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産業環境常任委員会行政視察報告 |
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9月1日〜3日まで行われました、釧路・函館行政視察の報告をいたします。 文章は出来ていたのですが、加工をする時間がなかったため、報告が遅れましたことをお詫びいたします。 注:付属の文章はあくまでコメントです。いただいた資料は量が多いため添付いたしません。 視察内容に関してもっと詳しく知りたい方は、メールをいただければお答えいたします。 9月1日(月) [日程] 県民会館脇(11:30)―議会マイクロバス(60分)―(12:30)花巻空港 花巻空港(13:05)――JAS070――――――――――(14:00)新千歳空港 新千歳空港(17:10)―JAS039――――――――――(17:50)釧路空港 釧路空港(18:05)――連絡バス(60分)―――――(19:05)釧路市内 ≪釧路市宿泊≫ この日は移動日。 実は飛行機が嫌いです。怖いから。「飛行機事故で死ぬより自動車事故で死ぬ方が確率が高い」と何度説明されたことか。そりゃ解りますよ、私だって。でも、理屈ではないのです。怖いもの は怖い。 乗り継ぎに時間がかかったので宿舎に着いたのは夜の7時すぎ。食事をしてお風呂に入ったら気を失って(?)しまいまして、気づいたのが午前1時。それから3時間ばかり資料作りをして(最 近、仕事をためているので、常にモバイルを持ち歩かなければならない状況なのです)就寝。 9月2日(火) [日程] 【釧路市視察】(9:00〜12:00) ・環境基本計画について ・ISO14001認証取得について ・環境家計簿について ・釧路湿原の保全について(その後現地視察) 釧路湿原(12:00)――釧路市議会バス(30分)――(12:30)釧路空港 釧路空港(14:10)――HAC6354――――――――――(15:30)函館空港 函館空港―――――――連絡バス(30分)――――――函館市内(函館国際ホテル前) ≪函館市宿泊≫ 釧路市役所で上記内容の説明を受ける。 興味深かったのは釧路湿原(ラムサール条約やタンチョウヅルで有名ですよね)の保全について。 70年代の初め田中角栄首相(当時)が「日本列島改造論」の中で工業開発の可能性を示唆した場所だったそうですが、地域住民のコンセンサスとして「釧路市の将来的な市街地の限界を、海岸線から約6キロメートルにとどめる」事を確認しています。 タンチョウヅルをはじめとした貴重な動植物を保護しなければならないという考え方だけではなく、実際にこの場所が開発しづらかったこと(湿原ですからね)が根底にあったそうですが、そのおかげで、今では釧路市の観光資源として滞在型の観光客をかなり呼び込んでいます。 盛岡でもこんな感じでやれる所はあると思うんですよね。 2年前から国土交通省と環境省が釧路湿原の自然再生事業(河川を直線化したものを蛇行河川に戻したり、ハンノキが増殖する原因になっている河川の富栄養化に対する対策)に着手しているそうですが、これも市民と共同で行っているそう。 今は自然再生法に基づいた組織の立ち上げを行っている最中だそうです。 面白そう。 ISO14001の取得に関しては、以前から思っていたのですが、形式的にISOを取得してもダメだと思うのです。 (釧路市がそうだと言っている訳ではありません。今日の説明では「がんばっている」という印象を強く持ちました) 「取得すればいい」というのは形式主義だもんね。 必要なのは「定期的に厳しい外部監査を受ける」ということ。 市民公募でやれないかなぁ…。 函館に移動の後、夕食(寿司屋で懇親会でした)。 ホテルまで帰りがてらに浦川議員と一緒に市内をぶらついて、赤煉瓦の倉庫のレストランでアイスクリームを食べる。 だって女の子(?)なんだもん。(笑) 「盛岡でもこういう古くからある建物や自然環境を、観光資源に生かせるはずだよねー」と、神子田・鉈屋界隈の町並みや根田茂周辺の話で盛り上がった。 …盛岡って使えるものが沢山あるのになぁ。 かわいい街だし。 松任谷由美の歌にも出てくるし(関係ないか…) 9月3日(水) [日程] 【函館市視察】(9:00〜12:00) ・観光行政について(冬季イベントの充実) 函館駅(13:40)―――スーパー白鳥24号―――――(16:43)八戸駅 八戸駅(16:55)―――はやて24号――――――――(17:33)盛岡駅 早起きはしなかったのでとても短い時間だったけれど、朝市に行っておみやげを買う。 (トウモロコシを家族の人数分買ったら、荷物がパンパンになってしまった) 函館での視察のテーマは冬季の観光施策について。 「昨日行った赤煉瓦倉庫前にカナダのハリファックスから運んできたクリスマスツリーを飾る」はこだてクリスマスファンタジーというイベントが集客力があるようでした。 まぁ、盛岡とは街の作りも成り立ちも違うので「見てきたものをそのまま」という風にはいかないですが、ただ、函館の観光課長さんから話を聞いていて思ったのは「観光というのは演出された街を売ることなんだなぁ」と。 前日も書きましたが、盛岡って素質がある街だと思っているんですね。 (それともこれは単なる贔屓目か?でも、首都圏方面の友人は「盛岡、いいよねー」って言うんだよね) やっぱりどう考えても、盛岡って「演出が下手」なんだと思うわけです。 「演劇の街」なのにね。(首都圏の演劇関係者の話では、盛岡劇場は全国的にも有名らしいです) その後、市内の観光地(旧函館区公会堂付近)を現地視察して終了。 で、八戸までの特急の中でこれを書いていますが、結構揺れて電車酔いしそうです。ので、これにて終了させていただきます。 |
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