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いせ志穂の「つれづれ日記」
4月30日(土)

 昨日は18時前に家に帰ったのですが、体中が痛くて階段の上り下りも大変な始末。そのままこたつでダウンした後、22時に起こされたのですが寝床に直行してしまって日記を書けませんでした。
 いやー、何であんなに疲れていたんだろう?半日近く眠り惚けて、今日はとっても元気です。

◎消防演習に行って地域コミュニティについて考える

 4月29日は毎年、盛岡市全体の消防演習が開かれます。守ってもらうばかりであまり貢献していない私としては肩身が狭いのですが、演習を見に行かせていただきました。
 演習を見学していつも感心するのは、生業を持っているのにも関わらず、消防団のみなさんの訓練が行き届いていること。行進も走り方も号令もきびきびしていて、とっても頼もしかったです。

 今、災害の被害を最小限にするために「地域防災」という考え方が注目されています。例えば「高齢者の見守りシステム」などを採用している自治体は結構あるはず。昨年の新潟・福島豪雨の犠牲者の多くが高齢者であったことを考えると、今後盛岡市でも必要なことと思います。
 でも、現実的に見ていくと、地域コミュニティってつながりがどんどん弱くなっていっているんですよね。
 私、今までの町内会や福祉推進協とはまた違った枠での地域のつながりを作っていくしか解決策はないんじゃないかな、と感じています。あ、何もこれは町内会などが「ダメだ」って言っているわけではないんですよ。「価値観が多様化している現在、色々な切り口から地域のことを考えていけるような体制が必要なんじゃないか」という意味です。
 「それじゃ、具体的にはどうするんだよ?」と聞かれても、実は私にもよく解りません。ただ、青山新駅のグラウンドワークを実現できれば、ちょっとだけ方向性が見えてくるような気がしています。

4月28日(木)










 ここのところ暖かかったので、家の庭にもやっと春が来ました。
 毎年感じるのですが、盛岡の春って一気に来ますねぇ。 ボケも水仙もレンギョウもカタクリ(20数年前から咲く。何の世話もしていないのに偉い奴だ。)も一気に開花しました。



◎「イメージを持つ」って大事なことなんだなぁ

 今更言うほどのことでもないですが(見れば解る事だもんね。)私はものすごい運動音痴。心配性の祖母に育てられ「おうちの中で、ご本ばかり読んでいる」幼少期を余儀なくされたため、体を動かすことに全く自信がありません。
 ところが、ちょっとした理由がありまして、今月中頃から連日のように体を動かしています。その中で気づいたことなんですが、思ったような動きが出来るか出来ないかは頭の中のイメージに大きく左右されるということ。
 動き方を理解しているというのともちょっと違うんです。やっぱり「イメージ」としか表現できないんですけれども、それの有無によって結果が全然違ってくるんですよ。スポーツ選手がイメージトレーニングをする理由がやっと解りました。
 翻って、私、今まで「これからの日本を、盛岡をどうしたいか。ビジョンやイメージが必要だ」とずいぶん言ってきたような気がするんですが、前述の例からも、この事ってとっても重要に思えています。 「どうなるか解らない」から不安だし、想定外のことが起きた時に対応できないのだと思うのです。
 最近、様々なニュースを見ていて「(私は保守的なので)このままの日本で過ごしたいけれど、多分それは無理だろう。放っておいて、自分の望まない方向に進むよりも、自分の望む方向に積極的に変えていくことを、怖れずにやろう」と思う様になりました。
 だからこそ「明日の日本」のイメージをしっかり持つ事が大切なんだと思います。

4月27日(水)

 やっと昨日、市民会議ニュース(活動報告)33号が完成しました。以前この日記で「今月中に仕事場を片づける」と宣言しましたが、出来そうにもありません…

◎盛岡駅西口複合施設

 盛岡駅で用事をすませた帰り道、建設中の西口複合施設をパチリ。(逆光のせいで見づらいです。あまり補正も利かなくて。)
 う〜ん…都会っぽいデザインなんだけど、ガラスを多用するビルって地震や火災の時に不安だなー、と思ってしまうのは私だけでしょうか。これって「タワーリング・インフェルノ」を観たせいかなぁ?(スティーブ・マックィーンは私の「一番最初のスター」なんです。)
 写真ではよく見えませんけど、こいのぼりを飾っています。その心持ちはとても嬉しいのですが、ロープに絡み付いてしまっているものもちらほら。こんなに絡むのはどうしてなんでしょう?ひょっとしたら、内側に湾曲しているガラス面に沿って吹くビル風のせいかも。

 何でもかんでも文句を付ける人は嫌われますけど、ついついそんなことを考えてしまいました。

4月26日(火)

◎余裕を持つ大切さ、について

 今朝、昨日に引き続き、哀しい気持ちで JR福知山線 の事故のニュースを見ていましたが、その中で気づいたこと。
 一度に400人を越す怪我人が病院に運ばれているのですから、治療に必要な医薬品や設備だけではなく、医師や看護師も不足していると考えられます。近隣から応援に行くとしても、それぞれ自分が普段看ている患者さんを抱えているでしょうし、さぞや大変なことだろうと思うのです。
 そう考えた時「フリーで動ける医療関係者が常に必要なんだ」ということに気づきました。
 災害や事故はいつあるか解りません。いざという時のために、平時には少し多く感じられる位の人員を確保しておくことの重要性を感じました。(これは、特に公立病院に課された課題なのかもしれません。)
 「何でもかんでも経済性ばかり考えてはいけない」ということを、肝に銘じておこうと思います。

◎感動したこと

 「怪我をされた方々が助け合って事故車両の中から脱出した」という記事を朝刊で読みました。ああいう大惨事の中でもお互いに助け合った、ということに敬服し、とても感動しました。

4月25日(月)

◎尼崎の電車事故

 今、22時30分、報道ステーションを見ています。
 先ほど、番組に出ていた専門家の方が「高速化を図るために電車車体を軽量化している」と発言していました。
 「もしも、少し遅くても良いから頑丈な車両、であったらどうだったんだろう?」と考えてしまいます。

 一人でも多くの方が助かりますように。(私が盛岡で祈っていても何の力にもなりませんが…)

4月24日(日)

◎変わる青山町

 数日前から気になっていたのですが、青山町踏切周辺の改良工事が進んでいます。
 ここと馬頭踏切周辺は「あるいていても自転車でもバイクでも危ない」し「自動車だと怖い」場所でした。地域の人たちは、長年、改良を望んできたので、やっと青山のみなさんの要請活動が実を結んで「ヤッター」という感じです。(私もちょっとだけお手伝いしたので、それはそれは嬉しい)

 できるのであれば、次はこの周辺のみなさんと一緒に「こんな青山町にしたい」という青写真を描き、行政と協同して地域をつくっていく事をやりたいと思います。
 盛岡の「花形」はお城周辺かもしれないけど、私にとっては青山は愛着がある場所だし(今、事務所を置かせていただいているだけではなく、新婚時代は住んでいたもんね。)ずっとこの辺で暮らしていきたいと思っているものですから。

4月23日(土)

◎ペシャワール会報、届く

 以前、盛岡で中村哲医師の講演を聴いてペシャワール会に入会しました。「少なくとも会費は払おう、会報も読もう」という程度のゆるい会員ですが…今日、会報83号が送られて来ましたが、その中に私をハッとさせる中村医師の文章がありました。

 「(略)再び、いや四度、アフガニスタンは忘れ去られつつあります。」

 米軍は増強され「アルカイダ」討伐は今も続いているとのこと。
 また、アフガン「民主化」後、様々な理由によって活動しづらい状況に追い込まれていることなど、が書いてありました。
 私は、健康であれば命の危機が非常に少ない日本で暮らしているので、ついつい、ヒリヒリとした海の向こうの現実を忘れてしまいがちになります。反省しました。
  会報のこの号はまだUPしていない様ですが、ホームページアドレスをご紹介します。お気に入りに追加してください。また、是非入会してください。

ペシャワール会HP
http://www1m.mesh.ne.jp/~peshawar/

4月22日(金)

 事務所の裏に大家さんの花壇があります。建物の陰に挟まれた「秘密の花園」なんですが、そこで咲いていた「くもまぐさ」があんまり可愛かったので、パチリ。紅白2色あったので、もう一つは「誕生日記念」で昨日の日記に追加しておきます。
 もうちょっと暖かければ最高なんだけどな…

◎ご紹介

 昨日は田中宇氏のHPをご紹介いたしましたが、今日は村上龍氏のメルマガをご紹介します。大学の先輩から「この無料メールマガジンには、貴重な経済レポートをはじめ、世界各地にいる人からの便りが載ります。講読しても損は無いと思います。お勧めします。」というメールをもらいまして、先日配信を申し込みました。今日の記事は香港からの寄稿で、興味深かったです。「ニュースが沢山」で全部を読もうとすると大変ですが、選択して読めば大丈夫。
 申し込みはHPからどうぞ。

Japan Mail Media
http://ryumurakami.jmm.co.jp/


4月21日(木)

 誕生日です。今日から43歳。
 10代の頃は「30歳位になったら大人の女性(安藤優子をイメージ)になるのだろう」と思っていましたが、いつまで経ってもそうなりません。(今考えると無謀な空想ですねぇ。♪若さゆえ〜ってことで許してください。)

◎アメリカ経済

 誕生日の朝から暗いニュースを読んじゃいました。

田中宇(たなか・さかい)の国際ニュース解説
アメリカの衰退と日中関係
http://www.tanakanews.com/f0420dollar.htm

 経済成長が続くと市場が狭くなる(正確な経済用語でないかも。お許し下さい。)というのは当たり前のことですが、これに対して防衛策を張っていない日本政府に対して、非常に暗い気持ちになってしまうのです。(そういう意味で欧州諸国は考えている様に思います。欧州連合・EUって、市場を広げるための試みですもんね。二度の世界大戦の経験を無駄にしていないって事でしょうね。)
 「世界経済の動向」っていうのも「海の向こうで起こっている戦争」と同じで、実感が伴わない気がします。私なんかはついつい、昨日と同じ様な今日が、明日が、永久に続くような気になってしまう。しかし、私の実感とは異なり、たぶん近い将来、世界的な経済動向が大きく変わる日が来るのでしょう。
 私が経済情勢を気にするのは「政治の方向を決定する根底にあるものは経済にある」と考えるからです。だから田中氏の言うようにアメリカ経済の急速な衰退が起きれば、日本の政治も大きく変わらざるを得ないはず。多分、ここの所急速に政治日程化している憲法改正論議等も、自覚的ではないかもしれないけれど、そういう理由から発生してきているものではないかと思います。
 来るべき日に備えて、心の準備だけでもしておいてください。出来れば、変わらざるを得ない日本の政治を「どうしたいか」(いわゆるビジョン作成です。)を一緒に考えてくだされば、最高です。(そういう方がいらしたらメールを下さい。お待ちしております。)

4月20日(水)

◎自転車の無謀運転

 今月の始めに罹患したインフルエンザが回復してから、交通手段を自動車からバイクに変えました。(春の恒例行事ですが、寄る年波には勝てず、乗り換えの時期がだんだん遅くなっています。昔は3月の後半にはもうバイクで走っていたのになぁ…)今日は雨で大変でしたが、天気が良いと二輪はとっても気持ちがいい!
 で、そのいい気持ちに水を差すのが、右側通行をしてくる自転車なんですよ。轢くんじゃないかと冷や冷やものです。
 その中でも一番怖いのは、暗くなってから無灯火で右側通行してくる人。路側帯を走っていればまだ良いのですが、はみ出て走っている人も多いんですよね。これは、結構近くにならないと気づかないので、本当に怖い!心臓が縮みます。(左側を走っている自転車は後ろにある反射灯のおかげで早く気づくことが出来ます。)
 この他にも、左右確認をせず歩道からいきなり飛び出す、2人以上で並列通行をする、など、自転車がらみの怖いことがいっぱい。先日は交通量の多い時間帯に46号線で、横断歩道でないところを斜めに横断している自転車を目撃しました。バイクであんな事したら一発で捕まっちゃうよ。
 いや、ホント、怖いです。
 自転車、好きなのよ。本当は。エコな乗り物だし。
 だからこそ「何でこんなに怖い自転車の運転をする人が多いのかなぁ?」と悲しくなってしまうのです。

4月19日(火)

◎教科書

 私は「新しい歴史教科書をつくる会」の歴史観とは正反対の考えを持っています。つまり「第二次世界大戦中に日本がアジアで行った加害の歴史(旧日本軍による、朝鮮半島からの強制連行や朝鮮人慰安婦の存在、中国での虐殺などについて)を、子供たちに教えるべきだ」という考えです。そういう観点から、扶桑社が出版している歴史教科書を学校で使うことに反対してきました。
 しかし、この間の韓国や中国での反日運動のニュースを聞いて「それだけじゃだめだな」と感じ始めています。むしろ「学校で使う教科書が一冊だけ」ということに問題があるんじゃないかと。
 過去に起こったことは、つまり事実は、一つです。でも、その一つの事実の解釈は決して一つではない。事実に接する人の立場によって十人十色の解釈が成り立ちますよね。とすれば、自分がどの立場のどの意見を採るか、ということを選択するのは個々人のはず。そういう選択が出来る「考えさせる教科書」が一番良い教科書なんじゃないのかなぁ。
 もうすでに選択済みの「事実」を与えられるのではなく、それこそ、様々な考え方に触れることによって、子供たちが「自分たちのものの見方・考え方」を形成していくことこそ必要なのではないか、ってことです。
 考えてみれば、本来「学ぶ」というのはそういうことなのかもしれません。少なくとも「結果が決まっているものを覚えていくこと」の中には「新たな発見」は無いし、それじゃあ学習する喜びはほんの少しだと思うもんね。

 たださぁ、すべての人が他者の考え方に寛容になってくれれば良いんだけど、そうじゃないからなぁ…例えれば、制服廃止に反対する人たちは「自分が制服を着たい」のではなく「全員が制服を着なければならない」っていう人が多いんだよね。これが困っちゃうんだ…

4月18日(月)

◎あっという間に

 やらなければならない事・やりたいことはたくさんあるのですが、その半分も終わらない間に日没がやってきます。そして、あっという間に今日が終わってしまうのですよねぇ。
 本日、残業をしてやっと政務調査費に目処が付きました。ホントは事務仕事にこんなに時間をかけていてはいけないんですけれど。

◎春がきた

 「まだまだ寒い」と思っていましたが、ふと気づいたら、今日の夜は事務所に暖房を入れずに仕事をしていました。(事務所、寒いんですよ。その分、夏はとても快適。暑い日は遊びに来てください。)
 二輪車も乗れるようになったし、盛岡もやっと春ですねぇ…

4月17日(日)

◎「やさしく学ぼう・緩和ケア」第2回目

 本日は「岩手にホスピス設置を願う会」主催の催しの感想です。
 「やさしく学ぼう・緩和ケア」の第2回目は「自分らしく生きるためにA」と題して、昨年奥様をガンで亡くされた阿部喜光さん(左写真)と青山和敬荘訪問看護ステーション所長佐々木順子(よりこ)所長(右下写真)のお二方がお話をされました。
 阿部さんのお話はとても心を揺さぶるものでした。きちんとご報告したいので、阿部さんが書かれたレジュメと共に報告記事を後ほどトピックスの方にアップしたいと思います。そこで、今日の日記には感想だけを書きます。
 在宅で緩和ケアを受けている奥様が阿部さんに対して「痛み止めの薬の服用だけのようだが、抗ガン剤の服用がないのはどうしてか、先生に聞いてみてくれ。私は死にたくない。痛みはがまんするから治療を何とかして欲しい。」と言ったそうですが、それに対して、何とも返す言葉がなかったということ。
 ああ、本当にそうですよね。これってとてもやるせない。もし、私が阿部さんの立場だったとしたら、泣いちゃったかもしれないです。
 「命というのはとても大事なものであるのと同時にとてもはかないものでもあります。緩和ケアというのは痛みの緩和だけではない。見守ることだけではなく対処する事が求められるのですが、これがとても難しい」と話された阿部さんの言葉が、胸にずんと来ました。

4月16日(土)

◎CDプレーヤー

 以前、我が家のレコード・プレーヤーが壊れてしまって、S&Gのレコードが聞けなくなってしまった話をこの日記に書きました。その後CDプレーヤーもかなりおかしくなってしまった話は書きましたっけ?
 今年に入ってから本当に調子が悪くって、音飛びはするわ、同じ所を繰り返すやら(例えば「月光」の最初の盛り上がりのフレーズ「ジャン、ジャジャン」という所を延々と繰り返しているとか)で、結構萎えてしまっちゃってたんですね。
 このような状態に耐えられなくなった連れ合いが、本日、清水の舞台から飛び降りて、中古CDプレーヤーを購入してまいりました。(骨折しなきゃ良いけど…)
 これが以前のプレーヤーに比べると、結構イイ!ホントは仕事をする予定で、データを家に持ち帰っていたのですが、「次、アルパレスかけて」「次はパバロッティ」「次はキヨシロー、あ、オーティスにしよう(残念ながら、彼らの歌とは相性が良くないみたい。明るく聞こえてしまう…)」などと遊んでしまいました。このツケが明日以降にのしかかってくるんだよね。

◎韓国・中国での反日感情について

 今日の朝日新聞の「ARTIST MEETS ARTIST 日本のラップと社会」でK DUB SHINEというラップミュージシャンと社会学者の宮台真司が対談をしていて、その内容がとても面白かったです。宮台真司が言った事をちょぴっとだけ引用します。
 「日本は第2次世界大戦でも「交渉の席を蹴って」幾度も失敗してきた。勇ましいやつは格好よく見えて、実際は宙づり状態に耐えられないヘタレなの。交渉には宙づりに耐えるタフネスが不可欠なんだよ。」

 このHPを続けて読んでいただいている方なら、私のスタンスは何となく解っていただけていると思いますが、私はあの戦争が侵略戦争だったと思うし、朝鮮半島からの強制連行や従軍慰安婦問題を教科書に書くべきだと思っています。ただ、祖父が戦死しているので、そういう事に触れたくないと思っている人達の複雑な気持ちも解らないわけではありません。それを前提にして以下読んでいただければ幸いです。

 あのね、小泉首相をはじめとして日本の一部の政治家の対応が「大人げない」様な気がするんですよ。
 「世の中をどう見るか」って百人百様でしょ?だからこそ私たちは、日常的な生活の場では、よそ様に配慮しながら生きているんだと思うのです。
 日本は韓国や中国との経済的な結びつきを無視してやっていけないはずです。また、軍事的な意味でも大事にお付き合いをしなければしなければならないはず。相手の感情を無視してやりたいことをやったり(例えば靖国の公式参拝とか。参拝がしたいのなら私人としてこっそり行けば良いのに。)言いたいことを言ってりゃいいってもんではないんじゃないか、と単純な私でさえ思ってしまうわけです。
 「自分の考えと異なる他者がいる。たからどうやって折り合いをつけていくか」と考えるのが大人である、と思うのですが、この数年間の(特に政治家達の)配慮の足りない感じを見ていると、政治的スタンスがどうこうという以前の問題として「がっかり」しちゃうんですが。

 ついでに書きますが、憲法改正に関する議論でもおんなじ様な事を感じるんですよね。
 本日報道された、衆議院憲法調査会の意見書にしても、憲法改正中曽根草案にしても、ざっと読んで感じたのはやっぱり「大人げな〜い」の一言。意地悪な私は「憲法でわざわざ書いてもらわないと、日本に自信が持てませんか?」と言いたくなっちゃう。
 現憲法の前文の「威風堂々ぶり」に比べて、情けなく感じてしまうのは私だけ?
 (長くなるので、憲法についてはまた日を改めて書きますね。)

4月15日(金)

◎PTA

 …問題発言しちゃおうかな。
 今日、今まで子どもの参観日だったのですよ。それでPTAの役員決めをしたのですね。いやー、ご経験の方は解るでしょうが決まらないこと、決まらないこと。そもそも、学級懇談会に参加している人は全員「役員経験者」なんですもの。つまり無理強い出来ない人だって事ですね。
 「どうしていつもおんなじ人ばかりの間で役員決めをしなくちゃ行けないのか?」という不満もちらほら。みんなが下を向いてしまう例年の行事を経験している最中ですもの。そう思う気持ちもよく解ります。
 こういう時間を過ごすと、根本的にどっかが間違っているんじゃないかと思うんですよね。
 今の学校は、私が子どもの頃に比べると、生徒数は1/4〜5/1に激減しています。当然、教員数もしかり。けれど、施設は以前と同じ規模だし、PTA行事もそんなに減っていないんじゃないかなぁ?今までやってきたPTA行事を「義務」として今後も全く同じように続けていくのは無理があると思うのです。
 例えば、昨年、私がなった係では図書修理をやったんですね。これ、結構楽しかった。こういうのだったら、ボランティアとして今年もやりたいと思うのです。こんな感じの「私、こういうのだったら出来ますよ。こういうことやりたいです」という善意を集めてPTA運営を行っていくというのは不可能なのかなぁ?これは、PTAに限った事ではなくて、社会全体について言えることなのかもしれないですが。
 皆さんはどう思います?

4月14日(木)

◎特筆すべきこともなく

 政務調査費の報告書を作ってすごしました。
 支出がある度に支払証明書を書いていれば、こんなに困らないのに、処理をためているからこんな事に…事務所が散らかるのと同じ理屈ですね。
 大切なのはきっと「日々、コツコツ」なんだよな、と思います。(でも、これ最も苦手です)

4月13日(水)

◎ となり町戦争

 今日はほぼ一日、政務調査費の報告を作っていました。
 刺激的なことがなかったので、先日読んだ表題の本を紹介をします。かなり前に買っていたのですが読む暇がなく、インフルエンザに罹患している最中に一気読みしました。

Amason.co.jp
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087747409/249-2504528-7846749

 すごかったですよ、この本。

 この本の書評で「戦争が起きても一般市民の日常生活は昨日と変わらずに流れていく。しかし、確実に戦争による犠牲が生まれている。戦争の本質とはこういうもの」という感じのものを読んだ記憶がありますが、多分ホントにそうなんでしょうね。
 例えば、今、日本は戦火が治まったとは言えないイラクに派兵しているわけですよね。首相は「戦争に行くわけではない」と言ったけれど、自衛隊は攻撃されれば反撃する可能性もあるわけですから、100歩譲っても「戦争に行っているわけではない、とは言えない」状態だと思うんです。でも、日本が「そういう状態にある」なんて、日常的に感じている人なんて、どれくらいいるんだろうか?
 戦争って、直接関わらない人たちにとっては、なんだかんだ言っても「一つの概念(基軸?判断分岐線?うまく言えない…)」にしかすぎないのかもしれません。あー、これって戦争に限らないのかな?でも、そう言ってしまえばコミュニケーションが無意味になっちゃうのかしら?う〜む…

 もう一つ、私が感じたのは「行政の仕事」についてなんですよね。「舞阪町役場となり町戦争係」に勤めているこの本のヒロインはとても魅力的なんだけど、行政の立場の話をし始めると、一気に「のっぺらぼう」になっちゃう。この感じ、今まで私も何度か出会ったことがあるんですよね。
 具体的なことについてではありませんが、かなり考えさせられる本。お勧めです。

4月12日(火)

◎懸案の「掃除」

 漢字を確かめようと辞書をひいたら「懸案ーまだ解決に至らない問題」とありました。
 ほんと、仕事場の(ああ、家もだ)掃除を本気でしなければ、もはや仕事が出来ない状況に近づきつつあります。(1月19日の日記にも写真があります。ハイ、前よりももっと散らかりました…正直言って、仕事場からもはや逸脱しつつあるような気がしています。)
 しかし、掃除なんてものはどうしても後回しになってしまい、今日も、加入している子育てサークル「ミウィ」の皆さんとの「お昼を食べながらお話しをする会」に行ってしまったぁ!とっても楽しかったので文句は言えませんが、事務所に帰ってきたらあまりにも汚くて「ドーン」と落ち込みました。
 そもそも、コレではホントに仕事の効率が悪い。競馬組合の決算書がどこかにあるはずなのだけれど、見つけられない…
 このままではダメだわ!掃除実現のためには宣言してしまおう!
 今月中には、掃除済みの仕事場写真をアップすることを約束します。

4月11日(月)

◎事務所にいてあっという間に

 メールに返事を書いたり、昨日のWSで出された意見を整理したり、借家借地法について調べたり(この関係で質問があったのです。)しているうちに、あっという間に一日が過ぎてしまいました。
 なんか、充実感のない一日でした。

4月10日(日)

◎青山新駅づくりワークショップが開かれました

 青山3丁目公民館に集まったのは50人。
 アイスブレイク、経過説明、盛岡市交通政策課からの説明を聞いた後、集まった人それぞれが要望を書いてまとめていきました。


← もっと詳しい説明を聞く








   「こんな駅にしたいな〜ぁ」
   思い思いの格好で書きます  →





← 書いたポストイットをカテゴリー別に貼ります






   貼られたポストイットを整理して 
   皆さん一息ついたところ     →





← 最後にまた出てきた質問をしてみました
  答えるのは必ずしも「市の人」ではありません。
  知っている人なら誰が答えても良いのです。




 この日、出された意見は近日中にまとめて盛岡市に要望書として提出します。

 1年近く青山駅に関するワークショップを行ってきましたが、今年度から本格的な駅づくりに入っていきます。
 最近思うのは「この運動って『ずっとこの街で暮らしていくために、地域をより良くしていきたい』という人が集まって、知恵を出していくこと、行動していくことなんだなぁ」ということ。
 言うは易く行うは難し、ですけれどもね…

4月9日(土)

◎復帰!

 インフルエンザ、やっぱりうつっちゃったんですね。5日に熱が出まして、お休みをしておりました。タミフルっていう、抗インフルエンザウィルス薬のおかげで、かなり軽くてすみました。
 熱が下がった後、「積ん読」になってしまっていた本を何冊か読みまくったりして、実に幸せな「病欠の4日間」でした。だからかもしれないけど、今日、事務所に来て「一体アタシゃ、何をすれば良いのだ?」と、困っちゃったりして。ぼけてます。完全に。
 (明日の「青山新駅づくりワークショップ」が終わったら、家も仕事場も大掃除しなきゃいけないなぁ…。それを考えると心が重くなります。)

 
4月4日(月)

◎体がきついのは暗示のせい?

 両親のインフルエンザは収束しつつありますが、私は風邪をひいたようです。肩と腰がビミョ〜に痛いのも気になりますし。(たぶん生来の猫背のせいだと思うのですが。)
 本日は「自転車の安全走行に関するお願い」があったのと、会派の会議で市役所へ。本来なら、車からバイクに乗り換える時期なのですが、大事をとってまだ4輪に乗っています。
 私は子供の頃、よく熱を出す子でした。単なる扁桃腺肥大だったのですが「おまえは体が弱い」と言われ続けて育ったせいか、今回みたいな「精神的理由からの体調不良」をよく起こします。子供に対して「おまえは○○だよ」という言い方はやめた方がいいかもしれませんね。暗示をかけることになってしまうかもしれないですもの。
 写真は県庁前の公園に落ちていた「ばらけてしまったモミ(?)の実」とふくらむ桜のつぼみ。
 早く風邪が治って、私にも春が来れば良いな。

4月3日(日)

◎遅く起きたけど

 体力の衰えをカバーするために、夫に大幅な寝坊を許してもらい(普段は子供のお弁当を作らなきゃいけないので寝坊が出来ないのです。)、11時から始動。気合いを入れて、今(13時)事務所から出ていくところです。
 よく「休みたいなら休めばよいのに。あなたは勤め人ではないのだから」と言われるのですが、休むと仕事が詰まってきて、結局後で困るのは自分なんですよね。要は自分で出来そうな分だけの仕事を引き受ければよいのですが、ついつい力量以上の事に口を出してしまい、口を出した手前、手も出してしまうという結果に…
 気合いでアドレナリンを大量分泌してがんばるぞっ!(ああ、いつものパターンになってしまっている。いつになったら「大人らしい」社会との折り合い方が出来るようになるんだろうか?)

4月2日(土)

◎まずいっ!

 父と母がホンコンA型インフルエンザでダウン。10日に青山新駅づくりワークショップを控え、お知らせを行っている我が身としては、インフルエンザなんかになっている場合ではないのですが、この間「夜型・不規則・睡眠不足」な生活をおくっており、不安におののいています。
 ああ、安らぎたいなぁ…。

4月1日(金)

 本日は朝9時と午後2時30分と夜7時頃から約束が入っています。こういう風に「虫喰い」で日程が埋まっている時って、私、時間を上手に使えないんですよね。ボーッとしちゃうの。こうやって日々、むげに時間を浪費しているんだわ…

◎新年度です

 何が何やら解らないうちに、もう新年度です。はっきり言って二期目の自分の選挙をやってから、あっという間に2年経ってしまいました。
 このHPの「地域活動の目標」というところに、先の選挙での「公約」が書いてあります。
http://www.nnet.ne.jp/~ise/mokuhyou.htm
 今改めて読んでみると、市長退職金の削減とか実現したものも多少ありますし、情報公開・市民参加、そして住民によるまちづくり等の課題については前進しているんじゃないかと思いました。
  が、自分の感触としては「全然そんな気がしない!」
 多分、あの当時私が考えていたよりも、世の中の進み方の方が「ダントツに早い」っていう事なんだろうな、と思います。後手後手にならないためには、もっともっと早く改革を進めなければならないということ。(でもね、改革は合意を取りながら進めていかなければならないので、ただ早くすれば良いってものでもないわけですよ。)

 と、いうことで「新年度の決意」。
 私は落ち着きがなく、アドレナリンを沸き立たせることが大好きで(要するに「お祭り好き」なんですよね)すぐに「先頭を切って駆けだしてしまいがち」なのですが、もう、それだけじゃやっていけないって事がこの2年間で、よぉ〜く解りました。今年は、あまり「バタバタ」する取り組みはしたくないなぁ、と思っています。
 また、この2年間あまりにもバタバタすることばかりやって来たものですから、今年度は落ち着いて人から話を聞くなどして、もう少し「豊かな活動」「豊かな対応」が出来るように備えたいです。
 …もう、大人なんだから、ねぇ。

 
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