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いせ志穂の「つれづれ日記」
9月30日(金)

 疲れが残っています。眠いったらありゃしない。
 本日は家事・メールのチェック・子どもの三者面談をやったら、日が暮れてしまいました。

9月29日(木)

◎9月議会が終わりました

 昨年度の一般会計、健康保険特別会計、市立病院会計と3つの決算認定に反対しました。子細は後ほどご報告したいと思います。

 昨日、というか正確に言えば今朝、4時間弱の仮眠しか取れなかったので、眠い眠い。BSの「大長今(宮廷女官チャングムの誓い)」を観終わったらすぐに寝てしまおうと思います。(復讐の話だと思っていたら、女性の地位向上の話だったのね。おどろき…)

9月28日(水)

◎明日が9月定例会の最終日

 午前中に明日の採否を会派で話し合い、午後からは何人かの方にお会いした後(偶然会った方からも面白いお話しを聞けて、今日はラッキーでした)三浦陽子さんの一派質問を傍聴しに県議会へ。
 六ヶ所村での使用済み核燃料のアクティブ試験操業とこまくさ幼稚園の閉園に関わる質問は、大変共感できました。どちらもよく知っている方が取り組んでいて色々とお話しを聞いていたので、何とか良い結果が出れば良いと思っています。
 さて、明日は最終日。これから「会派の意見」のたたき台を作らなければなりません。今晩の睡眠時間も少なそうで、ため息です。

9月27日(火)

◎盛岡駅南大橋線

 大沢川原から神子田・鉈屋町を通る道路のことです。今、盛岡駅側からは大正館のところまで拡幅されているんだけれど、現在の財政状況では道路全部の完成は「いつになるか解らない」状態。
100年以上かかるという説もあったりするんですよね。おまけにこの道すじには、昔ながらの町屋が沢山あり、観光サイドから見るととても利用価値があるんです。(私も昔ながらの街並みを壊したくないと思います)
 そういう事情もあって、盛岡市では地域の皆さんと話し合いながら、都市計画道路の見直しを行う作業を実施中。でも、道路の用地買収は行い続けている、という矛盾。
 委員会で質問したのですが、最終的に市がこの道路をどうしたいのか、やっぱりどうもよく解らない…家に帰ってから「明日、委員会でのやりとりの記録をもらってきて、もう一回確かめてみよう」と決意(大げさだけど)しました。
 谷藤市長の「市民の意見を聞く」というのは良いんだけれど、今みたいに「自分の意見を言わない」状態を続けていくと、結局市民は判断できないままで終わってしまうのではないのかしら?「何でも良いから意見はありますか?」という聞き方って、逆に何も言えなくなってしまうのと同じように。

◎しだれかつら

 しだれかつらって「早池峰山で自生していた、たった一本の木から増やしていった」って知っていました?!
 盛岡生まれ・盛岡育ちの私は知らなかった…だって、昔っから見ているんだもん。普通に。
 本日、この事実を知ったのは、文化地層研究会の高橋智代表(偉い!)の講演を聴いたから。
 「青い鳥はすぐ側にいればいるほど気づかないの法則」だなー、と思いました。(ま、この事に気づいたからといって、しだれかつらに対する接し方は変わらないんですけれどね。あの木の出しているオーラはすごいもん。大木なんかは思わず手を合わせたくなってしまう)

 
9月26日(月)

◎明日は建設常任委員会です

 決算認定の分厚い資料を読んでいて、子細が解らない事務事業がありました。事務所は以前ご紹介したようにとっちらかっているものですから、一体その資料が何処にあるのか全く解らない状態。
 「ダメもと」でネットで検索したら「ドン!」とやたら詳しい資料が出てきたまして「ラッキーッ!」と小躍り。最後まで読んだら…私のHPにアップされていた資料だった。全協で出てきたのを載せていたんですね。(あああああああああ…恥ずかしい)
 議員生活7年にして二度目の建設常任委員会です。自分がある程度解っていることしか質問できない(自分にとって想定外の事は話題にすら出来ませんよね)ので、「研究発表」的な一般質問とは違って、全方位の事業が取り扱われる委員会はなかなか大変です。

 
9月25日(日)

◎昨日に引き続き

 今日も課題は「コミニケーション」だぁ。
 モンテッソーリ治療教育学を実践している立野由美子さんを招いて、今まで何度か出てきたインタビューゲームの講座を行いました。
 インタビューゲームというのは、2人組になって20分間ずつインタビューし合い、その後10分間くらいで、そのインタビューを相手になりきってまとめ、互いに見せあって訂正する部分は自分で訂正した後、自分について書かれた文章をみんなの前で読む、というコミニケーションツールです。「何を聞いても良い」「聞かれたことに答えなくても良い」という2つのルールを守って聞いていくと、あら不思議。話をするのが苦手な人でも会話が成立し、相手のことがよく解っちゃうという、非常に面白いゲームなのです。
 私は人と話をするのが苦手ではありません。(実は人見知りなんだけどね。でも、内に隠っちゃうのではなく、やたら話し続けることで自分を防御する傾向が強い。そうこうしているうちに、仲良くなっちゃったりする。何が何だか解らないですね。我ながら)でも、口数が多いというのは、相手の口数を少なくしてしまうという弊害があるわけで。「大きい声の人の話は黙っていても聞こえるけれど、声が小さいとか話さない人たちの声を聞いていくことが、本当は必要なんじゃないか」と思って、インタビューゲームの講座を続けています。

 今回、私が組んだのは中学生だったのですが、これがとっても新鮮で。
 社会人と組むと、必ず初めの方で「お仕事は何ですか?」と聞かれてしまうのです。答えると「何故その仕事に?」っていう流れになって、後はそのまま「議員、いせ志穂」の演説になっちゃうこともしばしばなんですよ。別に嫌じゃないんだけれど、どうもそればっかりだとねー。議員としてのあたしは、確かにあたしの一部分なんですけれど、いっつもそんなに立派じゃないし。(議員いせ志穂は結構立派なことを言ったりする。立派なことを言えるのは、私と関わっている皆さんのおかげでしかないんだけどね。でも、ちょっとだけしか話をしない人たちは、そのバックグラウンドが解らないからなー。「立派ですね」とか言われると、激しい「なんかちょっと違う」感に襲われるのですよ)
 昨日の彼女は仕事のことなんかひとっ言も聞かなかった。「趣味は何ですか?」に始まったので、もう二輪免許取得の話をしまくってしまった。彼女が書いてくれた私の作文は、いつもとは違った意味でかっこよくて、「ティーンエージャーを侮ってはいかんな」と改めて認識しました。

 もうひとつ。
 家族に連れられて、知的しょうがいをもっている方が参加していたのですが、言葉は話せないんだけれど、話に参加していたのです。手の動きだとか、目線、小さな手振りで気持ちを発信してくれていて、それに気づいた時は「うおっ」っと思いました。
 昨日書いた話じゃないけれど、だれもが「人と人とのつながり」を作っていこうとしているんだなー、と思いまして。

9月24日(土)

◎版画家、戸村茂樹さんと「社会とつながっていくこと」についてお話しをする

 石神の丘美術館で開かれている戸村茂樹さんの銅版画展を見に行きました。天気は快晴!
 戸村茂樹さんは、特美での私の先輩にあたります。今日まで直接お話ししたことはなかったのですが、おつれ合いの戸村めいさん(パッチワーク作家)とは、20年以上前にひょんな事から知り合うことが出来まして、親しくさせていただいています。茂樹さんと面識はありませんでしたが、夫がお世話になったことがあり、以前いただいた年賀状を見せてもらってから、こっそりファンをやっていました。
 美術館ホールに入っていった瞬間、「あ、戸村さんだ!彫塑課の先輩と話してる…」という状況だったので、意を決して帰り際にご挨拶。何とラッキーなことに色々とお話しができました。(私はさぞや物欲しそうな顔つきをしていたのでしょう)
 戸村さんの作品を見たこと自体も満足したのですが(美しかった!)、聞いたお話しも実に勇気づけられたので、ちょっとだけ書いておきたいと思います。

 戸村茂樹さんは八戸出身なのですが、特美に入学してから主に盛岡で創作を行ってきています。岩手盛岡は「構い過ぎもせず、放って置かれるわけでもない」という人との距離感が丁度心地よいそう。ネイティブ・モリオカンとしてはこういう風に言われると、とても嬉しかったりします。私が誉められたわけじゃないんだけどさ。
 全国的に見れば決して豊かではない岩手県で、何故創作活動に暖かい目が注がれているのか、という話から始まって、政治や経済、教育についてやコミュニティのあり方など、話は多岐にわたったのですが、私が一番心を揺り動かされてしまったのは、以下のようなお話しでした。

 絵であったり音楽であったりダンスなどの身体表現を専門でやってきた人たちは、かなり昔から存在していたのは事実。これらは命をつないでいくことに直接的に関わるわけではないのだけれど、人間というのは、何かそういう合理的なものだけで生きているわけではないのではないか。そこからはみ出してしまう部分を必ず持っているんじゃないか。
 不特定多数の人たちに作品を見てもらうと、10人が10人とも違う感じ方をする。作品から様々なことを受け取ってもらうという事自体が「場を提供している」という事なのだと思う。だから、自分の作品を見た後で、あれはこうじゃないか、とか、こういう風に感じた、などと話をしてもらえればもっと嬉しい。

 私が戸村茂樹さんの話を聞いて嬉しくなってしまったのは、全ての表現が「他者と関わるためのコミニケーションなんだ」と言っているように思えたからなんじゃないかなぁ。それは、ある人にとっては仕事かもしれないし、社会活動かもしれないし、趣味かもしれないけれど、全ての人は他者に対して発信している・関わりたいと思って「場を提供している」と。
 そういう意味では、私も「場を提供する事」が自分の仕事だと思うのです。
 そしてその「場」とは、発信する側ではなくて、あくまでも受け取る側に主導権があるのだけれど、相手を否定しない(もしくは「否定しなくても良い」)という程良い関係を提供できる可能性があると思えるのは、とても気持ちが良いこと。自分を戸村茂樹さんと並べて話すのはおこがましいことですが、でも、思い切って言っちゃうと、何の仕事(それで生計を立てているかどうかは別にして「これが私の仕事」と思っている事)をしていても、その根っこに流れているもの自体は、普遍的なんじゃないか、と思ったりして。

 私はもう絵は描いていないけれど、握っているのはハンドマイク(笑ってください)かもしれないけれど、やっている事は18の頃から変わっていないのだ、と思いつつ。

 「戸村茂樹銅版画展―存在の彼方へ―」は岩手町石神の丘美術館で10月10日まで開催です。
http://museum.ishigami-iwate.jp/now%20EXHIB.htm

 
9月23日(金)

◎休日

 子どもたちと一緒に行く予定だった「学童まつり」が雨のため中止に。それならば思い切って休んじゃおう、ということで、午前中は家で菓子を焼き(卵が余っているのです。使ってしまわないと…)、午後からは温泉に行きました。
 と、いう風に休んだはずなのに、疲れがどっと出て、今はとても辛い。
 明日は鍼灸に行こうと思っております。

9月22日(木)

◎後藤田正春氏を悼む

 衆議院選挙の結果がこういう風になったすぐ後だったので、非常に象徴的に感じました。尊敬していた宇都宮徳馬さんが亡くなった時よりも、ある意味、感慨深くあります。
 ああ、本当に戦後民主主義が終わってしまったんだな、と。

 今から20年くらい前でしょうか。後藤田氏は中曽根内閣の時に官房長官に就任しました。中曽根首相は「浮沈空母」発言など非常にタカ派の発言が多かった事もあって、旧内務省出身の後藤田氏を非常に警戒した記憶があります。だって「カミソリ後藤田」なんてあだ名だけでも怖いじゃんねぇ。
 後藤田さんがきわめてリベラルで平和主義者だと認識したのは、政界を引退しご意見番になってからです。…もう少し長生きして欲しかったなぁ。

 次の日本のあり方を国民の側から思い描いて行かない限り、先達が作ってきたものがチャラになっちゃうんだろうな、と思います。
 私なりの決意ともに、合掌。

9月21日(水)

 夕飯を作って家族と一緒に食べてから、ひとっ走り事務所に来てメールなどチェックしていますが、あまりの寒さに冬用の上着(16年前に夫が購入した革ジャン。「ボロボロになったので捨てる」と言うからもらったのだけれど、あまりにもぼろっちいのでこれを着ていると顰蹙をかう事が多い。でも、あったかいので愛用している)を着てきてしまった。
 もう秋ですねぇ。

◎ミクロの世界(?)

 
決算認定を含む常任委員会が始まりました。
 決算書(予算書もそうですが)を読んでいると、盛岡市が行っている事業の多さにクラクラしてしまいます。一つ一つの事業を調べていったら、それはそれで深いものがあるんだろうなぁ。
 でも、それに引きずられると「木を見て森を見ない」ことになってしまいそうで、怖い。(飽きっぽい割には粘着質なもので…)

9月20日(火)

◎目の前に星が飛んでいます

 忙しくて心にゆとりがなくなると、私はやたら雑誌を読みたくなります。映画に行きたくなります。それでも癒されず、体に疲れが溜まりすぎると、肩が凝り、背中がバキバキになります。そして目の前に「お星様」がチカチカし出すと赤信号。昨日あたりから、赤信号が点滅し始めました。本当なら「神の手」を持っているなじみの鍼灸師さんのところに駆け込むべきなのですが、時間が取れない…
 考えてみれば6月の後半から休む間もなくあちこち動き回ってきたのでした。疲れるのも当たり前かなぁと思います。自分の頭の中では「いつまでも25歳」なのだけれど、現実は違うものねぇ。

 本日の総括質疑では、木賊川の治水対策についての質問がとても多かったです。(私もこの質問をしました)諸葛川への分水が出来るまでの間、どういう対策を行っていくかと言えば、青山・上堂に関しては「雨水をせき止める異物(木片・葉っぱ・ゴミ・土など)の除去をこまめに行う、と言うことでした。
 川の状態は、行政よりも近隣にお住まいの方の方が詳しいように思います。どういうシステムを作っていくかが問われていることだと思いますので、その辺について考えていきたいと思います。

 明日から常任委員会です。所属していない委員会も原則的に傍聴するので、「お星様」としばらくお付き合いをしなければならないかなぁ…?

9月19日(月)

◎前原民主新代表の発言ってどうなんだろう?

 今朝の新聞によると、集団的自衛権を一部認めるような発言をしたらしいですが、党内で様々な考え方の人たちがいる中、これって暴走ではないのかしらん?(当然ながら、私も集団的自衛権の行使には大反対。朝、新聞を読んで「本気かよ?」と思った)
 今回の選挙のテーマは「官僚主義の打破」だったと私は思っているし、国民が求めていたこともそうだったのではないか、と思うのですね。まず、そのことを語って欲しかったなー…

 前原氏のHPには「基本姿勢」というものが掲載されております。
http://www.maehara21.com/kihon.html
 これは悪いと思わないんだけれど。

 民主党の皆さんに対して、若干引っかかってしまうのは、必要以上に「反対ばっかりの政党じゃないぞ」って言いたがっているように思えること。でもねぇ、基本的に自民党との違いがないものを国民が求めているのであれば、「むしろ政権党の自民党の方が良い」ってことじゃないかなぁ、と思うのですよ。
 今、民主党がしなければならないことは、自民党との違いをはっきりさせることだと思うのですが。

 八幡様のお祭りで中断していた市議会が明日から再開。気合いを入れて決算書を読まねばなりません。

9月18日(日)

◎久しぶりの家族サービス

 午前中は事務所で仕事。午後3時頃から子供と一緒に「チャーリーとチョコレート工場」を見に行きました。いやー、ヒットしていますね、この映画。ほぼ満席!おまけに知っている人に会うこと会うこと。(盛岡が狭いのか?それとも私の知り合いがティム・バートン好きなのか?でも、ティム・バートンって、もう「カルト作家」ではないよねぇ…)

チャーリーとチョコレート工場
http://charlie-chocolate.warnerbros.jp/

 「面白かった。でもちょっと気持ち悪いところもあった」とは、子ども達の弁ですが、私としては大満足。さすが「マーズ・アタック」の監督。

9月17日(土)

◎「レンガアートであそぼう」ワークショップ

 「みんなでつくる青山銀河ステーションの会」開催のワークショップに参加。
 まず、木村レンガ社長からレンガについてのレクチャーを受けました。しかし、レンガって色々な種類があるんですねぇ…レンガそのものは安価だけれども、利用が少なくなっているため、工賃が高いという事も、今回のお話しで初めて知りました。一緒に参加していた県立大学の山本先生に「レンガで家を建てませんか?」と必死に薦めてみたりして。
 その後、子ども達がレンガに見立てた木片を積み上げて、工作をするのを見ていました。(この準備は、建築家の井山治男さんがやってくれました。あれだけ沢山の木片をつくるのはさぞや大変だったろうと。感謝です)
 青山新駅は、市民も参加して作っていく方向になりそうですが、ぜひ、みんなの夢が実現するようなプロジェクトになって欲しいものです。

9月16日(金)

 岩手平和遺族会の総会のため花巻に(バイクで)行きました。
 青空も、少し冷たい風も、金色になりつつある稲穂も、非常に気分が良く、内勤続きのストレス発散!

◎太平洋戦史館の岩渕さん

 「岩手平和遺族会」というのは、19年前に作られた「二度と戦争犠牲者を出さない」「靖国神社公式参拝に反対する」戦争遺族者の会です。会員である衣川村の太平洋戦史館専務理事の岩渕宣輝さん(写真左)から聞いた話を以下に書きます。

 岩渕さんはお父さんが戦死したニューギニアに何度も赴き、未帰還日本兵の捜索を行っています。「死亡が確認された段階で戦死者になる」という考え方から、あえて「遺骨収集」ではなく「未帰還日本兵の捜索」なのだそうです。(岩渕さんの造語ではなく、アメリカはこういう立場に立って行方不明の軍人を捜し続けるのだそうです。果たしてイラク戦争でもこの様なことが行われているかどうかは解りませんが…)
 この3月にもニューギニア、ビアク島に数人のボランティアと行ったそうです。その時の写真が右。これは、遺骨を集めてきて写真を撮ったのではなく、島の海岸からちょっとあがったところに、この状態で野ざらしになっているのだそうです。それなのに厚生労働省は国による遺骨収集事業を止めてしまっています。

 岩渕さんは、首相の靖国公式参拝は戦没者への慰霊のためではなく日本遺族会会員の票目当て、と言い切ります。
 「子ども達に思いやりの心を、とか言っているけれど、100万人以上の軍人の死体を外国に野ざらしにしておきながら何を言っている!」
 私の祖父も戦死していますが、遺骨がこういう状態で放置されていたらとても哀しい。死者にも尊厳はあると思うから。もし、これが自分の親や子供だったら耐えられないな。それに何より、もし異国で死んだとしたら、私は盛岡に帰ってきたい。

 靖国問題は外交問題という側面から語られることが多くなってしまっていますが、国家と個人の関係、つまり、国家のためという大義名分の元に命を失った人たちに対して、いかに国として敬意を表し追悼していくか、という国内の人権問題なのではないかと思いました。

 「父は93歳になるんだけれど、僕はね、まだ生きていると思って活動を続けているんだ」と岩渕さん。「必ず迎えに来るから待っていてね。と言って写真を撮ってくるんだよ」とも。(発見した遺骨はそのまま持ち帰ることは出来ません)

 ちなみに岩渕さんの活動と、このニューギニアの現状を小泉首相もご存じだそう。首相の「慰霊」が薄っぺらに感じられます。

 岩渕さんの詳しい活動や経歴は太平洋戦史館のHPでどうぞ。連休の多い9月ですから、戦史館を訪れてみませんか。

太平洋戦史館
http://www14.plala.or.jp/senshikan/

 
9月15日(木)

 盛岡秋祭りが開催中です。
 本日、大通での「大絵巻パレード」に参加。自分の写真は撮れないので、パレード最終地点から市役所に帰るまでに撮った写真です。

◎カモメは「核廃棄物」!

 「三陸の海を放射能から守る岩手の会」(六ヶ所村での核燃再処理工場操業による太平洋の汚染を止めようとしているグループ)からメールをいただきました。リンクしているHPを見たら、イギリスのセラフィールドでは「放射能で汚染されていると思われるカモメを撃ち落とし、冷凍庫で保管せざるを得ない状況に陥っているとか。

美浜の会(美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会)HP
http://www.jca.apc.org/mihama/index.html

 こりゃあんまりだ!
 三陸沖、特に岩手では養殖が盛んなので核燃再処理施設が稼働したら、岩手県の漁業は一発でアウトになってしまうんじゃないかと、とても心配です。
 トップページから署名用紙がダウンロード出来ますので、ご協力下さい。(集めていただいた方は、9月21日までに私宛にご返送下さい。よろしくお願いいたします。)

◎本日の新聞で

 朝日新聞のカレル・ヴァン・ウォルフレン氏の文章が大変興味深かったです。
 今後の日本の方向性を考える時、私たちは「福祉国家」と「小さな政府」のどちらかを選ぶ様に強制されがちですが、考えてみれば、現実は「その間のミックス」にならざるを得ないのじゃないのかしら?今までの(いわゆる「戦後日本」の)どの部分を改め、どの部分を残していくかという具体的な話にならない限り、いつまでも空論が続いていくように思うのですが、そういう話を日常で行っていくのって、やっぱり難しいのかなぁ…

9月12日(月)

◎総選挙の結果〜政権交代を目指した皆さんへ

 再開します。

 何度も書いてきましたので、読んでくださっている方々には「耳たこ」でしょうが、今回の総選挙のテーマは「官僚主導政治を終わらせること」だったと私は考えています。これは、今回選挙に行った多くの皆さんと一緒だったんだろうな、と思っています。
 スタートは同じだったのでしょうけれど、残念ながら、私が望んだ結果にはなりませんでした。

 私は「形を変えながら官僚主導の政治を温存させていこうとしている小泉政権を終わらせることが必要」と考えた(トピックスをご覧下さい)のですが、多くの(特に都市部の)皆さんは「小泉政権は官僚政治を終わらせようとしている」と判断したのでしょう。
 「そのことは小泉路線では実現し得ない」という宣伝の力が足りませんでした。悔しく思います。

 しかし、正直言いまして、私、「ものすごぉ〜くへこんでいる」という訳ではないのです。
 「今の政治を変えたい」という国民のつよいつよい願いを感じることが出来たからです。現在もなお、小泉自民党には抜本的に官僚政治を倒すことは出来ないと思っています(これだけ圧勝したので、若干の譲歩はあるかもしれませんが)ので、必ず近い将来、またチャンスは廻ってくるでしょう。

 私は、今回、政権交代を願った人たち、そのために努力した人たちに「これからです!」と言いたい。(我がつれあいによれば「今回は第2ラウンド」なのだそう。「第3ラウンドは必ずあるし、場合によっては延長戦も」とのこと。ま、昨年までの事を考えれば、現在のところ「1対1のイーブン」って事ですね)
 「何をやってもダメだ」とか「みんなバカだ」なんていうニヒリズムに陥らないで、皆さんが政治について思っていることを、身近な人に話しながら、どうぞ「人と人とのつながり」を作り続けてください。
 今の政治システムを続けていった場合の一番の被害者、つまり一般市民が、一つの政治勢力を作り上げた時、本当に日本の政治が変わっていくのだと思います。

 もっと喋りたいんだけれど、書いているうちに13日になっちゃった。皆さんに読んでもらっても、未消化部分があるだろうなぁと思いつつ、本日はこの辺で止めにします。(ごめんなさい…)
 小泉首相との対極、それも信頼しうる「全国的な」選択肢を作り出す事を目指して、私は今後の活動を続けていきたいと思います。この仕事をぜひ、皆さんも一緒に行ってください。
 また、今回の結果に関して、感じることなどございましたらメールなどいただければありがたく思います。

8月29日(月)

◎明日から衆議院選挙

 と、いうことで、明日から来月の11日までHPの更新を慎みます。この日記が果たして政治活動なのかどうか解りませんが。内容を読んでいただいている方には「これが政治活動ぉ?!」と怒られそうだなぁ…でも、公職選挙法って極めてグレーゾーンの多い法律ですので。

 8、9、19日の日記にも書きましたし、トピックスの方にも載せていますが、明日からの選挙に向けての考え方を書いておきます。

 今回の総選挙で問われることは、今後の日本の形だと思います。
 もう「官僚主導の経済復興」は不可能な時代になってしまいました。戦後、日本がずっと行ってきたやり方が破綻すると共に、それを承認し追随してきた政治組織「自由民主党」も解体が明らかになったのだと思います。

 では、「今後日本にはどういう経済・政治体制が望ましいか」と言った場合の答えは出ていません。私は以下のような考え方に基づき、政治・経済・社会施策を打ち立てる様な国家にしたいと思っており、その旨は今まであちこちで発言してきました。
 ・格差の是正
 ・徹底した市民参加
 ・健全な競争
 ・多様性を認める社会
 ・上記を行うためには官僚主義を壊すことが何よりも必要

 組織というのは、その目的に添って作られるものです。ですから自民党は「官僚的国家独占資本主義」に対応する組織だったと言えるでしょう。
 今回の選挙において、私が第一に考えているのは、この官僚主義を遂行するために存在していた自民党を、国民の手で壊すということです。選挙という国民の選択の中で、引導を渡すことに意義があると考えています。

 新たな時代に対応するためには「市民自らがつくる政治勢力」が必要なのだと思います。それが出来れば、今後政界再編があるとしても、市民主導で行えるでしょう。
 市民のための政治勢力を作るための第一歩は「日本の今後のより良きあり方」を、皆さんが考えることだと思います。市民一人一人が「住みたい日本、つくりたい日本」を思い描き(多分、それと全くおんなじマニフェストを掲げる政党はないと思いますが)、その「私のベスト日本」に少しでも近づけるためにはどうしたら良いかを考えること、これが二歩目。選挙の選択も「ベストな日本」を作っていくためにはどうしたらよいか、という観点からよりよいと思える選択をしていく、と言うことになります。

 文章の頭で、11日まで更新できない旨をお知らせいたしました。掲示板への書き込みについても、お返事は12日以降になると思います。私にご質問がある方、急いで返事が欲しい方はメールでいただけますよう、お願いをいたします。
 では、再開予定の9月12日にまた読んでください。

追記
 めちゃくちゃ忙しいのですが、9月議会で一般質問をする予定です。9月8日、9日、12日のいずれかにすると思います。正式な日程は後ほど市議会のHPでご確認下さい。

 
8月28日(日)

◎マザーネイチャー

 「イライラ解消のために頭を使おう」ということで、お昼休みに本を読みました。一ヶ月ほど前から読んでいる「マザーネイチャー」という本の下巻です。

asahi.com
http://book.asahi.com/review/TKY200507190339.html

 作者のサラ・プラファー・ハーディは、サルを研究する人類学者なんだそうですが、いやぁ、面白い本です。昔、立花隆氏の「サル学の現在」を読んだ時も「こりゃあ面白い」と思いましたが、あの本よりも刺激的。
 母親と子どもの利害が対立した場合(子どもを育てている人間なら、これについてはよく解るはず。往々にしてこれは対立しがち)の解決方法は、お互いの駆け引きや引っ張り合いがあったのですねぇ。
 私は、いわゆる「母性神話」に対してきわめて懐疑なのですけれど(実は多くの女性がそうなのではないか、とも思っているのよね。ただ、男女とも母性神話を信じているとした方が「カップリング」に有利だから、口に出さないだけで。)、この本を読んで実にすっきりしました。
 しかし、ヒトという種がこの様に行動するものならば、「家庭における教育力の低下」とかをいくら嘆いてもダメなんじゃないのかしら。必要なのは「子育てを援助してくれる(主に女系の)親族(及び共同体)の存在」なのでは?
 う〜ん…そういう意味では、今度の総選挙で各党が出している「子育て支援」策は、少子化対策にも児童虐待防止にも効果がないような気がしたりして。
 ご興味のある方は一読を。お貸ししますよ。

8月27日(土)
◎なんかイライラ…

 体力勝負の毎日のせいで疲れているのか、どうもイライラしています。
 あまり頭も使っていないしなぁ…

8月26日(金)

 許してください。今日も「パス」。

8月25日(木)

 視察疲れで書きませんでした。

8月24日(水)

◎隣の芝生

 滋賀県彦根市で景観行政について視察。

 彦根市では中心市街地に江戸時代風の町並みと大正ロマン風の町並みを隣接させて作っています。(しかし、ひどい写真だねぇ。せめて日時表示を消せば良かったのに…お許し下さい。)

 「いやー、すごいことやるもんだなー」と思ったのですが、同行した都市計画次長に聞いたら、材木町も同じ手法でリニューアルしたのだとのこと。
 そう言えばそうだわ。「他人のところだけが良く見えてしまう、という傾向に陥っているのかもしれないなぁ」と若干反省しました。(彦根市のすごいところはその量と徹底ぶりだと思いますが)




8月23日(火)

◎暮らしやすさを取るのか、景観保護を取るのか

 広島県福山市で交通計画について視察。
 民間のバス会社と市内循環バスを走らせる計画で、盛岡と非常に良く似ていました。
 その後、下記リンクのような問題が起きている、鞆港の現地視察。(写真。詳しくは写真下のリンクをどうぞ)

 しかし、こういう問題は、何で二項対立になってしまうんだろう。二項対立になってしまい、新たな解決策がでてこないという事態が、日本の行政システムに根本的な問題があるんじゃないかと思っちゃうんだけれど…


瀬戸内関連データ
1997年1月3日〜2000年4月28日・中国新聞掲載記事より
http://www.pref.hiroshima.jp/inpaku/pub/mother/data/setodb/special/seto/seto/6/970611.html

8月22日(月)

◎倉敷市

 建設常任委員会の視察で福山市に来ています。今回の視察は以下の通り。
 22日、倉敷市ー駅北口の区画整理(写真は倉敷市の美観地区)
 23日、福山市ー総合交通政策
 24日、彦根市ー都市景観
 今回、大チョンボだったのは、モバイルとカメラを忘れて来たこと。写真も文章も携帯で作成しております…
 明日、明後日の視察は面白そう。期待しています。

8月20日(土)

 今日はまた、特別に暑いですねぇ…顔まで蚊に刺されてしまいましたよ。蚊取り線香(私は除虫菊で作った昔ながらのものを使っています。煙いけど、慣れると香りがハーブっぽくってなかなかgoodです。)で防御するために、事務所用の蚊取り線香置きを75%OFFで買ってきました。昔ながらのクマ(犬?)タイプのやつです。
 でも、ひょっとして、事務所じゃなく外で刺されているのかなぁ?こんなに刺されるというのは、他の人より私は「二酸化炭素っぽい」のでしょうか?おまけに腫れるし…

◎敗戦国という汚名に耐えるために

 以前から何度か書いていますが、村上龍氏が運営しているJMM [Japan Mail Media] のメルマガを送ってもらっています。
JMM [Japan Mail Media]
http://ryumurakami.jmm.co.jp/

 ここに冷泉彰彦氏の『from 911/USAレポート』という連載があるのですが、今日読んだ分は色々考えさせられました。本来なら、そのまま紹介したいのですが、転送を禁じられていますので、不本意ながら文章は要約したものです。

【ここから、『from 911/USAレポート』 第212回「ポスト8・15の安全保障」の内容です】
 夏休みでアメリカから子供と共に帰国している冷泉氏は戦没者追悼式典のテレビ中継を見て、日本の平和は膨大な死の記憶によって守られてきたのではないか。二度とああいったことは起きてはならない、という国民の中に存在する共通認識が、60年間、日本を守ってきたのではないか、と感じたそうです。
 日本国憲法は明治憲法の改定として成立しました。ですから、旧「国体」が生き延びています。敗戦国の「国体」が残っているという事です。つまり日本は「敗戦国の国体」の汚名から自由になれないという事になります。
 第一次世界大戦の敗戦国という汚名がナチスを生んでしまったように「敗戦国という汚名」を背負い続けることは危険なことですが、日本は見事にそれをやりきっています。その広範な根拠は、国民の死者への思いだったのではないかと思います。
 しかし、年を経ることによって、その思いはすり減ってきてしまうのは避けられないと思います。だからこそ、今後は具体的な外交・経済政策として、戦争の可能性を回避するような努力を意識的・現実的に行っていかなければならないと思います。
 もう一つの問題として、死者への思いが先細って行く中で、敗戦国という汚名にどうやって耐えていくか、というものがあります。特攻隊や戦艦大和が美化される背景に「名誉なき敗北よりも名誉ある死を」という考えがあるのであれば、それは敗戦国の汚名に耐えられないと言う弱さの告白にすぎないのだと思います。しかし、歴史を省みれば、それらは感情的で非合理的な作戦であったのであり、そこに死んでいった兵士には罪はないのですが、死を強いる不名誉・不面目があったと検証すべきなのだと思います。
 今こそ、過去の歴史に対する情報の量を増やしていくべきです。そして、様々な角度から検証を進めていくべきでしょう。(冷泉氏の文章の要約、ここまで)

 いや、もっともだな、と。
 今年は、戦争の風化がずいぶん言われました。でも、これは避けられないことです。戦争体験を伝承していくことはとても大切なことで、今後ももっともっとやらなければいけないと思いますが、それだけでは平和を守ることは出来ないのではないか、と感じます。
 しかし、あの戦争の検証を冷静に行う、という点では、戦争を体験していない世代の方が適しているのではないかと感じることもあります。直接体験するというのは、それほど生々しい事な訳ですから。

 昨日書いたことにも少し関わりますが、戦争をどうやって回避するか、という事は、その国のあり方に大きく関わることのような気がします。反戦をただ叫ぶだけではなく、どうやってそこにたどり着くか、という手順も含めて、具体的な話が必要とされているように思います。
 
8月19日(金)

◎今日も配達

 トップぺージに、今配達している市民会議ニュースの内容をアップしました。
 連日、へろへろになりながらニュースを配達しているのは、衆議院選挙が公示になると、一切の政治活動ができなくなるからです。その前にできるだけ配りたいので。いつもなら郵送するのですが、議員歳費のカットと税金・社会保障費のアップで、我が事務所も財政危機に陥ってしまったもので…
 春に買い換えたカブ(「レオちゃん2号」と命名しています)に乗って、郵便屋さんのように配達していますが、やはりスーパーカブは名車ですね。使い勝手が良いのなんの。唯一の欠点は
長時間乗ると熱くなったエンジンのせいで、右足が熱いこと。郵便屋さんは大変なんだなぁ。

◎選挙について

 衆議院選挙について、書かなければならないですね。
 全体的な考え方は、トップページに書いたとおりですが、ここの所、何人かの方にメールを頂きまして、それにお返事を書く中で、自分なりに考えたことを今日、書きます。今まで書いたことと重複するかも知れませんが、勘弁してください。

 マスコミでは自民党内の内紛と分裂の報道でかまびすしいですが、一連の郵政国会を見て「自民党にはもう政権担当能力がない」と感じました。ひょっとしたら、まだ保つかも知れません。でも、本質的には「終わっている」事が国民の前に明らかになったのが、あの国会だったのではないか、と思うわけです。
 それと同時に、戦後良くも悪くも日本の政治・経済を主導してきた官僚主義も終わりつつあるんだなぁ、と思うのです。財政投融資では景気浮揚ができず赤字を垂れ流すだけ、というのは90年代後半からすでにはっきりしてきたことではあります。

 そのことがこんなに明らかなのに「それじゃ、財投を止めましょう」とならないのは、ひとえに、公社・公団・事業団に権益があるからだと思うのです。権益を持っている人間は、自らそれを手放す事ってほとんどないのではないかしら。外部からの圧力があって初めて、行われることだと。
 戦後60年の今年、今までの日本のやり方を、誰の目にも解る位に変えなくてはならなくなったということなんだと、私は思うのです。

 そして、その改革の先頭に立つのは、小泉首相ではない事ははっきりしていると思います。なぜなら、彼はこの4年間、やろうと思えば、もっと本質的な改革がやれたはずだから。

 県議会補欠選挙で民主党の三浦陽子さんを応援した際に、数人の方に「びっくりした」と言われました。「(いわゆる)革新系の候補を応援すると思った」と。
 でも、戦争に対する姿勢は、その経済的な根拠から発生すると私は思うのです。今までと同じようにアメリカ市場に依存する経済を進めていけば、いつまでもアメリカの言うことを聞かなければならないだろうし、アジア諸国の経済発展を疎ましく思わざるを得ません。
 本気で内需の拡大を考えれば、公務員改革も含めた改革を避けて通れないと思います。この辺を「革新」の方々がどう思っているのか、はなはだ疑問です。

 今回も政権交代のために、民主党を応援するつもりです。
 はっきり書きますが、民主党に満足しているわけではありません。でも、まず、何よりも政権交代が必要です。
 これから、一般市民が認められる新しい日本のあり方を見いだすまで、何度でも、何度でも、変えていけば良いのだと私は思います。
 それを主導するのは、あくまでも一般市民です。
 と、言うより、一般市民にしかできないことだと私は考えています。

 
8月18日(木)

 暑い中の肉体労働なので(ニュースの配達です)疲れ切っております。今日はパス。

8月17日(水)

◎早起きして配達する

 昨日、暑くてばててしまったので、今日は早起きして10時頃まで配達。
 その後、メールに返事を書いたり、市政に関する電話があったりして、あっという間に夕方になってしまいました。

8月16日(火)

◎配達する

 ただ、黙々と配達すればもっと早く終わるのでしょうが、たまたま外でお仕事をしている人が多くてねぇ。ついつい立ち話をしちゃうんですよ。これがまた、楽しい。
 オートバイのヘルメットをかぶったままなので、ちょっと「怪しい人」っぽいですが、見かけたら怖がらずにぜひ声をかけてください。

8月15日(月)

 敗戦の日です。
 すべての戦争犠牲者に黙祷。

◎ダウン

 してしまいました…
 様々な要因が重なってのダウンなんですが、その中でも一番の原因は虫さされなんです。
 13日に事務所で5箇所ほど刺されたのが、病的に腫上がってしまって熱をもっちゃったので、おとなしくしていることにしました。しかしなー、この皮膚の弱さって何とかならないものでしょうか?紫外線に当たっては腫れ、虫に刺されては腫れ、何かに引っかけては腫れ…足首なんて、もともと腫上がっている位に太いんだから、これ以上は勘弁して欲しいんだけど。

 子供と一緒に「宮廷女官チャングムの誓い」のビデオを見て過ごしました。(今、家の子供たち、これに夢中なんですよ。「お水を持ってきてちょうだい」と頼むと「お熱はございませんか?」と聞かれてしまいます。)

8月14日(日)

◎誤植

 何度も見てから刷ったつもりだったのに、大変な誤植が…「市民会議ニュース」の発行日が「2005.1.1」になっている…1ページ目に総選挙についての記事を書いたのに。
 1000枚も刷っちゃったんだけど、刷り直しする金銭的ゆとりがないので、このまま配ってしまおうと思います。トホホホホホ…
 しばらくニュースをお届けせずに来てしまったのですが、今回から経費節減で、私が配って歩きます。(議員歳費が下がったことと社会保障費・税金増で、事務所はホントにお金がない!)
 衆院選の公示以降は配れなくなるので、暑さにめげすガンバロー!

8月13日(土)

◎帰ってみればこわいかに

 市民会議ニュースの手直しをしなければいけないーっ。
 視察の報告書をまとめなければいけないーっ。
 頼まれた仕事が山ほどあるーっ。
 お盆なのに掃除をしていないーっ。
 きっと忙しくなるから一般質問の原稿を早めに書き始めておかなければならないーっ。
 …あまりにやることが多いと、手を付ける気がおきずに、仕事の前で佇んでしまいます。

◎8月15日に東京方面にいる方へ。 催し物の紹介です。

8月15日(月) 終戦被爆60年平和祈念イベント 9条まつり・シンポジウム
〜 終戦・被爆60年のニッポンを評定する!〜
http://www.hana-matsuri.org/toppage/toppage.htm

8月12日(金)

◎自転車の視察の最後は板橋・練馬(写真は板橋の自転車道)

 池袋の駅で路線を間違いそうになり、板橋区役所に遅刻しそうになりました。
 「自転車安全使用条例」があり、自転車先進地域の板橋区でも担当の職員さん達は熱かった!
 一生懸命な方々とお話をするのは楽しいです。
 午後は練馬でレンタサイクルを借りて走ってみて、疲れ切って帰ってきました。
 今回も実り多い視察だったと思います。報告をお楽しみに。(なんて言って、5月の視察の報告記事も書いていないんだよなぁ…完成度を追求せずに出来るだけ早く出すようにします。)

8月11日(木)

◎「サイクルトレイン」って「自転車積込み可電車」の事です

 今日はサイクルトレインを見るために、近鉄電車の養老線で滋賀県へ。写真の向かって左側のサインにある通り、この列車は自転車と一緒に乗れるんです。
 大垣で自転車を積み込もうとしている人がいました。写真をお願いしたのですが、残念ながら断られてしまいました。(残念!)

 お話を聞いた彦根では私が思ったのと違って、あまり自転車については聞けませんでした。でもバスについて色々お話を伺えました。
 今は東京。明日は板橋でお話を聞きます。…長距離を移動したので疲れました。
 近鉄電車 養老線サイクルトレインのご案内
http://www.kintetsu.co.jp/soukatsu/cycle/B10013.html

8月10日(水)

◎市民・自転車フォーラム

 やっぱり名古屋は暑い…
 夜に中部経済新聞社の事業部、奥村さんのご厚意で、万博でのレンタサイクルや名古屋自転車フェスティバルを主催している「市民・自転車フォーラム」の方々のお話を聞くことが出来ました。
 これがとっても面白かった!
 大上段に構えて小難しいことを主張するのではなく、皆さん自転車が好きで面白いことをやろうとしているというのが、とっても好感!。
 関連HPをリンクしますので見てみてください。
http://www.jitensha.info/
http://www.chukei-news.co.jp/bikestock2005/index.html

8月9日(火)

◎明日からまた視察なのに…

 秋田から戻ってきました。写真は秋田駅に連結している複合施設の中の幼児用プレイルーム。秋田は晴れの日が少ないせいで利用率が大変高いとか。

 解散のせいで、日曜日に作った議会報告のが一部書き直しになったんです。でも、今日は出来ないので配布が遅れてしまうよぉ〜。お盆前には大掃除をしなくてはいけないのに…また母親に怒られてしまう。
 明日からまた視察に行きます。今度は一人で。名古屋―彦根―板橋―練馬とまわって、自転車利用の振興策について聞いてくる予定です。9月の一般質問に間に合わせるために、こんな猛暑(おまけに名古屋は混んでいる。実は混んでいるところは嫌いなのに。)の時期に行かねばならなくなりました。
 盛岡生まれ、盛岡育ちの私は、紫外線と暑さ、湿度に異様に弱いのに、ぎっちり予定を組んでしまって、大丈夫だろうか?予定を組んだのは私だけれど、後から見ておののいています。
 貧乏性なので「遠くまで行くんだから元を取らなくっちゃ」と思っちゃうんですよね。その時は。

◎解散の余波

 遠くに住んでいるお知り合いから「何故、反小泉なの?構造改革は良いのではないの?」というメールをいただきました。送って下さった方に感謝!こういう風に政治の話を色々な方々としたいです。

 確かに私は「改革派」なんだと思います。「官僚支配の打倒(別の言い方だと、市民参画をとことん推進)」をスローガンに掲げているので。
 だからこそ、小泉政権ではダメだ、と思うわけです。
 彼がやった構造改革で国家官僚の力を大幅に弱めたものはあったでしょうか?道路公団改革でも結局、彼は官僚の抵抗に屈したわけです。逮捕されたトップを更迭することすら出来ない。高速道路の新設を止めることもやらなかった。採算が合わないのは解りきっているのに。
 「特殊法人などへの融資の温床になっている郵貯の解体」って言いますが、もう公社になっているわけですから「そんな事言うなら、郵便公社に国債を買わせなければいいじゃんか」と私なんかは思うわけです。
 夫がうまいことを言いましたので、ここでご紹介を。
 「小泉、看板改革、政権」
 ホント、彼は看板を変えるのがお上手。

 「構造改革・官僚支配からの脱却」というのは、今までの日本のあり方を根本的に変えていくことなんだと思うのです。だからこそ、今までの組織機構を使ってはやれないのではないかしら?
 「新しい酒は新しい革袋に」と言うじゃないですか。

8月8日(月)

◎国会解散ー総選挙の争点

 市議会便り編集委員会の視察で秋田に来ています。写真は男鹿市の本会議場。
 解散を知ったのは男鹿駅のテレビで。電車待ちの人全てが注目していたなぁ。
 さて、夜の会見によれば、小泉首相は「郵政民営化」を争点にしたいようだけれど私は違うと思う。今、日本がぶつかっているテーマは、彼が首相になった時から変わっていない。つまり「官僚主義の一掃」。
 既得権にしがみつこうとしている官僚と徹底的に戦うのは、それまで権力を握っていた政党には無理なんじゃないかと思うの。だって、それは自分たちが隠しておきたいものも含めて、白日の下に曝されてしまうわけだから。

 私はやはり政権交代を望みます。
 それで全てが解決するとは思っていないけれど、少なくとも「一歩前進」だと思うから。
 何よりも一番大切なのは「国民が政治をコントロールしているのだ」感を有権者が取り戻すことだと思います。それは、国民の多くがこの国の政治について責任を持つということ。
 書けば一言。でもこのことが一番難しいんだよね。

8月7日(日)

◎議会報告第一稿完成

 「市民会議ニュース」は主に私が原稿を書いてゲラをつくり、数人の編集委員にチェックをしてもらい(「全面書き直し」も良くあります…)、最終的な割り付けをやってもらってから印刷します。
 最近、ついつい作るのが後回しになってしまいがちになりつつあるので、今日中にやってしまおうと午前中から始め、お昼ぬきで頑張ったのですが、終わったのは15時過ぎ。「全面改定」なんて言われませんように…
 我が事務所も慢性的な財政危機状態にありますが(別に何をやっているわけではないんだけれど。)出来るだけ読んでいただきたいので、今号から私が郵便屋さんのごとく配達をすることにしました。(これでカブにも乗り放題。)近所で見かけたら声をかけてください。

 その後は、下の子を図書館につれていく約束をしていたので、ダッシュで高松図書館へ。(やっぱり涼しい。皆さん!図書館は穴場ですゼ。)

8月6日(土)

 広島の原爆の日です。合掌。

◎昨日の反省

 能率が上がらないことがよく解ったので、本日は朝から高松市立図書館へ。一般の閲覧室で席を確保し、市民会議ニュースの原稿を書きました。なんて快適なんでしょう!予定より一時間遅れで原稿完成。
 しかし、図書館も様変わりしましたね。私の学生時代、夏の図書館は暑さを避けて受験勉強する学生で満杯で一般室まではみ出していたのに、今はさほどでもない様子。自宅にクーラーがついているのかな?

 …でも、出来上がった原稿をPCで打ち込むのは、やっぱり暑い事務所&自宅なのね…。汗だくになってPCとにらめっこしなくては…ホント、夏は苦手だなぁ。紫外線で顔が腫れるだけではなく、あんまり暑いと貧血を起こしたりするのよね。(日常生活では実は虚弱。気合いが入っちゃうと平気なんだけれどねぇ。)

8月5日(金)

◎もっと暑い…

 暑さが昨日どころじゃないや…ちょっとパス。

8月4日(木)

◎暑い!

 来週、月〜金曜日まで視察で目白押しの日程を組んでしまいまったせいか、今週もやたらタイトになっています。そのせいか今日は大失敗をしてしまいました…
 しかし、連日、暑いですね。この前まで「夏がないまま秋になる」とか言っていたのに、これだけ暑くなると「暑い暑い」と連発しています。勝手なもんだと思いつつ。

8月3日(水)

◎三陸の海を放射性廃棄物から守ろう

 以前、六ヶ所の核燃サイクルの稼働に反対する集会の様子をこの日記で報告しましたが、沿岸の漁業関係者を中心に不安の声があがっています。全県的な署名運動が始まっていますので、皆様にも署名へのご協力をお願いします。
 ダウンロードして集めていただければ大変ありがたいです。集まったら連絡先(永田さん)でも、私の所でも結構ですので郵送してください。よろしくお願いいたします。
署名の第一次集約は9月1日です。

8月2日(火)

◎子供会

 今日行ったうちの子供会行事は「公民館でみんなで焼き肉。その後、まったり遊ぶ」という非常にリーズナブルなもの。「子供会行事なんて、昔はこんなもんだったよねー」と母親同士で話をしたりして。
 子ども達にも好評でした。考えてみたら「はらっぱ」がなくなったんで、こういう風に「まったり遊ぶ」事があんまりないんだもんね…
 私は水沢市の「子どもの居場所づくり」に、非常に共鳴しているんだけれど、何となく集まってきて何となく遊んでいると夕方になって、「帰るのが遅い」と叱られる、こんな感じの子供時代を、今の社会にも求める私は間違っているのでしょうか?
 水沢市の「ホワイトキャンバス」と「寺子屋」を紹介しますね。

ホワイトキャンバスホームページ
http://homepage3.nifty.com/whitecanvas/
岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2000/m200007/n20000730.html

8月1日(月)

◎あまりの暑さに

 やることは沢山あるのですが、あまりにも暑くて逃避。カブに乗って西根まで。
 木の生えているところ、水田の有るところでは、すっと空気が綺麗になります。
 こんなに暑いのはひょっとして「人災」なのかしら?
 木を植えて田圃を「復活」させれば、同じ気温でももっとすごしやすくなるんじゃないのかしら?

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