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いせ志穂の「つれづれ日記」
5月31日(火)
◎たわし

 家のおかってで使っていた「たわし」が何故かなくなりました。一体何処に行ったか解らないのです。「なんで?」と思うんですが、ないものはない。
 本日仕事の合間に茣蓙九(ござく)さんで、左の写真のものを買い求めました。ここには色々なサイズの亀の子たわしがいっぱいあるのですよ。
 ちなみに右下の写真は、岩手銀行の脇の木に咲いていた花。雨に濡れて綺麗だったので。

◎待ち人

 とある偉い方にお願いしたいことがあって、電話をかけ続けたのですが、ずっと留守電。留守録に伝言を入れておいたら、今日、お電話をいただけました。
 きちんとした方なので、ご連絡はいただけると思っていましたが、お話しするまで「電話来るかしら?来ないかも…。来なかったらどうしよう?何度も電話すれば嫌われちゃうかなぁ…?」などと、まるでティーンエイジャーの様にドキドキしていました。
 そういう自分に気づいて、ちょっと笑ってしまいましたが。 

◎指定管理者制度

 今日は市議会全員協議会がありました。
 その中で、今まで盛岡市が任意の団体に委託していた施設を、NPOや民間企業にも公募して委託団体を決定する「指定管理者制度」についての説明がありました。
 この制度、なかなか理解が進んでいないような気がします。決して「今まで施設を管理していた団体が委託先にならない」ということではないのです。住民にとって一番良いサービスを行うところを、広く公募しようという発想からの制度改革なのですから、今までの施設管理に自信がある団体は何も怖れる必要はないと思います。堂々と公募に応じれば良い。
 でも何故か「今まで管理していた団体を排除するのか?!」というような方向に話が行っちゃいがちになるんですよ。
 う〜ん、何故なんだろう?

5月30日(月)

◎生きているって一瞬一瞬の連続なんだなぁ、と思いました。

 お世話になった方のお見舞いに行きました。
 闘病中の方とお話をすると、その方が暮らしている時間の密度の濃さに気づくことがあります。でも、考えてみれば、私の暮らしている時間も同じように流れているわけです。違いは生きていることに対しての自覚の強さだけ。
 
 そんなことを考えました。

5月29日(日)

◎懸案の…

 「片づけ」のため事務所に来ています。「中途半端に片づけかけた上にまた別の書類が乗っかり」ということが繰り返され、もう写真も公開できないほど仕事場は荒れ果てておりまして…。でも一旦事務所に来ると、どうも別の仕事に目移りがして、いつまで経っても「きちんと片づける」ということが達成できずにいます。
 「今度こそは」と思っているのですが…(でも、前もそう思った。)

5月28日(土)

◎運動会

 昨日思いっきり降ってくれたおかげで、快晴!暑いくらいでした。
 以前も書きましたがPTAの広報委員になっちゃったので、写真撮りに励みました。やっているうちにだんだん面白くなってきて、「どっちが写真屋さんか解らない」(広報委員メンバー談)ほど奮闘(?)した、結果山のような写真が残りました。でも、これだけ撮っても使えるのって1割未満だったりするんだよなぁ…へたくそだから仕方ないんですけれど。

 15時から東厨川地区のまちづくり懇談会(市長を初めとして行政のみなさんが地区に出向いて、地域づくりについて懇談する会です)があったので、運動会を最後まで見ないうちにそちらへ。
 相変わらず私は太陽光に弱いようで、その後はかなりぐったりしてしまいました。

5月27日(金)

◎春の雷雨(5月後半は「春」と言って良いのか、という疑問はありますが…)

 3時頃に役所に着くように出かけなければなりませんでした。「さて、そろそろ…」と腰を上げ、事務所から自宅に帰る(穴が空きつつあるジーパンと首まわりがゆるゆるにのびてしまったTシャツを着ていたので着替えが必要だったのです。)途中にバケツをひっりかえしたような大雨!ぐしょぬれで家に帰り、着替えてからバスで役所まで行きましたが、膝から下はびしょびしょになりました。
 濡れたまま職員の方にいくつかの質問をして、夜は三高出身市役所職員の会「おおとり会」の新歓パーティに参加。終わった頃には「あの雨は何だったんだろう」というくらいすっかり晴れていたので、調子に乗って家まで歩いて帰りました。

 
5月26日(木)

◎休憩

 朝起きたらあまりにも良い天気だったので、午後2時に衝動的に思いつき、大迫までパンを買いに(!)行きました。いや、実はスーパーカブを買い換えたのですよ。慣らし運転を兼ねて出かけたのです。
 暖かくてとても気持ちのいい休日だったです。
 写真はパン屋さん(文房具屋さんの中にある!)のお向かいにある、いい感じの町屋です。

5月25日(水)

◎人とかかわるということ

  「人と一諸に何かの作業をすることが苦手のだけれど、一人仕事しかできない私が人と一緒に何かをやっていく途はあるでしょうか?」
 お友達からこのような質問され、様々なことを考えてしまいました。

 私は多くの時間を人と話をすることで過ごしています。どちらかと言えば、一人でいることの方が珍しいかもしれません。私の生活はずっとこんな風でしたけれど、じゃあ、「人とうまくやっていく事が得意なのか」と言えば、決してそうじゃないと自分では思っています。(私はストレス性胃炎によく罹っちゃいます。こんな事言っても「うっそぉ〜!」っていう人が多いんだけれどね。)
 それでも、「人と一緒に何かをやっていく途はあるか?」なんて考えたことはないなぁ。私がやっているのは「人と一緒にやらなければできない仕事」なので、一人でできない事をやろうとすれば、うまくやれるかどうかは別にして、人に協力を頼まざるを得ません。

 話は少しずれるのですが、自分が考えていることを理解してもらうというのはとても難しいことだと、最近よく感じます。言葉の上では同じような事を言っていても、実は別の事を考えていたりして。
 正直な話、私は他人がものすごく怖い。最近では「人と人が理解し合う事なんて不可能ではないか」とまで考えます。(「多様性を認める社会をつくろう」というのをスローガンの一つに私は掲げていますが「理解し合うなんてどうせ不可能なんだから、多様性を認めましょうよ」という側面もあるんですよね。)

 でも、だからこそ「人と解りあえた」と感じるその瞬間が(それがたとえ誤解であったとしても)かけがいのないものとして光り輝くのだと思うのです。

 あー、読み返してみると、アタシって根暗(80年代語だね)。

5月24日(火)

◎産業環境常任委員会で盛岡競馬場・安代テレトラックを視察に行く

 初めて競馬場に足を踏み入れました。写真は「霧にけむるオーロパーク」です。
 馬は好きで、ポニースクールや小岩井に見に行ったりはしていたんですけれど、やっぱり「馬好き」ってことだけでは競馬にまでは行けないな、あたしは。やっぱり「ギャンブル」だと思うもの。(熱くなりやすい性格なので、20歳になった時点で親から全てのギャンブルを禁止され、今までそれを守ってきました。パチンコどころか宝くじも、学生時代バイトで売ったことはあるけれど、買ったことはない。ま、親の判断は正解だったと思っていますが。)

 しかし、平日なのに盛岡では2000人位も入場者がいるのですって。右の写真は安代テレトラックですけれど、人が一杯。確かに一大産業ではありますね。私は競馬組合への融資に反対しましたが、つぶれて欲しいとは思っているわけではありません。でも、やっぱり苦戦していますね。

4/2〜5/16、競馬組合の事業実績は以下をご覧下さい。
keiba0505-02.pdf へのリンク

5月22日(日)

◎不登校を考える会

 今日は「不登校を考える父母会」総会に出席。どこの市民団体も財政難で苦しんでいる。そもそも「引きこもり」の相談は採算がとれるわけがないように私には思える。もっと行政からの援助が必要なのではないのかしら。

◎(首相と趣味が同じというのは嫌なんだけど…)実は私はオペラ好き

 夕方には「ヴェルデヴェーレオペラ・オペレッタコンクール日本予選」のガラコンサートを聴きに市民文化ホールへ。毎年観客が増えているような気がして、ちょっと嬉しい。コンクールの予選を盛岡でやっていることを知らない人がまだまだ多いのではないかしら?ジョン・健・ヌッツオがこのコンクールの予選通過者だって知ってます?
 合間をぬって、また、夜遅くまでかかって、昨日からの続きのPTA広報の版下がやっと終わった。やれやれ。(でも、推敲はまだなんだよな…)

5月21日(土)

◎会報の編集

 昨日から合間をぬってやり続けています。が、終わらない…。
 時分の活動報告「市民会議ニュース」もある程度なら一人で作れるのですが「最初から一人で」作るとなると大変です。マニュアルを眺めつつ、ああだこうだやっている私を横目で見てながらつれあい曰く「あなたのやっている事は、免許を取ったばかりの人間が、いきなりサーキットコースを走るくらい無謀な試み」。
 う〜っ。他にもやらなきゃいけないことがたくさんあるのだから、早めにマスターしないと…

5月20日(金)

◎PTA

 役員決めの沈黙に耐えられず、PTA広報委員になりました。例年通りにやれば良いのかもしれませんが、ついつい「もっと安上がりな方法」に気づいてしまい、自ら墓穴を掘ってしまう結果に…。本日、版下作りに追われています。

 写真は午前中に行った場所から撮った岩手山です。こっち側から見るとまた新鮮。(さて、ここは何処でしょう?結構たくさんの人が行く場所です。)

5月19日(木)

◎残務

 視察の報告は出来るだけその日のうちに書くようにしています。そうじゃないとそのままになっちゃうから。…実は去年の視察報告のメモが、私のコンパクトフラッシュの中に入りっぱなしになっています。(湯布院と大和市、名古屋とか、3回分)マズイのです。「でも、今更なー」とモチベーションが上がらないのも事実。
 今回の視察もその日のうちにまとめてしまいたかったのですが、昨日までの日記を見ていただければ解るように、もう「バテバテ」で、宿題として残ってしまいました。今週中にやってしまわなければ、同じ運命をたどる可能性も高い。おまけに、今回の視察内容について「後で教えて」と言っていた方が少なくとも2人いるのですよね。これを「しらんぷり」するのはかなりマズイ。

 と、言うことで、今週中は事務所に張り付きになりそうです。アタシとしては「初夏になったので、外にでたい」んだけれども…。

5月18日(水)

◎帰ってきました

 長野市も良いところでしたが、やっぱり盛岡に帰ってくると落ち着きます。
 今日は仙台中央卸売市場でお話を聞きました。なんと、場長さんは盛岡市山岸出身で、谷藤市長と高校の剣道部で一緒だった方でした!
 今日も面白いお話で、今回の視察は全部「あたり」でした。早く報告を書いて、皆さんにもお伝えしますね。
 盛岡に着いてから大至急で「ローカルマニフェストいわて結成大会」に参加。懇親会しか参加できませんでしたが、これについても少し勉強しなくては。
 でも、今日はニュース見て寝ます。…疲れた。最近体力の衰えを感じること、しきり。

5月17日(火)

◎本日

 小川村(おやき村の写真を入れますね。左側のベージュのブレザーの方が、社長の権田さんです。)でも長野市でも実り多い視察だったと思います。
 天候が良い中、歩き回ったので、だいぶ疲れました。ちょっとグロッキー気味です。
 本当なら視察報告を書くべきなのですが、盛岡に帰ってからに廻して、本日は早めに寝ます。
 一つだけ、気づいたことを書かせていただければ、長野市と盛岡市は似たような施策を行っています。違うのは規模です。長野のまちづくりは、思いっきり「攻め」のまちづくりでした。
 
 ああ、もうダメだ。限界。おやすみなさい。

5月16日(月)

◎こころみ学園ココ・ファーム・ワイナリーで、川田学園長のお話を聞く

 こころみ学園は今から36年前、川田昇園長が埼玉県知事に請われて作った成人知的しょうがい者施設です。入所者はグループホームの方も含めて128名。スタッフ48名。社会福祉法人こころみる会が運営していますが、ここの入所者のほとんどが、年間17万本のワインを生産している有限会社ココ・ファーム・ワイナリーで働いています。
 左写真のように、急な山の斜面を切り開いた場所がぶどう畑になっていて、私たちが訪れたときも上の方で作業が行われていました。
 川田園長(右の写真です)がおっしゃるには「仕事しなきゃダメ。生活の中で我慢をするから意欲も出てくる。良くなる、というのは耐えることをどれだけやっているかだと思う」。

 こうやって、文章にするととても強い言葉なのですが、実際は非常にとつとつとお話をなされるので、言葉がすんなりと私の中に入ってくる感じでした。押し付けがましくない語り口は、園長がご高齢(80歳を超えていると思われます)だからかもしれませんが、一番はご本人がおっしゃるように「農家の出身だから、自分の母親もそうやってきたのを見ているし、自分も子どもの頃から手伝ってきた」その経験が、園長の言葉を説得力のあるものにしているのだと思います。

 あと、4年経って新しいぶどうの木からも収穫が出来るようになれば、仕事をしている入所者に「ある程度充分な給与」が支払われる様になる見込みだそうです。
 「しょうがい者の自立」が言われて久しいけれども、実際に自立している人は本当に少ないです。これはある意味「夢のようなこと」。でも、それをもうすぐ現実にしてしまおうとしている人がいることで、とても感動しました。
 ちなみに、ショップとレストランはとってもおしゃれ。「うわーっ、南仏みたい!」…ってフランスに行ったことないんだけど。写真で雰囲気が伝わるかしら?

 午後に経営改革のお話を聞いた埼玉県病院局については、後ほどまとめてトピックスの方で紹介します。これもすごい改革の話でした。
 では、明日もあるのでこの辺で寝ます。(紫外線対策を全然考えていなかったのに、いきなり暑くなるんだもんなぁ。また、アレルギーで顔が腫れなきゃ良いけど…)

5月15日(日)

◎視察

 明日から会派の視察に行きます。視察の内容と行き先は以下の通り。

・しょうがい者の自立支援 こころみ学園ワイナリー
経済産業省 関東経済産業局HPより
http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/community/data/kokoromi_gakuen.pdf

・公立病院の経営 埼玉県医療局
東日本税理士法人・特定医療法人協議会HPより
http://www.higashinihon.ne.jp/news/050412.html
(但し、武弘道病院事業管理者は4月1日に川崎市の病院へ移動しています。 )

・地域興し 小川村小川の庄
経済産業省 関東経済産業局HPより
http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/community/data/vol.12ogawanosho.pdf

・商店街振興施策 長野市もんぜんぷら座
財団法人 地域活性化センターHPより
http://www.chiiki-dukuri-hyakka.or.jp/info/online-book/renewal2005/HTML/9jirei/9jirei_06.html

・卸売市場の活性化 仙台中央卸売市場
河北新報HPより
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe124/20030408_g01.htm 

 去年の会派視察は日程を盛り込みすぎて途中二手に分かれなければならなかったりしたので、今年は「少しゆっくりめにやろう」と合意していたのに、結局はきつい日程になってしまいまって…。
 では、約3日間、盛岡を留守にして勉強してきます。

5月14日(土)

◎傭兵についての考え方

 以前この日記でも書きましたが、私は村上龍氏の発行するメールマガジン(JMM [Japan Mail Media] )を読んでいます。本日送信されてきた、ニュージャージー州在住の作家、冷泉彰彦氏の『from 911/USAレポート』 第198回を読んで、考えさせられるところが多かったです。
 文章のタイトルは「傭兵と祖国」。
 国際法によって認められる戦闘行為は、正規軍によるものだけ。つまり、民間警備会社が武力行使をした場合、それは私闘になってしまいます。ですから、先日の日記でも書きましたが、軍隊がやるべき仕事を民間企業が請け負っていることは、非常におかしな事だと私は感じるわけです。
 「何故、戦争の外注が行われるか」ということが私の疑問だったわけですが、冷泉氏の文章を読むと、どうも私が先日考えたように「コストの問題」ではないようです。
 
 ・民間のセキュリティ会社のスキルはかなり高い。
 ・歴史的に傭兵は正規軍で出来ない様な仕事をしてきた。
 ・世論を考えた場合、正規軍で戦死者が増えるとマズイ政治判断がある場合、「便利」である。

 冷泉氏が傭兵という存在に反対しながらも、軍人という戦力は抑止力の行使のためにあるという考え方から、日本は全力を挙げて齋藤昭彦さんを救出し、陰の存在となっている傭兵ビジネスについて捜査をし、明らかにしていくべきだという意見に私は大変感心しました。

 ここからは私が思ったことです。
 外交ということも、抑止力に似ているような気がしました。
 今回のイラク戦争などは明らかな「政治の敗北」だと思います。
 ある意味、戦争をしなければならなくなった時点で、もう、政治戦は負けているのです。
 だから、戦争をしたがる政治家は、もうそれだけで自己矛盾を起こしていると私は思うのですが…

 ちなみに、このJJM、その他の連載も面白いです。お勧めします。

5月13日(金)
◎ホスピス設置を求める署名運動

 「岩手にホスピス設置を願う会」で久方ぶりに行いました。本日は岩手県立中央病院前にて。210筆も集まりました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございます。(カメラを持っていったのに、署名の呼びかけに夢中になって取り忘れてしまった…。めんこいテレビで放送されたのを見た方は、雰囲気が解っていただけると思いますが。)

 県立中央病院で診察を受けるがんの患者さんは、多分県内でも1、2を争う多さじゃないのかなぁ。個人的にはぜひここにホスピス施設を作っていただきたいと思っています。
 署名は今後も集め続けますので、ぜひ、ご協力をお願いいたします。
 また、6月26日(日)13時から若園町の総合福祉センターで「 がん患者とのコミュニケーション−誰か私たちの声を聞いて!−」という講演と懇談会を行います。こちらもご参加を。

岩手にホスピス設置を願う会
http://www9.plala.or.jp/amare/

  
5月12日(木)
◎秋のサイクルトレイン「自転車で行く銀河鉄道の旅」

 本日、青山新駅についての要望書を提出するためにIGRさんに行きました。
 社員の方と本題が終わった後に、表題の催しについて雑談しました。(10月10日体育の日に、自転車を積み込める列車で、金田一温泉まで日帰り小旅行をするというもの。詳しくは下記HPをどうぞ。)

岩手県サイクリング協会
http://homepage3.nifty.com/iwate-ca/saikuringu/icatop.htm

 楽しそうでしょう?
 会員ではなくとも参加できますので、ご興味のある方はサイクリング協会までお問い合せ下さい。小学生でも充分大丈夫な道のりだそうです。

5月11日(水)
◎「民間警備会社」

 と、言っても日本の警備会社のことではなく、昨日からの続きです。
 今朝のテレビ番組での解説によれば(私が見たのは「スーパーモーニング」ですが)これらの会社には、軍隊で精鋭だった方が入るものなのだそうです。戦地での身の処し方を教育したり、護衛などを行う様ですが、やっぱり昨日からの疑問「それって、軍隊がやることなんじゃないの?」が晴れません。

 で、番組を見続けていたら、要は、軍人よりもこれらの会社の職員の方がより高度な「戦争のスキル」を持っているらしいのです。
 つまり、軍人の精鋭を軍隊の中に確保しておけないって事なんでしょうか?
 もしそうなら何故?
 給与の問題なのかしら?

 もし給与とかの問題なら、こういう精鋭部隊は、国連が持つべきなのでは?
 常任理事国に特殊な権限を持たせている現状では、余計おっかないのかもしれないけれど…。そもそも、国連軍ってないですけれどねぇ。

 とにかく、なんか変ですよ。
 だって、これらの「民間警備会社の職員」について、戦地での責任は何処に所属するものなんでしょうか?
 斎藤昭彦さんの安否について考えるたびに、どうも「もやもや」してしまいます。

5月10日(火)
◎イラクで日本人拘束

 う〜ん…今朝のニュースでびっくりしました。民間の警備会社、というより民間軍事会社でお仕事をされていた方なのですね。何とか無事であって欲しいと思います。

 しかし、疑問に思うのは米軍の活動を支えている民間会社を守るために民間警備会社が必要だという事。オランダ軍に守ってもらってイラクで活動している自衛隊を嘆くタカ派の人がいますけれど、ある意味、米軍も民間警備会社に守られているわけですよね。
 これらの会社がやっている事って、本来、軍隊がやる仕事のような気がするんですけれど…。

5月9日(月)
◎「日本国憲法を読もう」キャンペーン

 憲法調査会の最終報告が出されました。

毎日新聞HP
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20050329k0000m010155000c.html
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20050329k0000m010156000c.html

 早ければ2年くらいで国民投票が行われるかもしれません。
 この国民投票に行く・行かない、賛成する・反対するにせよ、一定の年齢以上の日本国籍を有する皆さんに、日本国の一番基になる法律を決定する権利が与えられる可能性が非常に高くなっている、ということです。

 と、考えた時、「果たしてそういう決定が出来るほど、私は憲法のことを知っているだろうか?」と思ったわけです。「ちゃんと読まないといけないぞ」と。

 そこで、本日から「日本国憲法を読もう」キャンペーンを始めます。(一人で勝手に始めるんだけど…)読んでみて感じたことについて、私も書きますけど、皆さんからの寄稿を募集したいと思っています。護憲・改憲・創憲、立場に関わらずご意見を募集し、このHPで公表して行きたいと思っていますのでご協力ください。(本名じゃなくて結構ですが、仮名を付けてくださればありがたいです。メールかFAXで送ってください。)

5月8日(日)

◎青森県六ヶ所村の再処理工場

 今日は「海を放射能でよごさないで―再処理工場と三陸の海」(主催 三陸の海を放射能から守る岩手の会)という講演会を聞きにいきました。
 講演をしたのは東京海洋大学名誉教授の水口憲哉先生。(左の写真の方です。)

 六ヶ所村の再処理工場って海に廃液(液体放射性廃棄物を含んでいます。)の放出口があるんですね。今まで良く知りませんでした。おまけに、この廃液には「放射性物質の濃度規制すらない」とか。
 これってあまりにもめちゃくちゃのような気がするんですけど…

 もし、六ヶ所で再処理工場が稼動すれば、廃棄された核物質は、北は北海道から南は千葉県沖まで流れる可能性があるそうです。(六ヶ所の放出口傍から、黄色い紙を流した実験結果より)
 つまり、三陸の海産物が汚染されてしまうわけなんです。

 六ヶ所村の再処理工場の本格稼動は2007年5月からと言われています。燃料電池が実用化しつつある今、原子力発電、それも危険な核燃料サイクルシステムを稼動する必要はまったくないと私は考えます。

 集会では核燃料サイクル阻止一万人訴訟原告団の事務局長山田清彦さん(右の写真の方です。)から、反対書名への協力も訴えられました。署名にご協力いただける方はご連絡下さい。

核燃サイクル阻止一万人訴訟原告団HP
http://www5a.biglobe.ne.jp/~genkoku/

 なお、くわしい講演内容はまとめた上で後ほどご紹介いたします。

5月7日(土)

◎自転車

 元々はオムニバスタウン事業でのゾーンバスについて、調べてみたのが始まりでした。それで公共交通に興味を持ち始め、その後、公共交通と行き先までのつなぎを考える都合上、自転車で動きやすい街という方向性に発展しつつあります。
 今も「自転車関係者」が夫に会いに事務所に来ています。「自転車通勤」で検索すると、結構引っかかるのですよ。面白いページも多い。(ためしてみてください。)
 内丸方面に通勤される方には、自転車通勤を愛している方々も多いようなので、「推奨する会」かなんかを作ったら良いんじゃないかなぁ…ま、自分の足がバイクなんで、あんまり煽りませんが、心当たりのある方はご検討下さい。

5月6日(金)

◎「考えさせない教育」は社会に有用なのかしら?

 JR西日本の「日勤教育」についてのTVを見て非常に驚きました。

毎日新聞HP
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/up2005/news/20050501ddn003040003000c.html

 何故驚いたか?
 だってこれって、20年も前の国鉄分割民営化の時に、分割民営化に反対していた国労(国鉄労働組合)に対してやっていたことと、ほとんどおんなじなんだもの。
 覚えていらっしゃる方もいるんじゃないでしょうか。あの当時、結構問題になって、「こういうやり方は人権侵害だ」とかなり批判されたのですよ。あれだけ批判されたのに、20年間も続けていたなんて…絶句です。

 この「日勤教育」って、恐怖によって人を支配していくやり方だと思うんですよね。こういうやり方を続けていくと、社員があまり自主的に考えなくなるような気がするんですが、それって企業にとっては大きなマイナスなんじゃないのかなぁ…20年間も続けてきたことにものすごく疑問を感じます。

◎大きな仕事

 線路への置き石が増えているようですが、昨日だったかの新聞で以下のニュースを読みました。(ここでは4日発信のニュースですね。)

朝日新聞HP
http://www.asahi.com/national/update/0504/TKY200505040079.html?ref=rss

 「自分も世間を騒がす大きな仕事をしようと思った」って…
 この人の感じている「社会からの疎外感」の大きさに、クラクラ。

5月5日(木)

◎こどもの日

 午前は事務所で簡単な事務仕事をして、午後から子ども達にお付き合い。
 普段は「投げっぱなし」なので、こんな時だけでもと思うのですが、子どもの側からしたらそういう意識は無いんだろうなぁ…
 上の子が思春期に突入して「好かれたい友だち」が出来た模様。その友だちとの関係が、今最も重要なことらしく、親のいうことなんかは二の次です。
 「自分もそうだったなー」等と思いつつも、あまりにも父母を小馬鹿にした態度なので、近々ビシッとお説教せにゃならんと思っています。ま、自分の経験上、そんなことをしても、あんまり親の言うことは聞かないんですけれどもね、親の務めと思ってお小言を言おうと思っています。

5月4日(水)

◎昨日に引き続き

 安家から106号まわりで帰ってきました。ちょっとした事情でずっと運転していたので、もう目がシバシバ。風も強かったので疲れました。
 と、いうことで本日は今日撮った写真だけ。






















5月3日(火)

◎憲法記念日

 今朝の朝日新聞の特集によると、アンケート調査で自衛隊容認と9条護持が並立で多数なのだそうな。それを読んで「日本国民は良いセンスしているな」と思った。
 というのは、この現状にあっても戦争放棄という理想を「良い」と言えること。
 だって、ここ最近はマスコミを通した一部勢力の「9条変えようキャンペーン」がすごかったもの。この量を考えれば、すごいことだと思う。いや、ホントに。
 まぁ、別の側面から見れば「無邪気」ってことになるのかもしれないですが…。ちょっと前の日記にも書きましたが「日本は今、イラク戦に参戦している」という見方も出来ますからね。
 憲法改正への流れは今後加速していくのかもしれませんが、私としては愛する「日本国憲法前文」の精神を残すことに最大限の力をさきたいと思っています。だって前文は、あのぎこちない文章さえも誠実に見えるほど最高にカッコイイので。

◎安家でキャンプ

 実は今日、安家川脇のキャンプ場に来ているのです。憲法記念日ですが、いわゆる「家族サービス」ってやつで。
 今、21時30分頃ですが、さっきまで川沿いに、キャンプ場の明かりが届かないところまで歩いていって、星を見てきました。
 いやー、満天の星。
 子ども達は「プラネタリウムみたい!」とはしゃいでおりましたが、おいおい、プラネタリウムが夜空のまねっこなんだよ。逆じゃん。
 盛岡ではたとえ夜の明かりを全て消したとしても、こんなに美しくは見えないと思う。
 流れ星を三つも発見。

5月2日(月)

◎「嗤う日本のナショナリズム」

 昨日は表題の本を読みながらダウンしてしまって(しかしこの頃、こういう事が多いなぁ…体力の著しい衰えを感じます。)日記を書きませんでした。
 この本は70年代から現在までの日本における「若者」の考え方の傾向を分析していったもので、まだ途中までしか読んでいませんが、とても興味深い。(単に私がサブカル好きなだけだからかもしれないんだけど。)
 全共闘から内ゲバ時代を経て小林よしのり、2ちゃんねるまで、その時代の「若者」が社会(「政治」の方が近い言葉かな?)とどのように接し、それは何故なのか、が書いてあると思うのですが、「う〜ん、確かに…」と思う部分が結構ありました。

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 ご興味のある方は一読を。

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