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岩手医科大学附属病院移転に係る 基本方針

2012年12月19日/岩手医科大学総合移転計画事務室 記者会見資料             

盛岡市市長公室 企画調整課

■矢巾地区について

1. 矢巾地区には特定機能病院として1,000床規模の新病院の整備を行う。 

2.  併せて、床に・周産期・救急部門の一体化と機能拡充を図り,効率的かつ安定した高度医療提供体制を構築していくことを目的として総合医療センター(仮称)の整備を行う。

3.  新病院は平成30年度内の会員を目指して計画を進める。ただし、消費税増税の決定等、厳しい社会情勢の中にあることを踏まえ、資金計画の状況に応じて開院年については都度調整しながら計画を進める。

4.  新病院の設計会社は既存の建物コンセプトとの統一性を持たせる必要があることから,これまでと同一業者である(株)日建設計に依頼する。

5.  病院規模は8万5千から10万m3,12〜13階建を想定している。

6.  救急の関係から高速道路からのアクセスの利便性についても要望している。

7.  同地区については,新病院の建設に合わせて道路の拡幅と街並みの整備を含めて検討する。

■内丸地区について

1.  内丸地区には,現循環器医療センターの建物と歯学部エリアを活用し歯科医療センターを併設した50床規模の内丸メディカルセンター(仮称)を整備する。

2.  内丸メディカルセンターは、盛岡市内は基より県内外からの患者さんのアクセスがしやすい内丸の利便性を最大限に活かし,高度な外来診断中心のセンター機能を整備する。また、診断のみならず,高規格の診療機器を揃えPET/リニアック先端医療センターと連携市、がん外来化学療法、放射線療法などを含む外来で可能な高度医療を提供する。

3.  開院年については矢巾新病院と同時期の整備計画として進める。

4.  移転後の附属病院跡地については,今後県及び市と相談しながら,将来的な再開発計画を進める。

■県立療養センター及び県立盛岡となん支援学校の一体整備について

1.  両施設の一体整備に係る県からの要請に対しては,今後県との更なる連携の基に,本県の小児医療提供体制の充実、又、創設以来の建学の精神である地域医療の発展と医療・福祉・教育の充実に向け、本学としても協力していく。

2.  両施設の整備に当たっては,小児医療を含む統合医療センターとの円滑な運用連携を行うことを目的として,本学附属病院移転用地内に整備することとして計画を進める。

3.  両施設の受入に係る具体的な計画の進め方については,今後県と協議・調整を行っていく。

附属病院移転整備計画