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5月15日(火)

◎『議会改革フォーラム』から『改革』へ

 今までの会派『議会改革フォーラム』を発展的に解消し、新しい会派に合流しました。名前は『改革』(しかし、書いてみるとすごい名前ですねぇ。声に出すときには「かいかくさん」と呼ばれるので、なんかかわいい感じなんですけど)。メンバーは鈴木一夫さん(会派の代表者)、高橋司さん、鈴木俊介さん、藤川智美さん、私、です。
 これは、今回初当選された鈴木一夫さんと高橋司さんが「議会改革を行うために新会派を作りたい」という呼びかけを行い、結成されたものです。(詳しくは5月3日の盛岡タイムスの記事をどうぞ)この呼びかけを受けて藤川さんや久孝さんと話し合った結果、議会改革フォーラムを発展的に解散しようということになりました。以前よりもパワフルに活動をしていきたいと思っておりますので、ご助言をよろしくお願いいたします。

 しかし、かっこいいよね。新人でこういう記者会見するのって。何が何だか解らず、おたおたしていた8年前の私とは大違いだわ。

◎国民投票法

 自分たちで責任をとるってことだから、憲法を国民が投票して決定することはいいんだけどさぁ。でも、なんか変な感じがするんだよね。例えば、最低投票率が決まっていなかったり。
 こういう民主主義のルールって、もっと時間をかけて話し合い、広く知らせるべきじゃないかと思うんですよね。
 みなさんはどう思われますか?

 
4月23日(月)

◎色々とありがとうございました

 今回の選挙ではまさに『ボランティア選挙』の醍醐味を感じました。
 結果についてだけではなく、とても良い経験をさせていただいた事に、心からお礼を述べたいです。
 ありがとうございました。

 選挙ボランティアの人から「手伝っているというよりも、私も『チームいせ』のメンバーになっているって感じ」と言われました。あたしもそんな感じでした。そしてそれが、とても心地よかったです。
 もっともっとみなさんと話をして、一緒に色々なことをやって、将来の希望を具体的に語れるようになりたいと思います。多分それが『チームいせ』の中での私の仕事なんだろうと思っています。

 とりあえず、心からの御礼まで。

4月14日(土)

◎さあ!

 また、私の4年間を見つめ直す時期がめぐってきました。
 力不足でできなかったこと、もっと早く着手すれば良かったのにと後悔していること、みなさんと一緒にやったからこそ実現できたこと…etc.etc.色々思い出しますが、まずはみなさんが私にくだす評価を真摯に受け止めようと思っています。
 4年前の日記を読み直しました。ほとんど同じ心境です。「進歩していないのか?」と苦笑いしつつ、当時の日記を下記にペーストして、明日からの一週間を迎えたいと思います。

《2003年4月19日(土)の日記》
 明日から始まります。
 それに伴ってホームページの更新もしばらくお休みになります。ご了承ください。
 (「日記は元々、あんまり更新していないでしょ」という声が聞こえそうですが…)

 この4年間、色々な課題を一つ一つ頑張ってやってきたつもりですが、それが評価されると思うと身が引き締まります。今の自分の考えをあちこちでお話しするつもりですので、見かけることがありましたら話を聞いてやってください。

4月13日(金)

◎カート・ヴォネガット氏に

 11日に亡くなったという記事を次の日の新聞で読みました。『タイムクエイク』を読んで以降、新作は読めなくなってしまいましたけれど、私にとってあなたの本は『日本国憲法前文』と共に『失意の度に読み直すベストワン』の位置を外れたことはありません。
 文学を通してだけではなく、ソマリア内戦の際など実際に現地に出向きレポートするなど、戦争や貧困に立ち向かうあなたを尊敬していました。
 あなたは常に、正義を振りかざし、他者を断罪する正義の闘士ではありませんでした。世の不条理に対して「そういうものだ」とつぶやく非力な市民でありながらも、他者に対する思いやりを貫くあなたの姿勢は、常に私に勇気を与えてくれました。

 以前書いていらしたように、今頃は神様の前に立って「私はあなたを信じてはいなかったけれど、あなたが仰ったことを実践するよう、常に努めて来ました」と言っているでしょうか。神もあなたのような人なら、笑いながら祝福をしてくれると思います。

 「愛は負けても親切は勝つ」というあなたの言葉は、私の座右の銘でもあります。
 身も知らない私に色々教えてくださってありがとうございました。『親切が勝つ』社会を創っていくよう、私なりの努力を続けていきたいと思います。

 
4月11日(水)

◎統一地方選、前半戦が終わりました

 全国的に首長選の多くは現職、県議は民主が増えたところが多いようですね。でも、爆発的に自民が負けたと言うわけではないようです。
 始まる前は、『無党派旋風』とでも言いますか、宮崎県知事選の影響を言う方が多かったのですが、話題の知事選の結果を見る限り、全国的にはそれほどでもないのかなぁ、とも思ったり。
 う〜ん…ここから、有権者のみなさんが何を望んでいるのかを計り知るのは難しいです。まだまだ「これだっ!」っていう『新しい希望』は生まれていないのかもしれません。
 ただ、何となくですが『新しい希望』を待ち望んでいる空気、とでも言いますか、明確になってはいないけれど、そう言った素地を求めている匂いのようなものは感じるんです。
 「問題は、それを語る言葉と、実現までの方策を持ち得る政治家がいるかどうか、なんだろうな」と思う昨今。勿論、規模は小さいけれど、私にもそれが問われているのだろう、と思っています。

 …どうも抽象的な話で申し訳ありませんが。

3月21日(水) 春分の日

◎電話やメールが来ると嬉しい

 「競馬事業について、どう判断するのか」という電話やメールがいくつか寄せられました。(これからも来るかもしれませんが)こういう風に賛成にせよ反対にせよ、意見をお寄せいただけるというのは、私にとってとてもありがたいことです。だって、みなさんがどう考えているかが解るので。今後の活動に対するヒントもあるし。
 実は、私がこの間力説している「行政やその外郭団体でも個人に対する経営責任を追及するべき」という考え方は、地域の方にヒントを出してもらったものです。こういうことは、今まで何度もありました。『宝は巷に転がっている』ですよ、ホント。

 別に私に限らず、議員や行政職員にはどんどん疑問や意見をぶつけて良いんだと思うのです。だって、納税者の方がお客様なんだもん。私は税金で雇われているんだもん。『政治家の私』(笑ってくださるな。私はどんな小さな選挙でもそれで選ばれる人はみんな政治家だと思っています)としては、自分の政治信条に反することは出来ないけれど、それ以外のことであれば『市民総体がどういうことを望んでいるか』を考えて行動しなきゃいけないんだと思うんですよね。

 この間、やっぱり地域の人とこんな話になって「あー、そうだ。ある意味、私って伊勢さんを雇っている側なんだ!」と言われました。その人にとっては、ちょっとした『コペルニクス的展開』だったみたいです。…実はその時を目撃できて、私はちょっと嬉しかった。

 仕事上、みなさんに雇われている私の方が情報量が多いです。おまけに、私は機械じゃないので、自分も考えます。だから、みなさんと今後の盛岡について考えていくという作業は、コラボになるんですよね。私はそう思っています。

 今回、競馬問題を勉強する中で、私、ある程度覚悟しました。財政はメッタメッタになる可能性があります。でも、それでも、明日はやってくるし、私たちは生きていかなければならない。だから、よりよい方法を、より多くの知恵で、見つけださなければならないと思います。「今こそ、民主主義を発揚しなければならない時代だ」なんて叫んでみたりして。

 で、そういう時代って「大変なんだけど、結構やりがいがある様な気がする」って思っている自分がいるんですよね。

 叩けば必ずドアは開く。

 日記の更新がなかなかむずかしくなっています。
 私が何を考えているか知りたい場合は、お返事しますので直接メールを下さい。では!

3月20日(火)

◎岩手県議会臨時会

 もう、ご存じだと思いますが、詳しくは岩手日報で『岩手競馬一転存続へ 臨時県議会』『存廃ルールの元で継続 知事会見』などの記事をお読み下さい。(2007年3月20日記事です)

 私の意見は、トップページにある『代表質問』と『岩手競馬融資案への反対意見』をご覧いただければ解っていただけると思いますが、競馬事業の存廃に関して言えば『廃止した方が良い』派です。なぜなら『構造的に利潤をあげられない業種になってしまったから』というのが、その理由です。

 で、「問題がごっちゃになってる」と思うわけです。『経営が成り立つかどうか』と『働いている人の保障』は別問題なわけで。

 『経営が成り立つかどうか』を判断する際に考えるべきは、今回融資をしようとしている330億円はサンク・コスト(埋没費用)であるということ。だから、競馬を続けても大丈夫かどうかというのは『来年度の事業計画がOKかどうか』という点のみで判断するのが正しいと思います。

 4〜5年前から、財政危機の度合いに沿って、公共事業が大幅に減らされ、たくさんの土木会社がつぶれました。競馬組合従業員の雇用の問題と構造的に同じですよね。
 
 だからこそ『働いている人の保障』は、別に競馬組合に限らず、失職した人に対しては全て手厚く行われるべきだと思います。職がないって、不安だもん。私も何度か経験しましたが。だから、本当に今やらなければならないのは、その保障をどういう風に、どれだけやるかという事を考えて粛々と行うことだと思うのです。

 盛岡・奥州市議会ではまだ結論が出ておりませんが、多分、県のこの案を了承するんだろうと思います。でも、これは、結果として問題の先送りにしかならないだろうと、次はもっと追いつめられた形でこの問題が復活してくるのだろうと考えるものです。

3月15日(木)

 ご無沙汰していました。2月のこともあり、自分の気持ちとして、その他の話題を書けないでいました。ごめんなさい。
 しかし、この話題について書かずには済ませられないので、書きます。

◎競馬組合への融資問題

 現在、22時ちょっとすぎですが、県議会本会議のインターネット中継が混んでいるため見られません。委員会では融資案否決だったようですが…

 本日、盛岡市議会で私は融資案に反対をしました。が、賛成多数で可決。
 採決の前に行った反対討論は明日にでもトップページにアップします。
 議会開始のはじめの方で、私は動議を出しました。市議会の総務委員会が終わった後に、今まで説明されていた事とは違う事が二つばかり議会で話されていたことを知ったからです。(その内容は、前述の反対討論の中に出てきます)説明されていた前提が崩れると思ったので、採決の前に質問をさせてもらいたかったのですが、それに賛成してくれる議員が少数だったため、出来ませんでした。

 私は『岩手競馬の売上が以前の水準まで増えることはないだろうから、赤字を増やす事業継続より、現段階で見切りをつけた方が良い』派ですが、それを抜きにしても、今回の融資案はおかしい、と思っています。だって、前述の意見の中にも書きましたが、議案の提案者が本当に競馬の継続を望んでいるかどうかが解らないのですもの。
 たとえ赤字になってもやらなければならないことならやればいいし、赤字を出してまでやる必要がないのなら、止めるしかない。そこをどう考えているのかが、よく解らない案です。だからこそ、今回の提案は、責任逃れのためなんじゃないかと、感じてしまうんですよ。

 廃止した方が良いと思っている人に対しても、継続したいと思っている人に対しても、不誠実な態度であったと思います。そこの部分をもっとはっきり聞きたかったのですが、かないませんでした。こういう事態になってしまったことが、情けなく、悲しく思うのです。


追記 県議会の結論が出ました。22対22 可否同数、議長裁決で、融資案は否決されました。

 
2月8日(木)

 競馬組合の問題など、ご報告することはたくさんあるのですが、アクシデントが起きましてやれずにおります。ごめんなさい。

◎捜索へのご協力

 トップページのトピックスにあげておりますが、行方不明の子どもさんの捜索にご協力をお願いしております。皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。
 色々と手配していただいた皆さん、メールやお電話をいただいた皆さん、本当にありがとうございました。感謝いたします。

1月29日(月)

◎中立な報道

 NHKの女性国際戦犯法定を取り上げた番組の内容を変えた事に関する東京高裁の判決が出ました。NHKに200万円の賠償との結果。(NHK側は上告)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070129-00000192-jij-soci
 私はこの判決を順当だと思います。

 報道番組が一つの『見方』を持つことは、悪いことではないし、ある意味、当然なんじゃないか、と私は思うのです。私はNHKBSで放送されるBBCのドキュメンタリーを見るのが好きですが、何が面白いって、これらの番組から見える制作者の考え方(と、その変化)が面白い。
 報道の中立性というのは、報道されたことに対する異論・反論を排除せず、それらも可能な限り報道するというやり方なのじゃないか、と思います。
 今回裁判になった番組を私は見ているんですけれど、内容を改変するのではなく「安部官房副長官(当時)はこの番組を『公正中立ではない』と言っていました」と報道すれば良かったんじゃないか、なんて思うわけです。そうやって視聴者に考えさせる・選ばせるのが本当の『報道の中立』ではないかと。

1月24日(水)


 お久しぶりです。この間、気になっていることをいくつか書きます。
 読んでみて「こうすればいいよ」と感じたり、「うちの現場ではこうなんだよ」と思ったりした方は、ご面倒ですが私のところまでご一報いただければありがたいです。よろしくお願いします。

◎ものづくりを重視しない状態がこのまま続けば、日本が倒壊するんじゃないか?

 かなり古いニュースですが、新年早々、風力発電の風車が倒壊しました。ブログ・ヘッドラインの情報が一番情報量が多いみたいですので、紹介しますね。
http://www.blog-headline.jp/archives/2007/01/post_2121.html

 つれあいとニュースを見ていて知ったんですが、(一応)土木を勉強したつれあい曰く、
 「日本のものづくりはもうダメだ…一時はあれだけ世界に誇っていたのに。ソニーの電池発火事件の時にもつくづく感じたけれど、土木もダメか。企業が労働力を安価にする事ばかりに血道をあげて、技術者を育ててこなかったつけがまわってきたぞ」

 このあいだの日曜日、建設労働組合の大会に出席させていただいて、聞いたんですけど、数年前の新潟の震災の時、同組合から派遣された大工さんが、倒壊しそうな家屋に筋交いをうったりして大活躍したんだそうです。でも、今、地域に大工さんっています?確実に減っていますよね。
 技術を持っている人たちを軽んじれば、必ず、あとで困るのは私たちなんじゃないかと思うのです。何とかしなくっちゃならないと思うんですけれど。

◎子育て支援って…

 盛岡市での保育園民営化について、疑問が収まらない模様です。
 私は民営化そのものに反対をするものではありませんが、色々な方からご意見をお聞きするうちに、保護者や私立保育園の方々が不安に思っている理由のいくつかが解ったような気がします。以下を解決しないかぎり、不信感は拭えないんじゃないかと思うようになりました。

1.「民営化によって生まれた財源を市全体の子育て支援にあてる」としているけれど、その子育て支援策って具体的に何か?
2.保育士の加配が必要な子ども達(例えば発達がゆっくりであるとか、多動気味であるとか)を、採算ベースを考えなければならない私立に全て任せるのはいかがなものか。これは、当の子どもにも、周りの子ども達にも良くない影響を与えるのではないか?
3.保護者の不安を払拭しないうちに民営化に踏み切る理由が解らない。もう少し時間をかけて討議しても良いのではないか?

 特に1については、市が具体的な提案をしていけば、保護者との間にもっと実のある話し合いができるのではないかと思うんですけれど。
 皆さんはどう思われますか?

1月15日(月)


◎まだ信じられませんが、

 お世話になっていた人が急逝しました。盛商の決勝戦の直前に軽口を言い合ったのが、最後の会話になるとは…あんなに元気だったのに、未だ信じられません。

 学童の指導員をしていた彼から聞いて心に残っている話があります。
 この場はふさわしくないのかもしれませんが、彼は言葉を書き物にして残していたわけではないだろうから、私が代わって書き留めておこうと思います。
 「子どものくらしというのは、学校で過ごす『勉強主体』と、家で過ごす『日常生活で必要なことを知る』、そして放課後の『友だちと遊んだりぼんやりしたりするゆとりの時間』があるんだよね。大人だって仕事と生活ばっかりじゃないでしょ。だから僕のところでは、学校から帰ってきたら『はい、宿題。はい、おやつ』なんていう風に、きちきちと時間を決めたりしないで、自分のペースですごさせたいんだよね」
 すごく納得した私が「○○さん、深い話だね。そんなこと考えてやってるんだ」と、ついつい言ってしまったら「何年やってると思ってんの」と、鼻で笑われました。

 正確な報告ではありません。ちょっと皮肉屋だった人なので、こんな文章ではご不満かもしれないけれど、奥の深いところもあったからきっと許してくれるでしょう。
 まだまだ、力を借りてやりたいことがあったんだけれど…哀しいです。

 
1月1日(月)


◎元旦に思うこと

 今朝の岩手山は見事でしたねー。
 「なんて大きな岩手山!用事が済んだら写真を撮って日記にアップしましょう」と思っていたのですが、午後になったら雲に隠れていました…

 今年の抱負を書きますね。
 議員になって8年が過ぎようとしていますが、今年ほど『未来の希望』について、皆さんと話をしたいと思っている年はありません。無駄な大型開発や補助金・歳費など「こうやってはいけない」と言い続けた8年間でしたが、今年からはもっと積極的に「こうしようよ」と提案出来るだけの力をつけたいと思っています。

 昨年は、構造改革路線の悪影響が表面化した年でした。政治によってもたらされた負の側面は、政治によって解決できるはずです。
 本年も皆様の知恵と力をお貸しいただけますよう、切にお願いをいたします。

 
12月20日(水)

◎12月定例会、終わる

 ご無沙汰していました。本日、12月定例会が終わりました。
 教育基本法の改定やら後期高齢者保険制度(知らない方は注目してください。これ、かなりマズイです)の始まりやら、色々と世知辛いことがありまして。でも、くさってなんかいられないので、何とかして、色々な人たちが生きていける盛岡をつくらなきゃならないなぁ、と思っています。行った一般質問などの報告は、トップページの方で。(再質問部分をまだアップしていませんね。テープおこしが終わり次第すぐに…)

◎無理して行った甲斐がありました

 本日、岩大で『格差は是正されるのか〜労働*女性*地方の視点から』と題した学術講演会がありました。講師はジャーナリストの竹信三恵子さん。
 面白かったです。
 新自由主義の考え方に基づく小泉改革以降の格差については、色々とマスコミで語られていましたけど、元々の正規・非正規雇用にあった格差が、家庭における男女分業(夫は仕事・妻は家庭、ってヤツですね)から始まっていた、とか、妻が育児や介護を受け持っていたことでその部分への国費投資が抑えられていた(日本の社会保障が先進国の中でアメリカについで低い)とか、私にとって新たな視点を外部注入してくれるお話でした。

 もう一つ、面白かったのは『金持ちはだまされている』という話。最初、意味が解らなかったんですけれど、格差が開くことによって治安が悪化する、という事なのだそう。今、合衆国のお金持ちは(あまりにも治安が悪いので)自分の身は自分で守っているのだそう。(確かに、アメリカの金持ちってセキュリティに莫大なお金をかけていそうですよね。格差の激しい発展途上国もそうですわな)

 一人勝ちを続けていこうとすれば、ひずみが起きるのは必至。富の再配分を行うことが、弱い人たちに対してだけではなく、全体のためになることに、もっと多くの人が気づくべきなのだと思います。日本には『情けは人のためならず』っていういい言葉があるじゃあありませんか。

12月6日(水)

◎今日の岩手山

 良い天気でしたね。
 寒い日の方が綺麗に見える気がします。

 明日から議会が本格的に始まります。
 今回は一般質問をする議員が24人も!
 
 今日は明日に備えて早く寝ます。
12月5日(火)

◎盛岡市議会、12月定例会

 一般質問をします。 
 12月8日(金)の午前11時前後から。
 内容は、タウンミーティングのやらせ質問・教育基本法の改正・芸術教育について・児童虐待について・居住に関係してまちづくりについて、などです。
 ご興味とお時間がある方はいらしてください。

12月4日(月)

ホスピスボランティア養成講座が終わりました

 11/11から4週間にわたって土曜の午後に行なってきたホスピスボランティア養成講座が、2日にやっと終わりました。岩手にホスピス設置を願う会が主催(共催、河南病院)で、私も企画担当の一人でした。
 やー、大変だったけど楽しかったぁ。
 基本的には講義(講師は遺族・ホスピスボランティア経験者・医師の皆様)を聴いて、KJ法でワークショップをやって、ふりかえりをして、というサイクルの4日間、16時間。
 企画を立てた時には「長いかなー、飽きないかなー」と心配だったんですけれど、受講者の皆様は「あっという間だった、楽しかった」という感想が多くてほっとしました。
 これもワークショップを担当していただいた山本克彦先生方のおかげかな、と思っています。
 11月中旬には、河南病院が太田地区にお引っ越しをし、孝仁病院と名前を改め、緩和ケア病棟が開設します。
 盛岡市初のホスピス!
 でも、ホスピスって建物のことだけじゃないのよね。必要なのはそれこそ『ホスピタリティ』。4年前に皆様にお約束した『盛岡にホスピス設置』に向けて、あたしももう少し、頑張ってみたいと思っています。

 しかし、ワークショップって、聞いた話を自分のものにする事に、すっごく有効なのね。…もっと教育現場で使えばいいのに、と思ったりして。

◎教育の現場と言えば…

 今日、知的ハンディキャップ体験をしてきました。
 これ、いいよ。
 「へーっ」て思っちゃった。
 学校でやるべきだよ、とも思ったんで、頼まれもしていないけれど宣伝しちゃいます。ご興味のある方は、下記の記事をごらんになってご連絡を!
 盛岡市手をつなぐ育成会 お出かけキャラバンチーム

 
11月21日(火) 午前1時40分

 きわめて眠いのですが、事務所から帰る前に書き込んでしまわないと、また二週間経ってしまいそうなので、これを書いてから帰ります。前回「書き込みが不定期になります」と宣言したとたん、一気に書かなくなっちゃったんで…

◎沖縄県知事選

 糸数さんを応援していたんだけれど、負けてしまいました。与党と野党(それも野党共闘!)の全面対決。勝って欲しかったなぁ。もちろん、実際に選挙をやっていた人たちに比べれば、私の気持ちなんて及びもつかないものなんですけれど。
 あえて書かせていただければ、この結果を受けて、野党がお互いの足を引っ張り合う状態になっていくのだけは避けて欲しいです。
 今年度に入ってから、老齢控除は廃止されるわ、障がい者自立支援法は始まるわ、高齢者に対する医療制度の改悪は始まるわで、私の頭の中では常に「ヤバイ!ヤバイ!ヤバイ!」というベルが鳴りっぱなしなんです。今の政府の政策は明らかに「自助努力でなんとかしなさい。ダメならどうなっても仕方がないね」と言っているようなもの。これをこのままにしていては、本当にまずいところまで行っちゃうと思うんです。
 解決する糸口は、来年の参院選で与野党逆転に追い込むこと。
 道が一本、はっきりとついているんだから、今回の結果を分析して、本番では勝つようにしなければならないと思うのです。

 これって私だけが思っていることではないはず。何とかお願いしますね。

◎国会はどうなっているのだ?

 教育基本法改正案、ついに衆院で強行採決されましたね。沖縄県知事選が終わって、審議も加速すると思われます。しかし、履修不足や学校でのいじめなど、現在の教育現場での問題が解決するような気がしない法案をなんでこんなに急いで改正してしまわなければならないんだろう?やらせ質問までやって。
 圧倒的多数の政党が民主的でない(必ずしも緊急の課題ではなく、もっと審議した方がいいという世論が圧倒的である法案を強行採決するのは、どう見ても民主的ではないと思う)という悲劇ってこう言うことなのね…。「とにもかくにも、参院選だっ」と思う今日この頃です。

 
11月6日(月)

◎ごめんなさい

 「(できるだけ)毎日書く」を目指して続けてきた『つれづれ日記』ですが、来年の4月いっぱい頃まで、不定期の書き込みになることをお許し下さい。忙しいというだけではなく「今日○○をした」という事が書けない状態なのです。
 議会の報告や社会で起きている様々なことについて、ふと思うことは書き込んで行きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

◎教育を抑圧して良いことはないと思う

 未履修問題もさることながら、いじめによる自殺が続いていることが、私の気持ちを暗くしています。「現在の学校はそこまで抑圧的なのかしら?」と自分に問うと「そうかもしれない」という答えを否定できません。
 自分と違うものを排除しようとする傾向は誰にでもあるような気がします。だからこそ、教育を通じて、人間の多様性に気づくことが必要なのだと思うのです。現在の教育基本法では『個人の尊重と民主主義』が謳われ、教育に対して圧力をかける事が禁止されています。(実際の教育基本法よりも、本日紹介してもらった絵本『11の約束』の方が解りやすい。ぜひご一読を)
 教育基本法の改正案は国の統制が強まるという点で、非常に抑圧的であるように思います。文面はとっても似ているんだけど…これ、改正したら本当にマズイと思う。17条あたりから非常にいやぁ〜な感じが漂っているんですよね。
 
 
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