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総務常任委員会行政視察報告4

2007年8月30日(木) 柏市 エンジョイ・パトロールについて 担当 総務部防災安全課

柏市の特徴
 産学官連携に力を入れている。

 プロサッカーやバスケチームがあり、スポーツ振興に力を入れている 
 
若者が多い。活気がある。『東の渋谷』


【関連資料】
 柏市HP
 柏市安全で安心なまちづくり推進条例
 セーフティ&クリーン、安全・安心で清潔なまち(抜粋)(PDF 1.97MB) 


エンジョイパトロール(防犯対策)事業について

現代の防犯事業の目的
 刑法犯の認知件数を増やす
 安全・安心感を定着させる

柏駅東口の現状
 ダブルデッキに若者が集まり夕方から夜にかけて、歌ったり踊ったり。柏駅はそれを「ルールをきちんと決めましょう」という方向で受け入れた。

安全安心まちづくり検討委員会
 警察と連携。(ちなみに課長は警察からの出向でした。千葉県では市町村へ警察からの出向は多いのだそう)
 平成
12年、千葉県三つ目の「安全条例」の策定

重要なお知らせメール
 登録者に、火災情報、光化学スモッグ発生情報、不審者・行方不明者情報を配信。登録者7500

エンジェイパトロール(写真は帽子とサンバイザー)
 登録者(4700名超)が自分の好きな時間に帽子をかぶって歩く。
 当初、町内会に呼びかけたらの防犯部で輪番制を組み、義務感が悪い方向で増大してしまった例もあり、現在は町内会への呼びかけは行っていない
 帽子・サンバイザーとも一個300
 3月に更新し、ボランティア保険をかけている(約90万円/年)
 構成は7038%、6025%、5018%、4011%。在勤の人は学校関係とか自営の人が多い。

サポカー(サポーターとパトロールカーを合わせた造語)
 青色警告灯を載せた車の愛称
 防犯対策課で4台、教育委員会で3台(昨年、学校安全対策室を設置)
 警察、市職員、消防署員のOBが乗り込み随時巡回

防犯対策の方向性
 防犯というツールを使って、地域になじんでもらう、コミュニティを再生すると考える。例えば、退職してエンジョイパトロールを始めた人たちが「地域に友人ができた」「挨拶するようになった」などの声がある。そういうところから出発しよう、ということ。


【私が思うに】
 私は監視社会は嫌いだ。だから、監視カメラの設置も諸手を上げて賛成するタイプではない。でも、『防犯対策』をツールとして考える、というのは面白いと思った。
 そういう意味では、私が取り組んできた青山駅の設置や公共交通支援、歴史的建造物の保全なども、全てツールとして扱ってきた言える。
 ま、「政治って人と人との関係のあり方だからなぁ」と思った。


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