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これからのまちづくりは市民協働で

 アンケート結果

 皆さんにお願いしていました.青山新駅・ゾーンバスアンケート.の結果がまとまりました.ご協力ありがとうございます.(結果は私のホームページにも掲載しています)
 七十%以上の方が.案を行政と地域住民が協力して決めるべき.という回答でした..まちづくりは住民参画で行なう.との考え方は.もはや当たり前です.

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 一方的な桑島市長

 八幡町消防コミニテ-センター新設のため.全国的にも珍しい望楼のある番屋を取り壊すことが問題になっています.市民団体が存続を求めて運動を行なっていましたが.桑島市長は.生活文化財としての価値は認めるが.解体は避けられない.という立場です.
 本来ならば話し合いの場を設け.解決策を探.ていくべきなのではないでしょうか.市が進めている都市計画マスタープランでは.市民の声を聞く.番屋については.まず市の決定ありき.という姿勢は.非難されてしかるべきものです.

 まちづくり懇話会を

 六月一日.私も呼びかけ人となり.(青山地区)第一回まちづくり懇話会.を開きました.集まってくださ.た方々と盛岡市職員が青山新駅やゾーンバス.道路問題などについて一緒に話し合い.その後改善に結びついたものもあります.
 ただ待っていても.住みやすいまち.や.民主的な行政.は生まれないと思います.私は盛岡の各地域で.まちづくりに関する自発的な取り組みが行なわれることが.盛岡市を変える一番の力になると思います.
 皆さんの地域でも.まちづくり懇話会.を行ないませんか.ご興味のある方.ぜひご一報ください

市長、またまた「市民の声」を無視ですか。

 はじめに行政の決定ありき

 バブル期に基礎が作られた盛岡市の総合計画はすでに現状に合わず.市民から様々な要望が出ています.しかし現状では決定済みの都市計画を市民の声で変更する手だてはありません..まちづくり条例.を作らねばならない時期に来ています

 先に声を聞けば.

 .先に市民の声を聞いていればこんな事にならなかったのに..多くの市民がそう思っています.
 まずはバリアフリーです.マリオスやプラザおでってが顕著ですが.階段や重いドアなど.高齢者や体の不自由な方に大変使いづらい建物にな.ています.
 市民との合意無く廃止になってしまった施設もあります.肴町市民プールは存続署名など運動が盛り上がりましたが.結局壊されてしまいました.バスの便が良い場所だっただけに惜しむ声が今も聞かれます.八幡町番屋が同じ轍を踏むことにならなければ良いのですが.

 まちづくり条例制定を

住民参加のまちづくりを提唱する.都市計画マスタープラン.が今年の三月盛岡市でもまとまりました.市民のまちづくりへの要望を聞き行政施策に反映できれば.市民満足度も高まるばかりかコストも削減できるはずです.しかし六月議会での市長答弁によれば行政が積極的に市民参画を進めるために新たな体制を造るわけでは無いようです.
 東京三鷹市のまちづくり条例は.市民が地区計画等の原案を市長に申し出ることができる.(第十七条の二)と.都市計画への市民の参加を保証しています.
 盛岡市でも.市民が都市計画に意見を言える.そして計画策定に参加できる.様に変えるべきだと思います.その為の.まちづくり条例.を作って行きたいと私は考えています.
 ご協力をお願いします

 簗川ダム 県主導の公共事業評価委員会に問題あり

私は.六百七十億円の事業費で盛岡市簗川地区に計画されている県営簗川ダムの建設に反対です.その理由は.
@水需要の縮小で盛岡周辺でのダム建設は税金の無駄遣い.
Aオーバーフロー対策の無いダムでは治水対策にならない.
B簗川・根田茂地区の貴重な動植物が失われてしまう

 県は.建設に不利な資料は出さない.態度

 昨年八月開かれた県公共事業評価委員会において.簗川ダムに利水参加している盛岡市・矢巾町・豊沢川土地改良区(花巻市宮野目地区)の三者が.水が必要.との主張を行ない.委員会は.事業継続が妥当.という意見書まとめました.しかし今年四月.花巻空港拡張などで豊沢川土地改良区の農地が減少.ダムの受益面積を五四七.から三四三.に大幅な下方修正していることが解りました.
農地面積の縮小は昨年の段階ですでに決ま.ていた事にも関わらず.説明は全くナシ.また.ダムはいらない.という立場の人達は委員会で発言できませんでした

 盛岡市でも三年前に水需要を下方修正

見直し後の資料によると.二〇一六年には盛岡市の給水人口は三一万人.一日最大給水量十三万三千九百.と予測しています.これだと簗川ダムからの取水を含まない給水能力の十六万九千百五十.でも約三万五千二百五十.の余裕が生じ.簗川ダムがなくても将来の水需要に十分対応できる.現状なのです.しかし盛岡市は昨年の公共事業評価委員会で.ダムが必要.と主張しました.
 簗川ダム利水参加による盛岡市の負担金は六十四億円と見込まれています
簗川ダムの本体工事に国の事業認可がおりるのは来年の夏.ダム建設に反対の声をあげて下さい

 中村哲医師講演会
 開催日変更のお知らせ

七月十六日に予定していた.中村哲医師講演会.が.アフガニスタン情勢により中村医師が帰国できなくなったため.左記のように変更になりました.ご迷惑をおかけした皆様におわびをいたします.
 七月十六日には中村医師が所属するNGO.ペシ.ワ.ル会.の事務局長.福元満次氏がアフガン情勢の講演を行ないました.
 .アフガンに大量に入.ているNGOがインフレを引き起こしている.などマスコミでは知り得ない.現地からの生の情報にとても驚きました.
 中村医師からはさらに詳しい話が聞けると思います.ぜひ.ご来場ください

中村哲医師岩手講演会
二〇〇二年八月五日(月)19時〜21時
岩手県民会館中ホール


「住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)の施行の延期を求める意見書」を提案しましたが、反対多数で不採択でした

 住基ネットとは
 八月五日から実施予定の全国の住民台帳をネットワーク化するシステムです。その利点は@どこに居ても住民票が取れるA本人確認事務の簡略化、の二点のみ

 「金食い虫」システム
 たったこれだけの利点なのに運営費用は莫大です。(最低でも、ネットワークの構築に約四百億円、運用費に毎年約二百億円、通知に百億円、と試算。この他にも各自治体での負担分あり)運営主体は「財団法人地方自治情報センター」総務省の外郭団体です。税金の無駄遣いではないでしょうか。

 プライバシーも危ない
@システムが一ヶ所でも破られれば、そこから全国民の情報を入手できる。
Aプライバシー保護が不十分。(国会審議中の「行政個人情報保護法案」は自治体の「個人情報保護条例」よりも後退している)

 監視の目を
 多くの自治体で住基ネットの延期を求める声決議が上がる中、私も六月議会で表題の意見書を提案しましたが、反対多数で不採択となってしまいました。しかし、国会では一部の自民党議員も延期を言い出しています。今後に注目を。

関連リンク
国民共通番号制に反対する会

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