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2月25日(土)

◎代表質問を書く

 お昼ちょっと前から。ずっと。
 事務所の足下暖房をつけると眠くなり、消すと寒い。肩こりが激しく、腰も痛い(まだ、治らないんですよ)。まぁ、ぶつぶつ文句を言っていても仕方がないのですが。

 こういう風に「原稿が、原稿が」と言っていると、「原稿無しで、ぶっつけ本番でやったら良いのに」という方もいます。それもありなんだと思うんですが、資料や発言の骨子を準備すると同じくらいの時間がかかっちゃうんですよね。(以前、一回だけ、これに近いことをやったことがあるんですよ)また、市長サイドから答弁をもらうことを考えた場合、質問の意図が正確に伝わった方が良いと思うのです。(私は質問内容を提出する際に、自分が使った資料も添付します。どうしてこんな事を考えるに至ったか、を知らなければ、質問に答えづらいと思うので)
 なので、私は今まで『爆弾』を投げたことはありません。今年もその予定でおります。

2月24日(金)

◎代表質問

 朝に財政課から、代表質問の内容を(出来れば)3月1日までに教えて欲しい、との旨の電話をいただいた。…ついに来ましたよ、ついに。
 質問原稿を書くのも提出するのも嫌いではありません。むしろ好きなのだと思います。書いて(あるいは、話して)始めて、自分の考えが整理されるのだと思うからです。
 ただね、正直言いまして「うへぇー」って思う部分もあるんですよ。ここのところ、考えていることがヘヴィだっていうのもあります。「あの、ほれ、青山駅の時やったじゃん。あの時のノリって○○さんがあんな感じで作ったっしょ?あれこそが、協働のスキームだと思うのっ」という風な言い方で通じるわけじゃないので、結構しんどい訳なんです。

2月23日(木)

◎大見得

 ここ数日間国会は(報道関係も)、堀江ライブドア元社長が出したとされるメールの真偽をめぐって大騒ぎしている様に感じます。「でもなぁ…問題の本質はそこなんだろうかいな?」と思うわけです。
 この間、非常に感じるのは、危機管理がゆるゆるになってきている、って事だったんです。耐震偽造問題しかり、米国産牛肉問題しかり。で、このことに対して、というより、こういう問題が一度に吹き出てくる現在のあり方に対して、非常に危機感を感じていたわけです。私としては。
 だから、今の騒ぎを見ていると「政府は耐震構造の偽造は見抜けなくても、メールの偽造は分かるんだぁ」とか、皮肉の一発も言いたくなるわけですよ。民主党代表もさぁ、あんな風に煽らないでいいよ…どうも、野党第一党の方が『劇場型に持っていこう持っていこう』としているように見えるんだな。現実は歌舞伎じゃないから、花道で大見得をきっても、その後にすぐ幕が下りたりしないんだよね。どんなひどい事態になろうとも、私たちは死ぬまで生きなきゃならないわけ。果たして前原さんはそう思っているんでしょうか?

 国民が求めているものって、もっと進んでいるように思う。つまり、次の時代の、形・あり方・システムなんかじゃないのかなぁ。もっと堅実なものを要求しているように思うんだけど。

2月22日(水)

◎その行為は同じでも、それを行う理由は必ずしも同じではないということ

 先日、かなり以前から私のことを知っていた方々と話をしていた際に「私の趣味は洋菓子作りと洋裁です」と話をしたら、かなり驚かれました。(ここでは何度か書いたので、以前読んだ方は「はいはいはいはい…」という感じなのでしょうが…)同じように「お酒が弱い」という話をしてもびっくりされる事が多いです。
 ごめんね、ガラガラした女性のステロタイプを演じきれなくて(笑)
 でも、よく聞いていただければお気づきになると思いますが、「趣味が…」と言っておるのです。つまり『やらなければならない事としての(生活の延長線上にあるものとしての)家事』っていうのは苦手だし、嫌いなわけですよ。やたら聞いたことのない様な材料を使って作るケーキや多分一度しか着ないであろう装飾性の強い子供服、なぁんていうのを作るという、世の中に何の益も為さない『あくまでも自分一人の自己満足を目指す』行為なわけです。だからこそ『趣味』なんだけれども。
 それでも、台所に関係のある発言をすれば「おおっ、あなたも女性なんだね」と言われ、その『女性』というのは、なぜか明治時代に確立した(らしい)女性らしさを備えているものとしてとらえられているんですなぁ。…うーん、窮屈。

追記
 「仕事が趣味でしょう?」とたまに言われますが、決して仕事は趣味じゃない!
 もしも、趣味でやって良いなら、もっとマニアックに物事を調べます。予算決算なんか見ないもん。難儀な思いをして、エクセルととっくんでいるのもひとえに顧客(盛岡市民の皆様ですね)の皆様にご満足いただくため。今時、コストパフォーマンスを考えない仕事をしていたら、怒られちゃいますもん。

 
2月21日(火)

◎非エコ生活

 昨日の日記を書いた後(深夜)、全協でもらった予算の資料をエクセルに落とし始めたんですよ。すぐ帰る予定だったんですけど、ついつい調子に乗っちゃって…気がついたら4時をまわっており「今帰って寝てしまえば、絶対寝坊して、朝食時に子どもと会えない」と思い徹夜を決行!
 午後から仮眠しようと思っていますが、これって昼夜逆転の不健康な生活だよね。いつもやってしまってから反省します。

2月20日(月)

◎3月議会に向けた盛岡市議会全員協議会

 重いぞ…重い。特に岩手競馬が。
 だって、売上を増やすために様々な対策をしているはずなんだけど、その対策と来年度方針がリンクしていないんだもん。そもそも、アンケートっていうのは顧客ニーズを知るためにやるものなんだと思うけど、その対象者が何で県や市の職員なの?営業の対象は職員だけ?それも、2月14日の段階で『集計中』っていうのも情けないじゃありませんか。(それともデータが何万件もあるんでしょうか?)
 私は『みんなが馬券を買う盛岡市』になるのには、ちょっと抵抗があるんですけれど、そこを完全に無視して、(先日からの『商売モード』で考えても)傾向と対策がバラバラでは、営業マンをいくら増やしてもモノは売れないんじゃないかしらと思うのです。
 盛岡市よ、このまま競馬組合に乗っかっていても良いのか?

 他にも予算とか行財政構造改革とか、ちょっと気を入れて読んだり、グラフつくったりしないと訳が解らない資料がいっぱいでした。気持ちを奮い立たせて明日から『代表質問の下書きづくり』に入ります。盛岡市政について、包括的なご意見がございましたら、私までメールをいただきたく思います。よろしくお願いいたします。

◎長崎から

 本日、ハガキが2通届きました。どちらも「頑張るよ」モードのお葉書でした。
 うん、私も頑張ります。

2月19日(日)

発見!地域のお宝大図鑑

 岩手県NPO法人未来図書館が主催する上記催しに行って来ました。目的は『ちいきの力を探せ トークセッション』において、去年視察した長野県小川村の『鰹ャ川の庄』の権田社長さんがお話をすると聞いたので。(私はあの日以来、権田社長さんが大好きになってしまったのですよ。大好きになった理由は、決して『縄文おやきをおごってもらったから』ではありません。)おまけに、一緒にトークをする方が『鰍「ろどり』の横石代表取締役。「葉っぱを売って数億円のコミュニティビジネス」と聞いていたので、これは聞き逃してはいけないと駆けつけた次第。

 私は2年くらい前から、お金儲けについて考えています。私個人の事じゃないですよ。盛岡市のお金儲け。
 バブル崩壊から数年間は、公共事業で中央にお金を持って行かれ、今は流通・小売でお金を持って行かれ(もうすぐ第2イオンは来るし)、教育の成果である優秀な人材も多数大都市に移住し(盛岡に残った人がダメだっていう意味じゃありませんよ。念のため)…
 何とかしなきゃいけないじゃないの!だってアタシは盛岡が好きだし、なんたってここで暮らしていこうと思って、2年半の首都圏暮らしから帰ってきたんだもの。

 今、私の親しい方々が、六ヶ所村の核燃料再処理工場のアクティブ試験に反対して頑張っています。(この試験が始まると、三陸の海も汚染されてしまうと思う。詳しくは『マーチン・フォーウッド氏講演会』を見てください)あのね、貧しいから、それしか産業がないから、核燃なんかでも受け入れざるを得ないと思うんですよ。みんなに仕事があって、そこそこ暮らして行けたら、誰が好きこのんで核なんかを近所に置くもんですか。
 だから私は仕事をつくりたい。ベラボーに儲けなくても良いんです。みんなでそこそこ暮らしていけるだけで良いと思うの。

 で、トークセッションを聞いた結果は 「いやー、面白かった。もっと大きな会場でたくさんの人が聞けるようだと良かったのにぃ!」というのが、率直な感想です。

 お二人に共通する点は「自分たちの地域にあるものを使って、どう仕事をつくっていくか」を真剣に考えている事だと思います。今回は横石さんがパワーポイントを使って、ゆっくり説明していただいたんですけれど、いろどりがある上勝村にあったのは、森林と高齢者。「では、どうするか?」というお話だったのですが、その全容をここで書くのはちょっと難しいです。えー、心に引っかかった言葉をメモ書きのまま、以下に記します。

・私たちは葉っぱを売っているわけではありません。『価値』を売っているのです。(この話、地域ブランドの講義で聞いたね。「ああああああ」って思いましたよ)
・同じような発想・同じ土俵での勝負をしても、大きなものにはかないません。
・コミュニティビジネスに必要なものは『しくみ』です。
・『しくみ』をつくれば、生活を変え、習慣を変えていけます。
・物事を自分のこととして捉え、積極的に考えるという習慣づけが必要です。
・地域ブランドづくりには、どうやって皆さんのモチベーションを上げていくか、という事が重要です。
・最終的には『自分に磨きをかけること』であると思っています。
・『地域ブランドをつくる→知恵を生む→全員の力が結集する→さらなる地域ブランドの結成(強化)』上勝村では、こういう良い循環を生み出すことに成功しました。

 うーん…話が深いぞ、とっても。

 なんとラッキーなことに、帰り道大通を歩いていたらミスドの前で「明日は大阪なのでこれから花巻空港に行くのです」という横石さんにばったり。駅までご一緒して、もう少し具体的なお話を聞ける機会がありました。(神様、ありがとー!)

 私は長崎に行っていたので、盛岡のブランド宣言の催しには出られなかったんだけれど、もっと大きな広がりがなければ、盛岡ブランド活動って成功しない様に思っています。まずは横石さんが仰っているように『人ごとにしない』事が大切なんだと思うんですけれど、それを保証する『しくみ』って何だろう?
 今、その事を真剣に考えています。
 母親と喧嘩なんかしている場合じゃないね(笑)

2月18日(土)

◎ウーム…

 母親と大喧嘩してしまいました。(いつものことと言えばいつものことなんですけど)発端は些細なことなんですけど、ついついエスカレートしてしまうのは、やっぱりそこに『家族であるという愛情関係』が介在するからなんだと思います。
 色々、子どもの頃の事なんか思い出しちゃったりして、傷ついております。(母も傷ついたでしょう、多分)
 これが他人だったら、もうちょっと落ち着いて話が出きるのになぁ。本当に具体的な『愛情関係』というのは難しい。観念的なものには素直に愛情が示せるんですがね。

2月17日(金)

 「治るだろう」とたかをくくっていた腰痛が治りませーん(/_;)。
 「座骨神経痛じゃないの?」というKさんの予言通りだったかな?腰そのものではなくて、左臀部から左腿上部にかけて突っ張ったような違和感が抜けないの…ゴッドハンド岩品鍼灸師の所に行くべきなんですけれど、なぜかだらだらすごしております。

◎「金で変えないものはない」発言についての考察

 昨日の朝方見た夢(「アタシってそんな事考えていたのーっ?」って感じの夢でした。この内容はそれぞれ想像して、楽しんでください)であまりにも狼狽してしまい、今朝も若干それをひきずったままなので「仕切直し!仕切直し!」とか叫びながらプラザおでってで開かれる集まりに徒歩で行く事にしたんです。最近、徒歩がマイブームなんですよ。歩いている最中は色々考えられますし、なんと言っても落ち着く。ただし、徒歩で目的地まで行く事の最大の欠点は「遅刻するかもしれない」という事。慣れれば違うんでしょうけれども。

 で、その最中になぜか堀江元社長の「金で買えないものはない」という発言について考えていたんですね。(これは別に夢とは関係ない。昨日、寝る前に長崎に行っていた2週間分の新聞を全部読んだせいです。あ、昨日の国会質問の影響もあるなぁ…)
 この言葉、結構な非難の対象になっている訳なんですけれども、考えてみればあり得る話なのかもしれないと思う訳なんです。だってこれって「(俺は)金で全てを売れる」っていう意味でしょ。私としては「あー、そういう人もいるだろうな。幸か不幸か私はそうではないな」と。

 43年間も生きているうちに、何度もお金に困ったことがあります。特に借金を抱えている時は大変だったなぁ。その時、何度か「これ、売れないかなぁ?売れそうだぞ。それも結構高く」と思ったもの(スキル等も含めて)があります。でも、売り込みに行けなかったんだよね。何でかと言えば、それが私の政治活動の信念(大げさかも?)に関わるものだったからです。あの時、売っちゃっていたら(売れたかどうか解らないんだけど)多分、私はものすごく変わっちゃっていただろうな、と思います。それも根幹の部分が。「いや、売らなくて良かったな」と、今、思うわけです。

 で、何が言いたいのかと言えば「他人が話す価値観は、一旦、主語を当てはめる変換を行った後、聞けばよい」ということなんです。「ああ、あなたはそうなのね」と思って聞いて、その後「私もそう」とか「私は違う」とか。そういう突き離し方(私はこれを『理性的』って言うような気がするんだけれども)をしていれば、ホリエモンフィーバーに対しても、もうちょっと大人気ある対応が出来たんじゃないかな。

◎休みたいので…

 前述のように疲れから脱却できずにおります。
 気分だけでもリフレッシュしたくて本を数冊とCDを購入。これから帰ってコエーリョを読みながらマイスキーを聴くぞ。(本当は一番のご贔屓、テノール歌手のアルバレスの官能の声を聴いてメロメロになりたかったけど、佐々木電気にはおめあてのCDが無かった…)はい、確かに現実逃避したがっています。自覚していますので、あんまり責めないで。明日もやらなきゃならないことが山積みなんですよ。

 来週には(体は無理かもしれないけど、精神の方は)ちゃんと復帰します!

2月15日(水)

 4日、さぼっちゃいました。長崎の疲れがなかなか回復しないうちに、『願う会』の活動やら、今日報告する『県民フォーラム』の資料作りやらで、しんどかったせいもあります。ご勘弁。

第2回県民参加・NPO協働フォーラム「みんなで創ろう!美しいまち・みち・かわ」

 岩手県土整備部主催の上記フォーラムで、青山新駅グラウンドワークの報告をいたしました。
(県民参加・NPO協働のページの実施事業のところに記事あり)

 県土整備部ですからねぇ…「簗川ダムに反対している私でも良いのか?」とかなり思いましたが、その辺は変に意識する事もなく、報告させていただきました。職員さんにはかなり気を使わせちゃったのかもしれませんが、是々非々って事で。(写真はパネルディスカッションの時。婚約指輪披露のポーズみたいですが、別にそういう意味ではありません。上げているのは右手だし、実は『結婚指輪をなくしてしまった』とんでもない過去を持っているし。私は話している最中に『落ち着きなく動く』らしくて…これは多分に『照れ隠し』の要素が大きいです。こう見えても『ノミの心臓』なのよ。誰も信じちゃくれないけれど)

 えっと、ちゃんとした報告は後ほど上記のHPで掲載されると思いますので、時間をおいたらまた見ていただくという事にさせていただいて、私の感想を書きますね。
 今回、始めてまとまった形で人に話す事になって、一体私にとって青山新駅グラウンドワークって何だったのか、という事について、かなり考えたように思います。(この内容については、後ほどまとまった形で、トピックスの方に書きます)
 解った事を一言で言ってしまえば、これからの市政運営には官民の相互理解が絶対必要だということ。そして、相互理解は言葉ではなく共同の行動をもってしか形成されないんじゃないか、ということ。
 パネルディスカッションのコーディネーターをなさったいわてNPOセンターの設立代表者、高井昭平さんの「あなた達は、場をつくった、という事なんだよ」という発言に、自分自身えらく納得したりして。(人から言われて納得するっていうのも情けないが…)

 えー、何がなんだか解らない方もいると思いますが、まとまった文章を後ほど必ず出しますので、本日はご勘弁を。

2月10日(金)
 先日亡くなった知人の火葬が、吹雪のせいなのか、時間通りに始まりませんでした。この吹雪が「もっとこの世にいたい」という個人の気持ちがおこしたものの様に思えて、泣けました。

◎昨日に引き続き…

 今日は市立病院あり方検討委員会の最終日。
 「緩和ケア病床設置が望ましい」の答申が出ましたよ!
 それに加えて、盛岡市医療圏における各病院の機能連携の必要性まで踏み込んだ、非常にすばらしい答申になりそうです。
 語句の整理をした後に市長に渡されるそうですが、市長がどう方針を出していくか、ご注目下さい。(まぁ、たとえGOサインが出ても、すぐにホスピス病棟設置、とはならないんですけどね。医療スタッフの研修などを考えれば、どんなに早くとも2年くらいはかかるでしょう。でも、これはかなり前進!)

2月9日(木)

◎岩手にホスピス設置を願う会で署名提出

 県立磐井病院のホスピス病棟設置前に集まっている署名を提出しようという事で、本日、県の福祉部長に署名を提出、その後、要請を行いました。
要請文書

 願う会がお願いした事は、要請文書に書いてあることもそうなんですが、県が緩和ケアを推進してくれるなら、中長期的な見通しを示して欲しいという事。
そして、その目標とするところは、広島県が行っている地域的な緩和ケアの取り組みの様なものにして欲しい、という事。
広島緩和ケア支援センター

 残念ながら県の総合的地域医療計画は来年度末に作成する予定とのことで、具体的なお返事は頂けませんでした。「前向きである」という確認だけはいただきましたが…

 ところで、広島県の取り組みと岩手県のホスピス運動(岩手にホスピス設置を願う会)がテレビ放映されます。ご覧になって下さい。
 2月20日(火)午前8:35〜9:25 NHK総合テレビ「生活ほっとモーニング」

2月8日(水)

◎知っている方が亡くなりました

 議員になってからお世話になった方です。以前からご病気でしたが、まだ大丈夫だろうと、しばらくご無沙汰しているうちに訃報を聞くことになってしまいました。
 そうなんだよね、私が感じるよりも時間って足が速い。ついつい、今日と同じように明日が続くと思いがちなんですけれど。
 …ちょっとばかり、色々なことを考えてしまいました。

2月7日(火)

◎長崎県知事選挙

 再開します。

 二週間ばかり何をやっていたかというと、長崎県知事選挙の応援に行っていたのです。その大部分を宣伝カーに乗ってウグイスをする、という事についやしていました。ううっ…『ウグイス』なんておこがましいな。私はかなり『とうがたっている』だけじゃなくガラガラ声だしね。

 三期目の現職、金子原二郎氏に対して、民間のIT関連会社(ゆびとま)の創設者である小久保徳子さんがボランティア選挙で挑むという構造の選挙でした。
 詳しくは長崎新聞の『特集・2006知事選』をご覧になっていただくとして、私が応援に行った理由と、行ってみてどうだったかについて書きたいと思います。

 堂本千葉県知事の初当選の際に選挙ボランティアをやっていたお友達から「伊勢ちゃん、長崎来ない?」という電話が来たのがきっかけだったんですが、さすがに『長崎』ですもんねぇ…ほぼ本州縦断だし、おまけに飛行機はだいっ嫌いだし、考えましたよ、言われた瞬間は。でもほぼ、即決に近い状態で「行く」と決めたのは、しがらみのないボランティア選挙で当選する首長さんを増やしたいから。
 なんだかんだ言っても、大きく改革を行うなら首長を変えていくのが一番良いんだと思うのですよ。長野や千葉の例を出すまでもなく。そして、現在の状況(ある一部の都県を除いて、地方が財政危機と景気悪化や雇用の縮小に悩んでいるという現実)は、改革、そして建て直しが絶対に必要だと思うわけです。
 でも、いわゆる既成団体のしがらみに囚われていては改革なんて出来ないわけで。だから、私は「ボランティア選挙で」っていうのを重要に考えるわけです。本当に一人一人とつながって、団体の利益より個人の利益に立つ首長。今、団体に所属している人自体が減っていますしね。ところが、政党や大きな団体のバックなしに立候補して選挙を戦おうなんて考える人自体がメチャメチャ少ないんですよ。だから、小久保さんみたいな人は「勝ってもらはにゃ、いかん」と思ったわけです。
 もう一つ、小久保さんの政策で『長崎ファンドの創設』と『日本で初の県営通貨発行』っていうのがあったんです。(詳しくは小久保徳子ローカルマニフェストを見てください)
 『新幹線より県民にお金をまわす』っていうキャッチフレーズだったんですが、確かに県内の景気を上向きにさせるためには、県内で回っているお金、いわゆる『生き金』が沢山あれば良い訳で、この政策は実に賢いな、ぜひ壮大な実験(失礼な言い方かな?)としてやってみて欲しい、という気持ちがありました。(おまけに『貧乏度』では長崎と岩手は非常に似通っていた。産業構成も似ているんじゃないかな)

 だからこそ、本気で勝たせたいと思って応援に行ったんです。

 結果は残念なものとなってしまったんですけれど、私自身は小久保さんの主張が県民に拒否されたとは思っていません。宣伝カーであちこち回って印象的だったのは、小久保さんを見る支持者(主に島で会った漁業関係の人たちなんだけど)の目なんです。その真剣な、今まで耐えてきた様な目。
 あの目に応えられなかったのが本当に残念です。

 三年前の盛岡市長選の時にも感じたことなんですけど、首長選で勝つためにはsomething elseが必要な気がしてなりません。それが何か、その時に解れば活路が開けるんだけどもなぁ、などと思います。(勿論、圧倒的な草の根の組織力があれば、それが最強なんだけど…)

 ひょっとしたら土曜日まで、一緒に闘ってきた長崎県の皆様もこの日記を読んでくださるかもしれないので、結果を聞いた後、一番最初に心に浮かんだ言葉をここに書いておきます。
 図らずも小久保さんの著書の帯(腹巻きってヤツですね)に書いてあった言葉。
 「不可能とは、ちょっとだけ時間がかかるということ」

 また、いつか会いましょうね。そして今度は、笑いましょう。(写真は対馬の朝日)

◎補足

 座間市から応援に行った沖永市議(前にこの日記で紹介したこともあるんだけれど、彼の日記はとても面白いと私は思います)が感想等を自分のHPに書いています(沖永さんも何故か似たような写真をアップしていたな…とにかく島の日の出・日の入りはメチャメチャ綺麗だった。桜色なんだよね。岩手ではもう少しオレンジがかっているように思うんだけど)ので下記にリンクしておきます。合わせて読んで、私の舌っ足らずな点をお許し下さいませ。
http://okinaga.way-nifty.com/weblog/

 
1月22日(日)

◎青山新駅のグラウンドワーク〜みなさん、どうもありがとう

 吹雪になるんじゃないかと心配していたんですよ。そしたら快晴(!)。
 今回の『青山新駅をみんなで作ろうプロジェクト』は昨年の6月からの取り組みでした。「みんなが使う駅だから、次世代を担う子ども達に関わって欲しい」という想いで始まったものです。 
                   受付周辺→
 レンガタイルに名前と一言を書く↓
















  ↑開会式(隣の写真は『その模様を必死で撮影する私』)
 ↓張り方の説明
 青山町在住の方・子ども運動に関わっているみなさん・県立大山本克彦先生の研究室の学生さん達・まちづくりの運動をなさっている方々・近隣小中学校のPTAのみなさん、そして盛岡市の職員さん・IGR岩手銀河鉄道のみなさん・駅を建設されている業者さん方、どんどん輪が広がっていって、本日の実施を迎え、200人以上の人たちが参加をして、みんなで青山駅を作りました。

 思い出せばここまで来るのに何度も無理を言いました。大風呂敷も広げました。怒らずに聞いてくれたみなさん、あの時はごめんなさい。
 お金が無くて、カンパも要求しました。食材も差し入れていただきました。交通費すら払えなかったのに「お願い、手伝って」の一言で、人使いの荒かったこと。  →「ヘルメット、かぶってね」


 でも、だからこそ、この駅は『みんなの駅』です。
 今日の『レンガ張り』まで、本当に色々な方々にご協力いただきました。その皆様全てに、心から御礼を申し上げます。

←壁とご対面
↓さぁ、張るぞ!








 私はと言えば、青山三丁目公民館で作った豚汁を現地に運んだり、今までグラウンドワークに参加してきた子ども達の送迎をやったり…つまりずーっと、暖かい仕事をしていたんですね。(我ながらズルイと思う)
 現場にずっといたつれあいや、地域の人に聞いたところでは「張るとみんな、なんか変わるって。やっぱりメモリアルだから」とか「中学生達も面白かったって」とか「みんなニコニコして帰ったよ」などなど。

←『最後の一枚』イベント

 ずーっと関わってきた者として、嬉しいッス。
 これからも「この街で生きていきたい」と思えるような協働の喜びを作り出したいと、今真摯な気持ちで思っています。

  →閉会式

  さて、3月18日の開業式、そしてそれから続く花壇作りやイベントと、今後もグラウンドワークは続きます。もっとたくさんの方のご参加をよろしくお願いいたします。

◎おことわり

 故ありまして、明日から2週間くらいのあいだ、盛岡におりません。その間、日記の更新をお休みさせていただきます。
 また、事務所は通常通り活動しておりますので、私にご用の際は事務所(加藤)までご連絡下さい。

1月21日(土)

◎たきざわの未来を考えるフォーラム

 パネラーとして『女性の政治参加』についてお話をしてきました。写真は左が滝沢未来塾の大矢代表、下が講演を行った森岡智恵子さん。

 滝沢でも女性議員が誕生することを、心から祈っております。

 ああ、子供会の話し合いに遅刻してしまう…(忙しいんだけど、今日書かなければ、きっと書けないものだから、スピードで書き散らして帰ります)
 本日はここまで。

 明日は『青山駅舎グラウンドワーク』だっ!

1月20日(金)

◎なめてんのか?!アメリカ

 米国産輸入牛肉の中に背骨が混入していたことが明らかとなり輸入停止が決定しました。
共同通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060120-00000293-kyodo-bus_all
 これって、そもそも危険部位が除去されていないって事ですよね。
 12月9日の日記も書き、12月の総括質疑でも質問しましたが、私としては「だから言ったじゃないっ!」って感じです。ホント、日本は「なめられている」って言われても仕方がないですよ。
 政府が「安全だ」ってお墨付きで輸入再開したのに、これじゃあ耐震偽造事件と同じじゃない?
 あまりにも日本は『うるけている』と思います。

1月19日(木)

◎ライブドア事件について考える

 昨日、ちょこっと書きましたが、続きです。
 夕べのニュース23だったかに、蔦さんが出演していて「日本は、投機経済ではなくものづくりを基礎とした実質経済を発展させるべきだ」というようなことを発言していました。正論だと思います。
 でもね、実際の社会ではこの様な正論が行われないという事が、この問題の本質なんだと思うんですよ。もう、実質経済によって資本を増やす事って日本では出来ないんじゃないのかしら。戦後、私たちの父母があこがれた『アメリカ型の何でもある社会』が、実現しちゃった(それも、当時のアメリカ以上に)んだと思うんです。そして飽和点になっちゃった。
 『投機に走る心』というのは、道徳的観点から批判してもあまり意味がないんじゃないか、と思います。つまり、今までの資本主義経済のあり方・発想の仕方からでは、投機をするしかない、もしくは、自然と投機に行き着いてしまう、って事なんだと思うんですよね。
 だから、ライブドアのようなものが生まれてくるのは『必然』とまでは言いませんが『充分納得行く』ように思います。

 経済成長という発想のあり方を変えるしかないんじゃないかな、と思うんです。私も含めたより多くの人達にとっては、GNP成長率なんてどうでも良いことで、要は『自分と、自分が愛する人たちが、殺されず、飢えず、思想的統制をかけられず、何らかの方法で喜びを発見できうる社会』があれば、それでよいんじゃないでしょうか。っていうか、これってかなり幸せだよね。
 その様な社会は、経済成長なしには実現不可能かと言えば、私はそうは思いません。むしろ今後の経済活動が前述したように投機を中心としたものになっていくのであれば、経済活動が盛んになればなるほど、格差が広がり、社会は不幸になっていくんじゃないかと思います。
 現在の日本において、一番考えなければならないことは『経済成長』についてではなく『分配の公平』についてだ、と自分が思っていることを再確認しました。

◎お時間がある方はのぞいてみてください

 ありがたいことに推薦していただきまして、第1回 たきざわの未来を考えるフォーラムでパネラーをやります。興味とお時間がある方はいらしてください。
 日時  1月21日(土) 14時〜16時30分
 場所  滝沢村公民館(019-687-2222) 大ホール
 主催  滝沢未来塾
 入場無料です。

 
1月18日(水)

 玉山村との合併に伴い、臨時議会がありました。
 議題は旧玉山村の教育長が盛岡市の教育委員に就任する件と今年度分の予算の一本化。あと、新しく盛岡市議になられた方の委員会の配属などです。
 全ての議案が全員一致で可決されました。

◎夕方の中津川
 いやー、橋の上は寒いっ!
 しかし、冬の景色は寒い方が綺麗だと思うのは私だけかしら?夫の実家に帰省した時、ライトアップをしていた家があったんですけど、失礼ながらなんか間が抜けているように見えました。雪に光が反射するから冬の景色は綺麗なんだと思います。

 ホント、不思議だと思うんですが、大概の『綺麗』は『不便』とセットになっているんじゃないかしら。ひょっとしたら『不便だからこそ綺麗』なのかもしんない、と思う次第であります。
 『この不便さをいなし、綺麗さを楽しむ、地元で生活している人(旅行者じゃなくね)』っていうのは、限りなく洗練された人なんだろうな。もう少し精神的に大人になったら(実年齢は中年だけど)、そういう人になりたいものだ…

◎なんて事を考えて事務所に帰ったら…

 ライブドア事件のせいで東証が取引停止になっている!
 ライブドア単体がストップ安になるならまだしも…
 う〜っ、個人的にはミニバブルに何の関係もないけど、これによって景気の先行きに水をかけられたようになっちゃったらマズイよなー…盛岡の景気状態が良なっている訳ではないけど、大都市圏での景気の復調が希望になっていたもんなぁ…

1月17日(火)

◎いよいよ『青山新駅グラウンドワーク』だわっ!

 昨日の夜『グラウンドワーク実行委員会』の皆さんとの新年会だったのですが、いよいよ、今度の日曜日に駅舎のレンガ貼りを行います。
 当日は、最高気温が-3℃ 雪、の予報で…
 でも、参加した皆さんの心に残り、この街を気遣ってくれる第一歩になるように、頑張って裏方を務めたいと思います。
 日曜日に青山町方面を通られる方、10時頃から15時頃まで行っておりますので、ぜひのぞいていってください。

1月16日(月)

◎市立病院で緩和ケア支援センターの話をする

 会派で市立病院を訪れまして、9日にNHK特集でも放映されたホスピス外来と緩和ケア支援センターの設置を要望しました。
 支援センターについては、広島県の例を説明してたのですが、途中で市立病院の職員の方が「あ、解りました。介護と似ているんですね」。
 確かに、緩和ケア支援センターやホスピス外来の考え方は患者さんのQOL(生活の質)の向上ですから、介護保険導入後の介護システムをイメージしてもらえれば解りやすいかもしれません。
 「なるほど」と思いました。

1月15日(日)

 一昨日、七十七銀行前の横断歩道を渡りきった所(エステの前側)で、派手にすっころんでたくさんの人たちに同情されたばかりなのに(数人の人達にとても気の毒がられてありがたいやら恥ずかしいやら)、今日も雪かきをしている人の前で、見事に(寝っ転がったまま空を見上げる姿勢になるほど見事に!)転がってしまいました。
 私は『猫背』で、おまけに『のっしのっしと歩いている』ようで、きっと人より転び易いんでしょう。凍結道路は『小股』で『きびきび』歩かなくっちゃね。(普段の態度が悪いんだな、多分)

◎地域力
 前述の、転ぶ直前、材木町で撮った写真が左のものです。
 見事に縞々になっているでしょう?これは、それぞれ商店とマンションの前なんですよ。
 しかし、自分の身を振り返ってみれば、雪かきに一生懸命じゃないからなぁ。
 でもね、私も、地域社会のために何もする気がない、と言うわけではないのです。要は『接点』の問題じゃないか、と思うわけです。
 正直言いまして町内会との接点は、議員になって始めて生まれました。それまでは、町内会の存在自体が、生活の外にあったわけです。
 『今までのあり方とはまた異なった、地域社会との接点』をつくるのが、私に課せられた仕事の一つではないかと、最近つくづく思います。(『みんなで作ろう、青山新駅』の運動は、そういう意味で実験をさせていただいている、という感もあります)
 そして、ちょっとふろしきを広げさせていただければ、私がぜひ作りたいと思っている『市民のための新しい政党』というのは、実は、そういうところから生まれる人と人とのつながりをベースにしたものなんじゃないか、と思ったりもしています。
 2日に書いたように、今年のテーマは『共同を作り上げること、また、そのための社会ビジョンを作り上げること』。除排雪の問題を通しても、そこのところに行き着いてしまうのは、このテーマが重要だからなのか、それとも私が視野狭窄に陥っているからなのか?(前者だと思いたい)

1月14日(土)

◎みんな貧乏になっていく(一部を除く)

 であると内閣府が国民経済計算確報を発表しましたが、その中で『2004年に各家庭が貯蓄に回したのは収入の2.8%で、過去半世紀で最低』という事が明らかになりました。
 「確かに貯蓄になんか回していられないよなぁ」と思います。むしろ、貯蓄の取り崩しが進んでいるんです、我が家では。 『年収300万円を生き抜く経済学』なんていう本が売れているのも解ります。

 私は収入が減ることにあまり恐怖は感じないんです。若い頃は貧乏だったし、まぁ、少ないなら少ないなりのやり方っていうものがありますし。私が怖いのは、収入を得る手段が途絶えてしまうことなんです。つまり、ずーーーっと失業しているという状態です。
 20世紀の私は『働けば何とかなる』と思ってきましたが、働く場所が本当になくなりつつあるのを感じます。頑張りたくても頑張る場がない…こういう状態が続くと、まじめにやろうという気がなくなってしまうんじゃないかと心配になります。

 昨日の夜、ジム・キャリーの映画『ディック&ジェーン 復讐は最高!』を見に行ったんですね。(ジム・キャリー好きなんですよ。主演映画をほとんど見ているんじゃないかな…実際に側にいたらうるさくて困るかもしれないけど。)この映画、1977年ジェーン・フォンダが出た『おかしな泥棒 ディック&ジェーン』のリメイクのスラップスティック・コメディなんですけど、時代が時代だけに昨日見た映画、辛かった。今の日本では(多分アメリカでも)これ、笑えるのかなぁ?私は途中で泣きそうになっちゃったりしたぞ。
 明日、どん底に突き落とされるかもしれない、という不安が全ての人にある時代。
 裏返しに言えば、どれだけ国民が国家を信用していないか、がこの感情に表れていると思うんですけどね。

1月13日(金)

◎除雪要請
 お声がかかったので、何カ所か見に行きました。そのうちの一個所の写真が左のもの。
 もう、道路がぐずぐずになっていて歩けないの。ついつい「ここを何往復も走ったら、足腰が丈夫になりますね。高校のラグビー部は練習にここを走るべきです」なんて言っちゃったけど、毎日この道路を使っている人は大変に違いないです。
 「いつもは私と夫で雪かきをしているんですが、ちょっと体を壊しまして、今シーズンは難しいんです」とは、私に声をかけていただいた方の談。ホント、こういう話を聞くと頭が下がります。
 とにかく、要望して、それでも出来ない場合は、知恵をひねるしかありません。満足がいく結果を必ずしももたらすわけではありませんが、気になる道路がありましたら、ぜひご一報下さい。

1月12日(木)

◎昨日の夜

 23時30分頃でしょうか、事務所から家に帰る途中の道路を除排雪していました。もう、外はすごく寒いんですよ。いくら仕事といえども頭が下がりました。(で、素直に頭を下げました)
 とにかくこの大雪で皆さん難儀をしていらっしゃると思いますが、あちらこちらで市民の善意を感じる事にも出会います。中学生で組織するスノーバスターズもあるみたいですし。
 変な話ですが、私はこの大雪によって『市民の善意』に自信を持ったぞ。

 役所だけでは処理できない事なんだと思うのですよ。そして、役所だけでは処理できないことがこれからさらに増えていってしまうと思うんですね。こうなってしまうと「後は善意に頼るしかない」と思うんです。ただ、今までのように町内会に丸投げするんじゃなくて、それ以外の方法を考えなきゃならないとは思います。その方法が当たれば、人のために何かを行おうと考える人の数は、結構多いのではないか、と私は考えています。

1月11日(水)

◎合併後の議席を決める

 昨日、玉山村と市町村合併いたしましたので、議会も合併です。
 本日は本会議場・委員会室の議席と各種委員会を決める議運がありましたが、この議席がなかなか決まらないんですよ。午後2時過ぎ位かなぁ、やっと決まったの。それまでのほとんどの時間が、他の会派の調整の待ち時間。じーっと控え室で待っていたつもりだったんですが、ついつい居眠りをしていました。

 いや、何故こんなに時間がかかるかというと、議席にランクがあるからだと思うんですよ。
 議場も委員会室も議長席に向かって左から番号が付いています。何故そうなのか私には理由が解らないんだけれども、慣例ではこの番号が多いほど『ベテランで、偉い』らしいんですね。(逆に一番前の席は嫌がられる傾向が強い)
 まぁ、こういうのはある種の習慣ですから、私が『ご飯粒を茶碗に付けたまま洗い場に出されるのは許せない』という風に、ある意味、どうって事ない事でも、前の席が嫌な人は嫌なんでしょうね。人の価値観は様々ですから、それに対してどうこう言うつもりはありませんが、この場合、その『こだわっている人』だけではなく、全員が拘束されてしまうって所が困っちゃうんです。

 まぁ、こういう風に思っているのが私だけではない、っていうのが、まだ救われる所です。会派が同じの藤川さんや久孝さんだけではなく、他にも幾人かの議員さんが「時間がもったいないね」というようなことを、廊下ですれ違った際に話していましたので。

1月10日(火)
◎玉山村との合併
 本日、盛岡市は玉山村と合併しました。写真は合併式典のアトラクションです。(左が巻堀神楽伝承会・巻堀小学校児童による『巻堀神楽』、右下が山王小学校・渋民小学校児童と細江紀子さんによる『合併ソング・たびだち〜もりおかの四季〜』)
 今回の合併によって、盛岡市の主要産業の中に『農業』が位置付くことになります。私はこれからの時代、もっと農業を大事にするべきだと思いますが、残念ながら農業事情についてよく解っていません
 ああ、世の中は知らないことだらけだし…時間が欲しいです。

◎なにぃ〜?!

 今、ニュース23を見ていたら『2004年にブッシュ大統領がアルジャジーラを攻撃しようとブレア首相に提案していたという報道がデイリーミラーにされた』というニュースが流れていました。
 これ、もし本当なら大問題なんでない?世界最強の軍隊を持つ国が一報道機関を軍事攻撃する、なんて事がもしも行われたとすれば、これって言論統制以外の何物でもないじゃん!
 どうもニュースを見る限りにおいては、単なる誤報ではない模様。こんな事は決して許してはならないです。皆さん、このニュースにご注目を。

1月9日(水)

◎昨日は日記を書きませんでした。

 どうも最近、特段の理由がなくとも書かなくても平気、という風になりつつあります。これはちょっとまずいよね。書かないなら書かないなりに「これこれこうで書かない」と決めてから書かないべきですよね。『毎日書く』って決めたんなら。ずるずるやらなくなるのが一番良くない、と思った次第です。

がんのNHK特集を見て

 数日前の日記でお知らせしましたが、一昨日・昨日とNHKの放送を見ました。
 一昨日はがん治療の地域格差について。北東北はがん専門病院が少ないと言われていますが、番組を見た限りでは、治療技術の差はかなり大きいみたいです。これについても色々考えるところはあるのですが、『緩和ケア』について取り上げた昨日の放送について感想を書きます。
 昨日の放送には『岩手にホスピス設置を願う会』の川守田代表と吉島事務局長が出演しました。その中で川守田さんが「4年間、緩和ケアの向上のために関わってきたけれど、あまり変わったと思えない。地域への緩和ケアセンターの設置であるとか、医師に対する緩和ケアの研修だとか、制度として一刻も早く確立して欲しい」と訴えていました。
 番組を見終わって、私もこの番組で取り上げられたがんに関する問題は、政治(診療点数の改正だとか、医師の研修制度だとか)によって解決する事のような気がしました。しかし、番組に出演していた患者・家族や医師の要望に対する厚生労働省の官僚の答えが、はっきりしていないのがとても気になりました。「こうやってみよう」という方向性が感じられないんですよね。
 この件でも具体的な提案をしていかなければならないと強く思いました。…今月の『願う会』の事務局会議までにまとめて提案しようと思っています。

1月7日(土)

◎社会貢献

 昨日の晩に夫が「最近は『若い人が色々考えた末に、社会的活動をしていく』っていうのが、多いのかもしれないな」と言っておりました。どうもテレビの特集番組を見た(私は見てないんですね)のが直近の理由みたいなんですけど、ここ半年くらい、20歳前後の人たちの活動に接したことが大きかったみたいです。

 冒頭の話を聞いて、私が反射的に思ったのは『いやー、昔の若者は反社会的だったんだけどね』ってこと。もうすでに反抗すべきスタンダードというものが、ほんっとになくなってしまったのかもしれないですねぇ。そういう意味では、今、私の子供であってもおかしくない年代の人たち(0歳〜25歳位)というのは、新しいスタンダードを作り上げていく世代なのかもしれないです。

 その次に思ったこと。
 「あー、ひょっとしたら、国のトップが一番『反社会的』だから、若者が社会的にならざるを得ないのかなぁ…」
 でも、2日に書いたように、破壊を主にする時代は終わりつつあると思います。次にどういう社会をつくっていくかが、もう問われていると思います。
 そして、ここのところで、政治家の真価が問われるような気がするのです。

1月6日(金)

 雪のため交通弱者になってしまった母親につきあって買い出しに。
 若干、正月疲れみたいです。疲れている暇、ないのにね。

◎『岩手にホスピス設置を願う会』からテレビ出演

 下記の番組に、川守田代表と吉島副代表が出演します。
 年末、東京での収録から帰ってきて、川守田さんは「言えることは言ってきたけど、放送されるかどうか解らないです。でも、番組自体はとても良い番組になると思う」と言っていました。
 明日、明後日、ぜひご覧下さい。
NHKスペシャル 日本のがん医療を問うII
・1月7日(土)
「第一夜 格差をなくすために」(総合テレビ 午後9:00〜)
・1月8日(日)
「第二夜 がんの苦痛はとりのぞける」(総合テレビ 午後9:15〜)


詳しくはNHK『がんサポートキャンペーン』をどうぞ
http://www.nhk.or.jp/support/

1月5日(木)

◎夜の旧競馬会館

 本日、新年初の会派(議会改革フォーラム)の会議がありました。藤川智美さんが「これからはもっと、提案型の質問をしていかなければならないね。人口減を考えれば、財政ももっと厳しくなるだろうから、その中でどうやって市民生活を良くしていくか、考えていかなければならない」という話をしていましたが、全く共感。
 たまたま夕方に通った旧競馬会館の前では、雪をかぶった自動車と馬のモニュメントが寂しそうに並んでいました。除雪費用も莫大になっているし、岩手競馬も予算が計画割れしそうなんだよね。来年度予算でも盛岡市に緊急援助の議案がかかる予定…。
 財政がとんでもない状態でも、私たちは暮らしていかなければならないので、最善の判断が出来るように、もっともっと考えていかなければならないと思いました。

1月4日(水)

 昨日の移動は散々でした。宮城県北部から吹雪いている所がいくつかありまして、高速道路がその度に通行止めになっていたんです。自宅にたどり着いたのが、朝の1時でした。
 …疲れました。

◎格差

 家にいなかった時の新聞を、日付順に目を通したのですが、その中にドキッとする記事がありました。『学用品や給食費などの援助(就学援助)を受けている子どもが4年間で4割増え、東京都や大阪府では約4人に1人が該当している』というのです。
asahi.com
http://www.asahi.com/edu/news/TKY200601020137.html
 年末年始のニュースで『ボーナス増、景気向上』というのを何度も聞いたせいか、余計ショックでした。私が思っているよりも格差の拡大は速いスピードで進んでいるようです。

 昨年末『下流社会』を読み終えましたが、私は著者の三浦展氏とは異なり、やる気や努力を萎えさせてしまうのは、個人の持っている資質よりも格差の拡大を見せつけられ続ける事が一番の理由だと思うのです。『ハンディを大きくつけられすぎたゲームはやる気がしない』っていうの、私はよく解るけどな。
 『どうやったって這い上がれない格差』を作ってしまった社会の行く末は悲惨だと思います。『明日なき社会』に生きている人たち(特に若者)の反抗が爆発したのが、昨年末のフランスでの暴動だったとも思うし。
世界日報電子新聞
http://www.worldtimes.co.jp/special2/france2/main.html

 「なんとかせにゃならん」と切実に思います。

1月3日(火)

◎帰盛

 これから一路盛岡へ。本日はまたしても延々と運転でしょう。
 「東北方面は大荒れ」の予報が、ちょっと怖いですけれど…

1月2日(月)

 いやー、まず『崖転落事件』のその後から書きますね。
 いくつかの打ち身と擦り傷は痛いようですし、まだ血が止まりませんが、子どもは大したことがないようです。私だったら骨折していたかもしれない。子どもってすごいなぁ、とつくづく感心しています。ま、自転車で転ばないのが一番良いですけどね。

◎改めまして『新年に思うこと』

現在の財政危機は、90年代に行われた『景気回復のために行われた大型公共事業(結果として失敗)』を理由の一つとしています。その責任を曖昧にするつもりはありませんが、今必要なのは、財政不足にどう対応するかという事なんじゃないか、と思うわけです。特に盛岡市のように、ある程度ではありますが、その責任を行政側が認めている場合、『それでは、どこを削ってどこを確保しておくのか。新規事業を行うのか』という話になるんじゃないか、と。
 
 昨年の3月議会の代表質問で盛岡市05年度予算の分析をしましたが、道路やハコ物などの大型事業は最盛期の半分以下。正直「これ以上、削れるんかいな」と思いました。そう思ってしまった以上『どこからどれくらい削るのか』に触れずに済ますわけにはいかないです。そして『削る』というのは、既得権に触れること。…いやー、怖いことですね。

待遇の悪化は避けられない。「それじゃもう、みんな不幸なのか」って言ったら、それは違うと思うんですね。きれい事かも知れませんが「あたしゃ、こういう未来を作りたいんだ」っていうビジョンが、ある程度の数の人たちで、同じ方向に向いていったら、頑張る動機付けになるんじゃないかと私は思うのです。
だからこそ、2006年は「もう古い物を破壊する年ではなくて、新しい未来を創り出す年になっちゃっているんじゃないか」と考えます。
私の今年からのテーマは 『現実的なベターを積み重ねて行く様な政治活動』をしながら『私たちのベストを創っていく』ということです。

抽象的すぎるでしょうか?

1月1日(日)

 あけましておめでとうございます。
 本年も皆様のご指導をよろしくお願いいたします。

◎波乱含みの年明け

 昨日の日記に書いた様に『新年に思うこと』を書こうと思っていたのですが、本日のお昼過ぎ、一緒にサイクリングをしていた長女が崖から転落!…写真の通り、大事には至らなかったのですが(多分)、若干気が動転して、まともな思考が出来ない状態です。
 あと4ヶ月で議員生活も8年目に突入するというのに、どうもあまりはかばかしくない年明けになりました。(ああああああああ…)

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