イギリスで1986年に作られた、ボランティア運営による、24時間対応の子供専用電話。子供達の話を聞く中で一緒に問題解決の方法を探っていく姿勢が支持され、1日に1万本もの電話がかかって来る。児童虐待や自殺の防止、いじめ問題などの解決に大きな成果を上げています。
日本でも1996年頃から各地で設立の動きがあり、現在全国15カ所以上ですでに開設、または準備が進められています。(現在常設しているのは、東京都世田谷区のみ)
せたがやチャイルドライン
チャイルドラインの開設には、多くの方のご協力を必要とします。
まず、子ども達からかかってくる電話の「受け手」を要請しなければなりません。
「受け手」は大変微妙な仕事を行わなければならないので、カウンセリングの手法や虐待・いじめ・青少年の性問題などの講習を受けなければなりません。
また「スーパーバイザー」と呼ばれる「受け手を精神的に支える仕事」を行う人も必要です。「スーパーバイザー」はかかってきた電話への対応について、一緒に振り返り反省をします。
また、子ども達にチャイルドラインを知らせるための広報活動が必要になります。
「チラシやカードの作成担当者」の他にも、学校や教育委員会、マスコミや企業などに協力をお願いする「宣伝担当者」も必要です。
そして何よりも運営資金について責任を持つ「財政担当者」、数多くの「カンパへの協力者」が必要です。
これらのスタッフは一朝一夕では集まりません。そこで当面は、月1回の学習会を行うチャイルドラインプロジェクトを立ち上げていく方向です。
2001年3月頃からの活動開始を予定しています。
ぜひ、多くのみなさんのご参加・ご協力をお願いします。
チャイルドラインプロジェクト連絡先
野島浩司 019−623−5285(岩教組岩手支部)
いせ志穂 019−645−8510
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