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6月30日(金)

◎二輪車で

 午前中の『山車運行委員会』が早めに終わったので、借りていた本を返しに都南図書館まで行くことにしました。…実は自転車で長距離を走りたかったのね。無性に。
 主たる移動手段を自転車に変えて約4週間、人が言うほど体重は減らなかったのですが(涙)筋力はついたように思います。(「ああ、私のウエストってここだったんだな」と、かすかに確認できる位なんですけれど。ワハハハハハハハ…)
 体重や筋肉よりも、一番変わったのは私の意識かも。自転車に乗りたくて仕方がない。
 なぜかという事を考えながらペダルをこいでいたんですが、結局は『一人であれやこれや考える時間』が生まれるからかもしれません。
 決して私は人嫌いではなく、むしろ人と話したり、何かを一緒にやることが大好きなんですけれど、それが災いして、最近はあまりものを考えない時間が多いみたいなんです。
 自転車やバイクは、話しかける相手もいないし。自転車の方がバイクより時間もかかるし。(バイクの方が、考えが分断しやすいのだと思う。なんたって早いもの。運痴の私にはゆとりが少し足りないのよね)
 「ああ、そう言うことだったのか」と本日納得した次第。

6月29日(木)

◎胆沢町、農家レストラン『まだ来すた』

 昨日は、学校給食をみんなで考える会の皆さんと胆沢町の農家レストランへ。
 農家のお嫁さん達が地場産品を紹介しようと始めた、古民家を利用したお店です。(設置は胆沢町で経営は公募の形を取ったとのこと。県のまちづくり支援事業の補助金なども活用した様です)
 左写真の『研修室』で料理をいただいたんですが、環境も良いし料理もおいしかった。(いただいたのは『豆太郎定食』の豪華版。写真を取り忘れたので、めんこいテレビの『いわて食王国』をご覧になって下さい)特に、ご飯がもっちりしていておいしいの!なんか聞くところによると、ご飯を炊くお釜に秘密があるとか。右の写真が、そのお釜。

 代表の千田由美さん(左下。この写真よりもっと可愛らしい方)をはじめとして、現在は7人の役員(働いている人はみんな役員)で運営しているそうですが、近所の方々も遠方からの来客があれば、こちらに連れてきてくれる事が多いそうで、当初の目的であった地場の食品紹介につながっている模様です。

 盛岡からはちょっとだけ遠いですけれど、遠いが故に、ストレス発散には最適かもしれません。…私としては、次はバイクで来よう、と思った。

6月28日(水)

◎自転車フォーラム

 昨日の夕方から、盛岡自転車会議の主催で表題のようなフォーラムがありました。参加者は40人位かなぁ。自転車利用の促進を図るため、現在の問題などを考えよう、という主旨。
 第1回目は、いわゆるKJ法で、自転車の良いところ・悪いところを考えていくやり方。KJ法って、割と淡々と進むことが多いんだけれど、昨日は割と白熱したんじゃないかな。次から次と話が転がっていって面白かったです。
 3回目までありますので、次回、可能な方はぜひご参加を。
 7月11日(火)、7月25日(火) 18時30分から20時30分 勤労福祉会館401・402会議室
 詳しくはこちらをどうぞ。

6月27日(火)

◎6月議会を終えて

 どうも、岩手公園名称問題、がクローズアップされた議会だったような…名称がどうなるかというのもあるけれど、これって『民主主義ってなぁに?』という考え方の違いを示す材料でもあるように思いました。ここまでこじれつつあるのなら、私だったらうーんと時間をかけて、たくさんの人が参加できる形にして、話し合うけどなぁ。『公園100年』に無理矢理合わせなくとも、納得のいく話し合いをした方が、岩手公園も嬉しいと思うんだけど。

 あと、もう一つ。NPOについて、色々考えました。まだ、考えはまとまっていないけれど。

6月26日(月)

◎会派の意見

 産業・環境常任委員会を傍聴。午後からは所属している建設常任委員会で審議。
 夕方から中学校のPTAへ。
 今、21時ですが、明日の本会議で発言する『会派の意見』の下書きをしなければなりません。
 また今日も宵っ張り…

6月25日(日)

◎OFF--そのA

 「ええい、今日も休んじゃえ」と子ども達にサービス。
 (貧乏性なので、二日も休むと罪悪感が…休んだのに掃除などの家事をしなかった事にも。こうやって、遊んでいるのに無意味にストレスが溜まっていくという、いつものパターンが繰り返されようとしています)

6月24日(土)

◎OFF

 ここのところ休んでいないせいで、鬱気味になっているような気がしたので、朝起きるなり「今日は思い切って休み!」と叫び、映画へ。『グッドナイト・アンド・グッドラック』を見ました。
 もうちょっと扇情的かと思っていたんですけど、思っていたよりクールでした。
 映画の途中で主人公らの報道が『勝利』する部分(適切な書き方じゃないかもしれないけど)があるんですけれど、そこで泣けました。
 人の決意によって、絶えまざる努力によって、未来は変えうるのだと信じたいです。

6月23日(金)

◎税

 本日は総務、教育・福祉と2つの常任委員会を控室のスピーカーで傍聴。
 国の制度改変に伴って、県・市民税を改正したい旨の議案が提出されていますが、これが可決すれば、所得に関わらず一律の課税になってしまいます。やっぱりこれは変なんじゃないか、と思うのです。
 5月に「作られた格差 不公平税制」という文章を書きましたが、私は健全な経済活動のためには、所得格差を解消する方向の税制が必要だと思っています。
 税率がフラットなのはおかしいよ。

6月22日(木)

◎総括質疑の内容

 2つの項目で質問しました。
 @NPOへの事業委託を決定する基準は何か。
 これは、こういう部分が、一般企業に比べて曖昧なんじゃないか、と思ったから。「あそこは贔屓されている」なんて噂が飛んだら、言われるNPOも悲劇ですもの。
 答弁は『NPOとの協働を進めるためのガイドライン』っていうのがあって、これに沿って行っているとのこと。「ふ〜ん、そうなのかぁ」と思って聞いていたのですが、今、読んでみたら、具体的な事業に当てはめて考えないと、よく解らないみたい…。
 市の内部でも、協働について浸透しているわけではないと仰っていましたので、これから、もうちょっと具体的なケースを重ねていかないといけないんだろうなぁ、と思ったりして。
 市と協働事業をしたい皆さん、話を持ちかけてみたら如何でしょう。

 A盛南開発と中心市街地活性化
 以前からのテーマなんですけど、今以上に街を大きくして大丈夫なのか、今後、人口減少時代が到来するのに、という内容です。
 国勢調査の数字を見ると、1975年から2000年までの間に、中心市街地と思われる地域では13000人も人口が減少しています。商店街で物販が衰退するわけだよね。本当は、肴町エリアとか大通エリアとか、区別して人口動態を見れば、定住人口と商店街の形態に関連があるかどうか見ることが出来ると思うんだけど、そこまで出来なかった…
 盛南開発は土地区画整理の形を取ってやっている(換地の形式でやっているという事ですね)ので、今すぐ中断することは難しいです。でも、計画当初と情勢が大きく異なってきてしまっている事は、公言した方が良いんじゃないかと思うの。そういうコンセンサスを取っておくのが、行政の仕事の一つであるのではないか、と思うんですね。すぐ解決する問題ではないんだけど。

 終わってから、会派を同じくする藤川議員に「今日は良かったですよ。『あの』とか『えーっと』とかは53回しか言っていませんでした!」と満面の笑みで褒め称え(?)られました。…そうなの。私、格調高い質問からはほど遠いしゃべり方をするらしいんですよ。自分の質問テープをテープおこしする時、ホント、嫌なので、気をつけるようにしているのですが、なかなか治らないです。ううううう…

6月21日(水)

◎おっと…

 小学校のPTAで広報委員をやっています。我が校では版組から印刷まで全て手作り。(カラー印刷なのにオフセット印刷より安い!全て少子化の影響なんですけれども)ついつい調子に乗って午後までやってしまいました。今から明日の総括質疑の準備をしていると夜中になっちゃう…仕方がないか。

6月20日(火)

長崎さるく博

 一般質問も終わりまして、夜に文化地層研究会(城下盛岡旧町名探求地図を出版しているところですね)主催の『宵闇サロン』に参加。代表を初めとして『長崎さるく博』に行ってきた方々の報告を聞いてきました。
 長崎さるく博は、長崎の県知事選挙に応援に行っていた時にポスターなどを見かけまして、ちょっと気になっていました。だって、そもそも『さるく』って何?、って思っちゃいません?(ぶらぶらする事なんだって)
 「街全体が博覧会、みんなでぶらぶらして長崎を発見しよう」みたいなコンセプトは、とっても面白いと思いました。数百人の市民ボランティアがガイドをするっていうのも面白い。みんな『私の長崎』を語っちゃったりするんだろうな。
 何と言っても、報告の中で「普段入ってこないところまで観光客が来るので、街をきれいにしようという意識が生まれているようだった」という報告が面白かったです。見られることで、生まれる自意識っていうのは確かにあるし、それによって変わっていくものもあるんだと思うし。
 昨日書いたこととリンクしているような気がしました。

6月19日(月)

◎民度

 『その事』に参加して本気で考える・やってみる人が多くなれば、自ずと『その事』のレベルは上がっていく。『その事』に全く関心がないのなら仕方がないけれど、参加せずに現況をくさしてだけいるその行為こそが、『その事』を成熟させる機会を小さくしているのではないか。
 ああ、民度というのは参加率のことだったのね。

 サッカー協会の皆さんから現在の『サッカーをめぐる岩手&盛岡の状況』についてお話しを聞き、一緒に日本の試合を観て、前述のような事を感じました。
 広い底辺がなくては良い選手が出てこないというのは別にサッカー(スポーツ)に限らないと思うのです。美術然り、音楽然り、文学然り…
 そして政治も。

◎自転車ワークショップに参加してください

 何度かご紹介いたしました『盛岡自転車会議』がワークショップを行います。
 日頃、自転車に乗っている人は勿論、乗っていない人、自転車に怒っている人もご参加下さい。参加すればするほど自転車周辺の民度も上がると思うので。
http://www.geocities.jp/mjitensya/

6月18日(日)

◎目とか肩とか痛い

 寝不足(「ワールドカップばかり見ているから」じゃないですよ。子供の部活のせいで早起きしなければならないからです)のせいか、肩こりで目がシバシバしています。正直、パソコンの画面は見たくない…人と話したり会議中でも、無意識に首を回したりしています。
 ちょっと致命的な疲れぶりです。今日は日本×クロアチア戦で小笠原選手がスタメンだというのに。(こういうことを書くから「やっぱりワールドカップのせいじゃないか!」って言われるんだよね…)

6月17日(土)

◎国会が終わった

 問題だけがどんどん噴出して、その多くがうやむやにされたまま、国会が閉会しました。
 結局、
 米軍移転費用を私たちは負担しなければならないのでしょうか?
 株譲渡を中心とした投機で儲ける人を批判しつつ、株への優遇税制を続けるのでしょうか?
 充分愛している人たちに対しても『愛国心』を強制される日が来るのでしょうか?
 まだ行なっていない罪によって逮捕される法律が作られてしまうのでしょうか?
 年金の減免はどうするのが最も国民のためになるのでしょう?
 …書いていけばきりがありません。

 果たして、日本の「あしたはどっちだ」?
 少なくとも「幸せは歩いてこない」と私は思います。「だから歩いて行かねばない」と。

6月16日(金)

◎政務調査費

 本日は一般質問の後に政務調査費の説明会がありました。
 岩手県議会の政務調査費が公開され、批判も多いという記事が6月1日の岩手日報に載っていました。その後、同紙の声の欄で「こんな事なら政務調査費を廃止してその分を給与にするべき」という主旨の投書がありましたが、私は「それはどうかな?」と思っています。なぜなら、給与になってしまうと、使い方に関して全くチェックができなくなってしまうから。
 議員というのは本当に公私の区別がつきづらい仕事だと思います。私にしても、遊んでる時にものすごく重要な情報を得ることもありましたし、政治活動と議会の調査活動の区別もつきづらい…盛岡市議会でも行い、岩手県議会でも行っている『領収書添付、そして公開』の試みは、この区別がつきづらい状況に『一定のコンセンサスをつける』事に大きく寄与するはずだと思うのです。
 今のところ、常識から考えれば『変だ!』という使い方もあると思います。それをどんどん「変だ!変だ!」といっていく中で出来ていくもの、それに対して議員は敬意を払っていく、という形が一番良いと思うんですよね。
 政務調査費(一般の会社であれば『仕事にかかる経費』という事なんでしょうけれども)を給与に繰り入れてしまえば、議員が楽になってしまいます。他の方は解らないけれども、少なくとも私は『楽になればなるほど堕落していく性格』なものですから、何とか監視していただきたいと思うものであります。

6月15日(木)

 今日から一般質問が始まりました。今回は一般質問の人数が多く、4日間あります。
 今回私は一般質問をしませんので、22日の総括質疑までは人の話を聞いてお勉強です。

◎忙しい…

 先週からほぼ連日の様に夜、外出せねばならず、日記を書けませんでした。
 この間、色々感じたことはあるのですが、毎日の忙しさに忘れてしまい…
 やっぱり、思ったことはその場で書き留めておかなきゃダメですね。言葉(『思考』か?)はあっという間に散り去ってしまいます。

6月11日(日)

◎基本

 昨日の夜に以前お知らせしましたドキュメンタリー映画『六ヶ所村ラプソディ』を見ました。
 前作『ヒバクシャ』より地味で、それ故、じわっと来る感じの映画だったと思います。
 農業をしている菊池さんや苫米地さんの言葉や表情から、農業の基本である、土・水・大気などを彼女たちがどんなに大切にしているかが解るので、それが失われるという事がいかに深刻か、改めて解った様に思います。放射能汚染を許すということは、生活手段の全てを奪われてしまうという事なんですよね。
 しかし、再処理工場が稼動した後も六ヶ所村に残って農業をやるつもりであるという菊池さんの生き方に敬意をはらう気持ちにもなったんです。たとえ、どんな結果が起きるにせよ、私たちは死ぬまで生きていかなければならないし、そうであるならば、その場所から逃げたとしても、問題は解決しない訳ですから。
 生きていくという事は、最後のその時まで、より良き状態になるよう、努力を続けなければならないものなんだと再確認した次第です。

6月10日(土)

 ドイツWCの開会式を見ていたら、お久しぶりのドゥンガ!ちょっと柔和になったような…(「今、ジュピロは大変なんだよ。『少年達に教えるため』に日本に戻ってきて!」と心の中で叫んだりして)

◎アイーナ

 子ども達と一緒に始めてアイーナに行きました。以前も書きましたけど、ちょっとだけ違和感。
 まぁ、これは「好き嫌いなんだろうなぁ」と思いますが。この『未来都市ぶり』っていうのが、ちょっと古くさいと思うのは少数派なのかしら?「旧県立図書館のイメージのレトロ調のまま、広くして欲しかった」と思うのは、私が年をとってしまったから…?

6月9日(金)

◎サッカー好きの祭典、ワールドカップが始まる!(6月議会も始まりました)

 4年に1度の『仕事以外の理由で寝不足になる日々』が始まります。ウキウキ、ワクワクするのと同時に「ああもう4年が経っちゃったんだなぁ」と。
 言うのも恥ずかしいですが、8年前のジョホールバルで行われた、アジア代表決定戦を見て「仕事を止めて選挙に出よう」と決心したんですね。「文句言ってばかりじゃダメだ。私も戦わなくては!」って。(はい、私は単純です。言わずもがな)
 背番号8番、小笠原選手を初めとして、代表選手の皆さんにはベストプレイを期待します!

6月8日(木)

 私は魔法の手を持っています。『触ると花が枯れる』手ね。この間「オズの魔法使いに出てくる悪い魔女みたいですね」って言われちゃったんだけど…
 母が育てているなでしこは美しく開花しているのに、私のデンドロビュウムは茶色っぽくなってきてしまっています。いましも葉っぱが落ちちゃって、花芽が着きそうな雰囲気。寒いので秋と勘違いしているのかなぁ?当選祝いでもらったものが多いので、枯れるのは縁起が悪い…

◎『ああでもなくこうでもなく4 戦争のある世界

 橋本治氏が広告批評に連載している時評(2002年4月〜2004年4月)をまとめた単行本です。図書館で見つけて借りてきましたが、読めば読むほど、ビビンと来ます。
 私は橋本治さんを大好きで。何が良いかと言えば「自分で考える大切さ、面白さ」をずーっと書き続けているからだと思うんですよね。
 『世界の中の一人』という章で、世界を構成するのも時代状況を作るのも一人一人の人間(本文では違う表現になっています)という意の部分を読んで、正直泣けた。当たり前のことなのに、こんなに心が動いてしまうのは、私も多少『いらいらして』いるせいかもしれないのですが…いや、あの2003年の年末から世界各地で巻き起こった『イラク戦争を止めよう』という動きが成就しなかった事への哀惜の念かな?
 橋本氏の言葉を借りれば、日本はまだ『終わりの始まり』の状態にいると思う。『新しい時代の始まり』を生み出したい。…ホントにそう思うよ。

6月7日(水)

 早朝、青山2丁目の『覆馬場(赤レンガ)』の草取りがありました。6時30分からとのことだったんですが、行ってみたらもうすでにたくさんの人が働いていた…(汗!)
 40人弱の方が来ていて、あっという間にきれいに。(スゴイ)今週末はチャグチャグ馬ッコだもんね。

◎今日かかってきた電話

 年金暮らしの方から電話がありました。
 昨年に比べて年金の受給額は減ったのに、課税対象額が変わったため今年から課税対象になったとの事。煙草も風呂上がりのビールも、携帯電話も衛星放送も止めたけれど、灯油の値上げがあるため今年の冬が不安だ、と仰っておりました。
 本当にそうだと思う。でも、高額所得者には有利な税制になっているのよね。やっぱり、かなり変だ。(この辺のことは「作られてきた不公平税制」に書きましたので読んでみてください。トップページから見ることができます)
 税制は地方自治体ではどうにもならないことなので、国の政治を変えなければいけないことを実感。(最近「国の政治を変えなくちゃ」と思うことが多いです)

6月6日(火)

◎市場が縮小するスピード

 堀江容疑者と並んで『プチバブル』の象徴だった『村上ファンド』の村上世彰代表が証券取引法違反で逮捕されました。
 株譲渡に対する優遇税制を見ると、両容疑者のような人たちが生まれるのは、ある意味、必至だったと思っている私としては「小泉政権の政策誘導の結果なんだもの。首相の責任は問われなくても良いのかしら」と思っている訳ですが、それについて書いていると長くなるので、昨日のニュースを見た感想を一つだけ書きます。
 「投資家が村上ファンドに期待し、投資が集中すればするほど、巨額の利益を上げざるを得なくなり『危ない橋』を渉らざるを得なくなった」というようなことを、ニュースの解説者が言っていました。それを聞いて「ああ、そうなんだなぁ。お金というのは一つところに固まれば固まるほど『もっと大きな利益を!もっと大きな利益を!』と主張するものなんだ。でもそうなっちゃうと、お金が回らなくなって、利益って上がらないもんなんだよなぁ」と思った次第。
 これが経済学で習った『市場の狭歪化』ってことなのかも。何にせよ「一人勝ちは誰にとっても良いことないよ」というのが、実感として解ったような気がしました。お金は回さないと!(間違っているかな?)

6月5日(月)

ソンミ村大虐殺

 久しぶりにネットのニュースを見たら、タイムやニューズウィークで、昨年11月にイラクハディーサで米兵が幼児ら24人を虐殺した疑惑の特集が組まれているとのこと。記事では、ベトナム戦争でのソンミ村虐殺以来の虐殺事件、という表現になっているらしい。
 私が想像するに、そういうことはきっとこれだけじゃないだろうと。
 9・11事件から始まったこの戦争、合衆国での『異常な』支持が落ち着いてきた今、一般人の目から見た事実を明らかにしていって欲しいと切に希望します。
 合衆国だけではなく、日本でも『人質事件』に対する世論など、あっちこっちと大きくぶれ、私はちょっと怖かった。
 人の命は一度失ってしまえば二度と戻らないものだけど、だからこそ、今、しっかりと事件を見つめ直す必要があるんじゃないかと思います。

6月4日(日)

◎外来種

 高松の市立図書館前を通ったら甘い香りが…「あ、ニセアカシアの香りだ」と思ったら、案の定図書館の隣に花が咲いていました。
 このニセアカシア、元々は日本になかった木なんだそうです。盛岡でも高松の池や太田橋周辺で急速に増えて、在来種の成長を妨げると問題になっています。ブラックバスと同じですね。 でも、私の記憶の中では、ニセアカシアは旧中川町や高松には「あって当然」のもの。この香りで初夏を感じる風物詩の一つになってしまっています。
 解決方法は全く解らないけれど、伐採されてしまうことに一抹の寂しさを感じてしまい「こういうのって矛盾だなぁ…」と思った次第。

 
6月3日(土)

 一昨日、昨日と大騒ぎをしてしまった共謀罪ですが、結局、継続審議となる見込みのようです。(でも、あたし、もう、結果がきちんと出る前には信用しないもんね!)昨日も書きましたが、次国会では廃案にして欲しいものです。

◎椎間板ヘルニアの置きみやげ(まだ、完全に去っていったわけじゃないんだけど)

 「筋力復活のためには水泳か自転車が良い。また、腰にかかる体重を分散するためには、軽快車よりもスポーツ車の方が良い」と言われて購入した自転車。(写真。場所は日赤側の自転車道。ここ、とっても気持ちいい!)
 最初はバイクに未練たらたらだったんですが、いやー、乗り出したら自転車って楽しいねー!自分の脚力で時速30qくらいが出せることにびっくりしてしまうし、長距離を走ったという『征服感』も楽しい。(取り付けた速度メーターに『消費カロリー数』が出るのも嬉しい)
 昨日は調子に乗って、事務所からキャラホールまで(片道13km)自転車で行ってしまいました。(ワハハハハ…)
 6月5日(月)午後6時30分、県公会堂11号室において、自転車とまちづくりについて考えたり、色々やったりする団体『盛岡自転車会議』の設立総会があります。興味のある方はぜひご参加下さい。(本日の岩手日報、盛岡広域のページにも記事があります)

6月2日(金)

◎『共謀罪成立の可能性も』って、そりゃないぜ…

 午後10時のニュース番組でタイトルにある事実を知りました。昨日の日記を書いたのは午後6時ころ。ネットではもうこのニュースは流れていたのかもしれないです(-_-;)…

 私は『自由である』という事をとても大切なことだと思っています。個人が自由であるからこそ『自分で決める』事ができるわけだし。意にそぐわない行為を行わざるを得なかったとしても、それは「自分の決定によって行ったのであるから、その責任は私にある」と言いたいし、思いたい。
 私は「こういうことが『自立』ってことだ」と思っているんですね。で、「できるだけ自立して生きていきたい」と思っています。だから、外からの圧力で「こうやらされてしまった」とか「こう思わなければならない状況に追い込まれた」なんていう状況が続いたら、それに耐えられるかどうか解りません。

 共謀罪や教育基本法の政府改革案は、そういう私の『内心の自由』に踏み込んで来る感じがするんです。
 法案成立賛成の人たちは「対象になるのは凶悪犯罪を計画した人だけ」って言うけれど、それも「ホントかな?」と思うわけです。
 だって、公安調査庁の調査活動の対象にアムネスティ・インターナショナル生協日本ペンクラブ市民オンブズマンなんかが入っているとのこと。…これらの団体が破防法に触れる活動をするとは思えないよねぇ?だって生協だよ?!「何か別の意図で調べているんだろうなぁ」と思うわけです。

 権力をコントロールするのは国民なんだから、権力にあまり強大な権限を持たせてはいけない、と思うの。だって、権限を持てば持つほど、国民が口を挟めなくなって、権力の腐敗が進んでしまうと思うから。
 だから、この法案は廃案にしなくちゃいけない、と考えるのであります。

6月1日(木)
共謀罪、今国会での成立見送り

 よかった〜ぁ…
 やったことについては責任をとるべきだと思うけど、まだやっていないことで罪に問われるのは、やっぱり変だと思うもの…

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