かけて、全面刷新を2回やって…今回は苦しかった。
 12/21の「平和のつどいin盛岡」を一緒にやったお友達(って書いても良いよね?Mさん)が「なぜ、アメリカが戦争を続けるのか、そこが知りたくて色々本を読んでしまう」と言ったのが、これだけ苦しんだ発端だと思います。それを聞いて思っちゃったのですよ。「なんで小泉首相は、自衛隊を派遣したいの?」って。
 経済的な根拠があるはずだとは思っていましたが、今回のようにトータルな文章を書いたことがなかったので、ネットと文献を読みあさりました。(付け焼き刃です。ハイ、反省します)
 何となくひとつの見方が出来てきたのが2月の初め頃。「何故マスコミは日本とアメリカの腐れ縁的経済もたれ合いについて言わないの?あたしが先に言ってやる」と思っていたら、3日だったかにニュースステーションで特集をやりました。
 その後は「どういう風に伝えるか」に苦心。付け焼き刃だから、評論家っぽい口調になっちゃうんですよね。ここで修正が2日間。
 いやぁ、でもおかげさまで色々勉強になりました。批判してくれる人がいるってホントに良いことだなぁ、と思っております。(ホントよ。Mさん、Tさん、Oさん)
 ですから、読んでいただいてお気づきのことがあれば、お気軽にメールをください。
 よろしくお願いいたします。

◎メルマガもどき

 一期目より忙しくなってしまって、ご迷惑をかけている方も沢山いるかと思います。
 何とか皆さんに早くお伝えしたいし、ご意見も聞きたいということで、メールをもう少し活用しようと考えています。
 「私がやっていること、関わっている運動などについてのメールが入っても構わない。たまに読んでやっても良い」という方は、私までその旨、お知らせください。配信いたします。

 
2月3日(火)

 まるで「仇のように」大雪が降りますね。
 昨年同様(もうすでに「お約束」化しているのかしらん?)たくさんの人が見ているところで、滑って転びました。(間の悪いことに今回はスカートだった。…恥です)

◎本題前の「まくら」

 相変わらず「市民会議ニュース」の原稿で苦しんでいます。何とかここ2〜3日中に、と考えていますが…。ホントは日記なんか書いてはいけないのかもしれないのですが「気晴らし気晴らし」(そう言えば昔からテスト前に大長編小説を読み始めてしまう傾向があったなぁ。「ダルタニアン物語」とか、とんでもなく長いやつを)

◎国会

 以前「大量破壊兵器が見つからないのは何故か」という野党の質問に対して「フセイン大統領が見つからないからと言って、フセイン大統領が存在しないとは限らない」とお答えになり、私を大変驚かせになった小泉首相は、今国会で「フセイン大統領が見つかったのに、何故大量破壊兵器は見つからないのか」という質問に「フセイン大統領と大量破壊兵器は違う」との御答弁をなさった模様。
 
 「お笑い頭の大学」かい?(番組に失礼かも…)

 新聞で読んで、シニカルな気持ちで笑ってしまいましたが「片一方で戦争やっているのに、この国会はないだろう」と、ちょっと絶望的な気持ちに陥ってしまいました。

◎首相、体裁すら作れないくらい、追いつめられているの?

 上記の事があった数日後、子どもに小言を言いました。(私の小言は連れ合いに言わせれば「ネチネチとしていて質が悪い」らしい)
 で、その後「出来れば小言なんか言われないうちに言うこと聞いてくれれば、こんなに叱らないのに」と思ったのですが、その時に閃いちゃいました。

 「ホントなら首相だって、あんなみっともない国会、やりたくないんだろうな。
 カッコワルイもの」

 ある意味、ゆとりがあれば野党の話しも聴いて、極めて民主的に国会を進めることも出来たはず。過半数を取っているわけですからね。「とにかく核心に迫らせないことが今回の目標だったのでは」と思います。

 もうすぐ(本当か?)アップされる予定の市民会議ニュースに「何故今自衛隊派遣なのか?」ということを書いていますが、ある意味「今回のことで小泉首相は追いつめられている、又は、彼を追いつめる材料を提供しかねないと思っている」のは事実の様な気がします。

 自衛隊派遣賛成・反対比が五分五分になったことでガックリきている方も多いようですが、今回の世論調査の結果は、単なる宣伝量の差(「事実を知らせる、自分の考えを意志表示する、という点で負けている」という意味です)だと思います。(つれあいには「おまえがニュースも撒かないし、街頭で話しもしないからこうなったのだ」と言われました。まぁ、私一人のせいではないと思うけど、そういう要素は絶対あると私も思う)
 
 繰り返します。
 自衛隊派遣賛成派が増えたのは、単なる「宣伝負け」です。
 マスコミも含めた圧倒的な「派遣良いこと」宣伝に負けず、「反対」と言い続けている1/2の皆さん。身近な人に話をしてください。私も言い続けます。

 私は若かりし頃自分のことを「少数派」だと考えてきましたが、今回のことは「自衛隊派兵を止めさせたいと思っている人の方が多数派になるはず」と確信しています。

 
1月28日(水)

◎市民会議ニュースが…

 1月4日に「やらねば」と書いていたのに、まだできません。
 昨日・今日とやり始めているのですが、なかなか言いたいことが言葉に乗らなくて…
 また、次から次と状況が変化をし、それの対応に終われているうちに、書きたいことが変わっていってしまうのですよね。
 あと「加齢による記憶力の減退」も仕事の能率を思いっきり下げています。もう、つれづれ日記に書いたことなんだか、誰かにメールの返事を書いたことなんだか、夫とのムダ話の際に出てきた話なんだか、何かの書籍で読んだ話しなんだか…もう、ぐっちゃぐっちゃです。
 (完全に処理能力を超えていますね。だってもう製造から41年も経ってるんだもの。自分をよく理解して「出来ないことは出来ない」という態度を貫き通せればよいのですが。でも、好奇心の虫が騒いでしまって、あっちこっちに首を突っ込んでしまうのです)
 何はともあれ、今週中には作らねばなりません。
 中断していた「舘坂交差点朝の辻立ち」も今週中に復活させる予定です。皆さんに聞いて欲しいことは沢山ありますので。今晩ニュースを書くのが遅くまでになりそうなのと、今日の雪でちょっと恐れをなしているので、たぶん金曜日にやります。(ここまで宣言したらさすがに寝坊は出来ないだろうと思いつつ…)

1月4日(日)

◎帰盛しました。

 嘘みたいに暖かい夫の実家(梅の花が咲いていた!)から、東北道を運転しつつ(お約束のように首都高で迷い夫とケンカをしました。何度も通っているのに何故?!「夫婦円満を望むのなら、東京方面には自動車で行かない方が良い」というのが、今年の一つ目の格言です)今日の朝帰ってきました。福島県あたりから雪が降っていて「日本は広いなぁ」と…
 以前、新幹線で帰ってくるときの話を書きましたが(2003年11月13日)東北道を通っていても、盛岡近くなると郷愁の念が湧きますね。今日は曇っていて「我が岩手山」(あたしは「六三四の剣」か?)は見えなかったのですが、遠く姫神山が見えるとほっとしました。

 1月1日の文章は恥ずかしながら、新年の決意です。帰省先で書いたのですが、あちらからアップできずに今日載せました。(何度も書きますが、私は機械音痴。夫が「Dance With wolfs」ならぬDance With machines−綴り間違ってないか?−なもんで、完全に頼り切っているのですが、2年ぶりの実家で、それどころではなかったので)

 さて、去年出来なかった、昨年の反省文書及びそれを踏まえた「市民会議ニュース」の作成が私を待っています。
 …大丈夫か?

◎盛岡市行財政プログラム

http://www.city.morioka.iwate.jp/
 パブリックコメントを受付けています。
 ぜひ、多くのみなさんのご意見をお寄せ下さい。

 新聞で読んだ方もいらっしゃると思いますが、市議会では「今までの財政見通しと違いすぎる。根拠をきちんと示せ」という意見が出て、9日に3度目の全員協議会が開かれる予定です。
 私としては、今回の財政見通しが自分の感覚に一番近いものなのですが、今後、どの分野をどれだけ削っていくのか、がよく見えません。

1月1日(木)

 あけましておめでとうございます。

 富の偏在(二極分化)が進み、それに伴って日本の政治は急速に悪化しています。
 方や、市民のための新しい政治勢力を作り出そうとする人たちも急速に増えています。
 これらの声を、想いを力に変え、新たな市民のための政治を作り上げることが出来る条件は熟しつつあると思います。

 昨年は自分の力不足を心底感じた年でした。
 何度も、もっと賢ければ、もっと強ければ、と感じました。
 自分の力不足は重々承知の上で、今できることに精一杯ぶつかって行こうと思っています。私には、一生懸命やること、と、市民の皆さんに誠実であり続けること、しかないので。
 
 そして、出来得るのであれば、近い将来、ごく一部の特権的な人たちが動かしてきた日本の政治を市民の力によって変える、その瞬間に立ち会いたいと願っています。

 今年も一緒にがんばりましょう。
 ご指導よろしくお願いいたします。

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