土捨場
影響時期 | 影響要因 | 影響の対象 | 影響の見直し |
施工時 ◇運搬、土捨、 土捨場法面保讃 |
樹木の伐採 掘削・土捨による地形改変 |
植生 トンボ頬、ホタル類 |
スギ植林、水田など現存植生の51.66haの改変。 トンボ類、ホタル類の生息環境となる水田、池沼等の水辺環境の消失。 |
降雨時での土砂の流出 | 水生生物 | 降雨時の濁水による、水生生物の生息環境の悪化。 | |
運搬・工事による騒音・振動 運搬・工事による人の流入 |
中〜大型哺乳顆 鳥顆 |
大〜中型哺乳類、鳥類などの現場周辺からの逃避。 | |
供用後 | 新たな空間の出現 | 動物・植物 | 緑化材の導入による、植生構成種の変化。 草地性の動物相への変化。 |
影響地区での見直し | |||
土捨場予定地には水田・支渓などの良好な水辺環境が現存し、注目すべき動物も多数確認されている。 ○樹林伐採、土捨、整地による自然性の高いハルニレ林や水辺環境の消失。 ○降雨時の土砂の流出による周辺植生、河川などの周辺環境の悪化。 ○供用後の緑化による周辺自然環境の撹乱。 |
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保全対策のポイント | |||
◆生態系の保全 ○支渓周辺の残存樹林の保全 →支渓で産卵する魚頬、両生類の産卵場の保全 ○水質の保全 ・土砂流出・濁水対策 ・沈砂池の設置 ◆周辺に調和した環境の創造 ○周辺環境に調和した法面緑化 ・法面緑化植物の選定 ○自然環境の復元 ・ビオトープの創造 |