いせ志穂 トップページへトピックス一覧
2001年2月報告 
議会制度検討委員会と政務調査費増額への賛否

委員会の構成

議会制度検討委員会名簿
新盛同志会 高橋比奈子 菅野正 堀合正民 北田正夫 熊谷喜美男
明政会 中村一 小平芳孝 伊藤俊光 小枝指 博
社会・市民連合 刈屋秀俊 本宮秀考
共産党 庄子春治
公明 青木道雄
市政クラブ 浅沼信一
無所属 阿部和平
民主 高橋重幸
市民会議 いせ志穂

黄色が現状の5万円の金額を主張した議員


会派別に見ると

現状で 値上げするべき
新盛同志会
明政会
社会・市民連合
共産党
市政クラブ
無所属
民主
市民会議









 公明は欠席。








政務調査費の増額に関するこの間の動き

 そもそも政務調査費が10万円から5万円に減額されたのは2年前。3月議会で議員定数を2名削減する趣旨の「盛岡市議会議員定数減少条例」が否決され、その代替え措置的に「2名分の歳費を補うために」減額されたらしい。

 12月22日の議会制度検討委員会(以下、委員会と略)で「政務調査費については次回までに各会派で案をとりまとめてきて欲しい」とのことだった。上記の表は1月16日の委員会で各会派が発表した金額に関する意見。

 その時、増額については月額10万円、11万円、15万円、との主張が出た。

 増額の根拠は「地方分権時代を迎え議会の役割は今後も重要になる。政務調査費の増額は議会の活性化につながる」という主張が主。「現状でも月額5万円では足りない。政務調査費の用途が明文化されることによって、今までより使える範囲が増える」という意味の発言もあった。

 現状のままでよし、とする意見は「たった2年の減額では市民感情と折り合わない。財政状況が悪い事もある。今回は見合わせるべき」という意見。

 増額を主張する会派が多かったため、最初は「増額の方向で」決定しようとしたが、浅沼議員から「減額を決定したこれまでの経過があるのだから、簡単に決めるのはおかしい」という意見が出され、それから先は蜂の巣をつついたような激論となった。結局、結論が出ず、委員長預かりになった。

 2月2日、熊谷喜美男委員長が出してきた原案は「月額10万円」。「東北六県の主要都市の政務調査費と比較して妥当である」という説明だった。政務調査費の値上げを要求しなかった委員から領収書添付に関してなどの質問が出たが、多数意見として「値上げの方向で」政務調査費検討懇話会に意見を伺うこととなった。

 第三者の政務調査費検討懇話会では「政務調査費増額の根拠が不明」「費用対効果、使用の内容が解らない」などの意見が出て、「増額には反対」との結論となった。

 この結果を受けて、2月21日午前11時からの議会制度検討委員会で、再検討する事となる。(最終決定は3月議会最終日)

いせ志穂が思うこと

 「ある一つの問題に関して、市民がどう考えるのか」ということを調査していくことがないと、議員と市民の距離はとても広がってしまうと感じます。一般的な「勉強」だけではなく、もっと広範なアンケート調査などを行いたいという気持ちが常にあります。私が行っていることを市民の皆さんがどう感じるのか、また、それを受けて私がどう応えるか、そんな「キャッチボール」が行えないと、議会制度は市民にとって「使えない」物になってしまいます。政務調査費はそういったことを行う費用です。ですから、原則的には多い方がいい。しかし現実は、あくまでも客観的な条件の中で考えなければならないし、「何に使ったのか」領収書を添付して報告すべきものです。

 現在も領収書添付が義務づけられていない大きな問題が残ったままなのが残念。

 盛岡市の財政状況を考えれば、安易な増額は避けるべきです。市民活動への補助金も減額されている中、議会費だけを増やしていくのは「お手盛り」と言われても仕方がないことだと思います。今回、市民の声で政務調査費の増額に歯止めがかかったのは、きわめてまっとうなことだと思います。また、今年から復活した公費による議員の海外視察にも私は反対です。これら議会費の増額を検討するのは、少なくとも、市の借金返済のピークである3年後をすぎ、かつ景気が回復してからだと思います。

 ご意見やご感想は、掲示板やメールでお送りください。

いせ志穂 トップページへトピックス一覧