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いせ志穂の「つれづれ日記」
7月31日(日)

◎父と暮らせば

 午前中の仕事が長引いてしまって、約5分遅れで肴町「みかわや」の3階に飛び込みました。「いわてアートサポートセンター、風のスタジオ」で「父と暮らせば」を観劇。(3月の「おでって」での公演や宮沢りえ主演の映画を観た方もいるかしら?)
 この戯曲は以前日記で紹介した「夕凪の街桜の国」と非常に似ている部分があります。生き残ってしまった罪悪感が何度も描かれるということは、この感情を非常に多くの被爆者が共有しているということなんでしょうね。重たいものを突きつけられるようです。
 個人的には、娘を演じた永井志穂さんの雰囲気が好き。(奇しくも同じ名前!)

 
7月30日(土)

◎蒸し暑くて苦しいです。

 何も書きたくない…(紫外線と湿度に以上に弱いのです)

7月29日(金)

◎山道アイヌ語学校のアシリ・レラさんのお話を聞く

 子どもと3人で南昌荘まで出かけて参加しました。歌と踊りの時はあまり乗り気ではなかった子ども達も、アイヌの伝承話が始まったとたんに、引き込まれてしまったみたいです。
 獲物を捕りすぎない、木を育てる、人間以外の動物も植物も全て命あるものとして尊重する、などなどアイヌの教えはごもっともな事が多いと思います。倭人は見習うべきだよね。
 個人的にはムックリを聞けたのが嬉しかった。私、あの音が大好きなんですよね。

7月28日(木)

◎「フォースと共にあれ」〜スター・ウォーズとの28年間〜

 ついに昨晩、観てしまいました、スター・ウォーズエピソードV。(以下「SW」、「ep〜」と記します。)初めて観てハン・ソロに恋をしてから(笑)もう30年近く経っちゃったのね…私も老ける訳だわ。
 しかし、初公開のepWと今回のepVを比べると隔世の感がありますねぇ。様々なところで指摘されていますが、どう見てもイラク戦争の影響だよね。だってepWってそれだけ取り出して見ると正義が単純だもの。それに比べてepVのこの救いのなさは…

 ここから若干ネタバレありかも。(まだ映画を観ていない方は気をつけてください。)
 私が一番「うわぁ、こりゃたまらんなぁ。大変だ」と思ったシーンは、ジェダイ評議会のひとり、マスター・ウィンドウ(正義側)がパルパティーン議長(悪役ですね)を裁判にかけずに殺してしまおうとするところなんです。先日ロンドンで起きた誤認射殺を連想しちゃって…。映画では確かに悪役なんだけど、ロンドンの事件では誤認だったんですよね。ヤバイじゃん。これって。
 このパルパティーン議長は主人公アナキン・スカイウォーカーに「正義は見方によって変わる。」みたいなことも言うんですが、確かにその通りなんだよね。現実はお話(「サーガ」ですか。この場合。)ではないもの。良い者も悪い者もみんな「真っ白・真っ黒」ではなく「グレー」だし、結果がどうなるか、全然分からない。だからロンドンでは人権団体も含めて、判断に苦しんでいますよね。(やっぱ私は、その場で射殺するという方法は間違いだと思うけど。人種的な偏見が強くなっている今日この頃は特に。)
 しかし、SWで現実の辛さを連想しちゃうとはねー…どこにも逃げ場所はありませんねぇ。

 今回でSWの全編を観たことになるのですが、通して観た結果気がついたことが一つ。キーワードになっている「フォース」って何なのか、って事です。
 epWでは初公開時「理力」って訳していましたけど「理」じゃないですね。(直訳には「軍隊」もある。軍隊じゃないだろう。この場合。)
 今回、「意志の力」だと思いました。そう考えると納得がいくので。だからフォースには暗黒面があるのだと。(とすれば、ヨーダが念で大きな物体を動かすのは「何とかの一念岩をも動かす」って事か?)
 
 …って事で、epWの様に事態が単純でないのが問題ではありますが、フォースがより善き方向に導いてくれるでしょう。今の日本の政治を変えたいと考えているみなさんに、
 May the force be with you!

 
7月27日(水)

 再開します。…って、誰も「一時お休み」を宣言していないって。ご想像いただけると思いますが、選挙の支援で忙しくて書けませんでした。ごめんなさい。

◎県議補選の結果

 実はちょっとだけ驚きの結果でした。
 三浦さんと高橋さんの得票の差は、どう考えても小泉政権への批判から生まれたというのが順当なのでしょう。「政治を変えたい」と意識的に考えている人たちが、より多く投票場に足を運んだという結果なのだと思っています。
 さらに頑張らなくては。なんたって「日本の政治を変えよう」と呼びかけちゃったわけですから。(言った以上、もう後には引けないよね)
7月15日(金)

 忙しいです。(「何故か」はご想像下さい。)

◎「都市計画マスタープランワークショップ」中心市街地版

 13日の第一回目に出席しました。
 私は「まちづくりと交通について」をテーマにしたグループに参加。中心市街地交通で、現在の良いところ・悪いところをそれぞれ出していったのが面白かったです。「いつもどういう交通手段を使っているか」が、その発言で解っちゃうんですよね。視点が変わる面白さを発見しました。
 詳しい説明は後で。(ごめんなさい。しばらくはこんな調子で「今やっている事」が書けないと思いますが、前述のとおり「ご想像下さい」としか言えない事情がありますのでご勘弁を…)

7月14日(木)

 昨日も日記をさぼってしまいました。(11日だけだったら知らんぷりを決め込もうと思っていたのだけれど、さすがに続いたもので、自分から告白しちゃった…)
 「客観的条件に左右されない暮らしができる大人」になりたいなぁ。
 10代の頃は「歳をとれば自ずと大人になっていく」と思っていたんだけれど。もう43歳なのにハチャハチャした自分の言動の恥ずかしさにハッと気づいて、一人自己嫌悪…

◎福祉作業所「You-Meゆいっこ」の上中雅文さんにお話しを聞く

 写真が「作業所に通っている皆さんとちょっとおふざけ」中の上中さんです。
 上中さんとは6月19日の「地球温暖化対策シンポジウムinいわて」で知り合いました。「You-Meゆいっこ」では、牛乳パックを再利用した便せんやハガキを作っているので、19日はブースを出していたんですね。
 このハガキを数枚買いました。(キレイなハガキなんですよ。右の写真じゃその綺麗さは伝わらないなぁ。すみませんねぇ、写真が下手で。)そのご縁で、昨日遊びに行ったというわけです。
 
 「ゆいっこ」の運営で面白いと思ったのは、一旦、民間企業に就労しても「合わなかったら、また戻ってきていいよ」という姿勢を貫き通していること。これって施設から就職していく人たちにとっては、とても心強いことだと思います。
 上中さんとお話しをしていて盛り上がった話。
 「社会の役に立たない人というものは、原則的にいないと思う。ただ、そのポジションに合っていない人はいる。そういうときは、働く場やいる場所を変えていけばよい。」とか、
 「ゆいっこは人材派遣センターだと思っている」とか、
 「ボランティアって、あんまりきっちりした枠を作らない方が良いのかもしれない。楽しいからやる、という事をまず基本におくべきだ」などなど。

 いや、面白いお話しでしたよ。
 「ゆいっこでは良いものしか扱わない」と上中さんは豪語しておられましたが、確かに牛乳パックりサイクル手漉き紙の卓上カレンダーはなかなか渋くて、思わず注文してしまいました。
 福祉作業所の運営って、本当に大変なんですよ。でもね、決して良い施設とは言えない作業所の中で、皆さんとても明るかったし(いい感じの施設ってみんなこうですよね。)八幡町のお祭りに参加するなど楽しんで活動しているのがよく見えて、なんか、私までいい気分になりました。

 ってなかんじにいい気分になったので、依頼された宣伝を一つ。
 以下ゆいっこさんで扱っているうどんとそうめんです。食べていないので、味については上中さんの「いや、ホントおいしいですよ」の言葉を信じて、ご紹介いたします。
 ご注文は直接You-Meゆいっこ(019-635-3828)までお願いします。

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7月12日(火)

 今日は日の高いうちは「ホスピス設置を願う会」の活動で、岩手県医療局・盛岡市保健福祉部・県立中央病院へ要請行動を行いました。要請の内容は「県立中央病院に緩和ケア病棟をつくって欲しい・同病院に緩和ケアセンターの機能を持たせて欲しい」などです。
 要請書の内容は後ほどトップページにアップします。

 「願う会」の活動も、もっときちんと報告すべき事なのですが、今日は別のことを書きます。
 県議補選と(ひょっとしたら秋にあるかもしれない?)総選挙のことです。

◎三浦陽子さんの決起集会に参加しました。

 やっぱり私は次の総選挙で政権交代を実現したいです。
 小泉首相の誕生は「今までの官僚政治を変えたい」という国民のエネルギーがもたらしたものであったと思っていますが、でも、現在の小泉政権がやっている事は国民に利益をもたらしていない。現国会で審議されている「郵政民営化法案」よりも、もっと先に話し合うべき事は山ほどあると思います。
 特に財政危機への対処を後回しにしていることに、私は激しい危機感を持っています。「一千兆円を軽く超える」と言われる国と地方の借金や年金資金の運用での米国債買いなど、不安材料は山ほど。ホントに「何やってるんだぁ〜!」と叫びたい。

 降って湧いた様な県議補選ですが、国会の状況を見ていると、それが今後の政治選択を問うものになりそうな気配を見て、自分の態度をはっきりさせなければならないと思いました。

 繰り返しになりますが、次の総選挙では自民党から政権を取り上げたい。
 私は自分の国が、戦争を続けることで沈没していくアメリカと心中するなんてまっぴらです。

 皆さんは「選挙」についてどう考えているのでしょうか?
 私は20歳の頃から数え切れないほど沢山の選挙にボランティアで参加してきました。予想以上の大勝利だったことも、惨敗したこともありますが、この20数年間を振り返って言えることが一つあります。
 「政治の流れを変えてしまう選挙」というものが確かに存在する、ということです。
 古いところでは、故小川仁一氏の参議院補欠選挙、いわゆる「売上税選挙」。最近(もう古いかな?)では、一つ前の堂本千葉県知事選挙。

 「選挙結果で政治が変わる」のは、決して議会内の議席配分が変わるからだけではなく、選挙というものが「国民の声」を示すものだからだと思うのです。
 自分が議員になってよぉく解りましたが、なんだかんだ言っても、代表制民主主義というものは国民の声に逆らえないシステムなんですよね。(なんてすばらしい!)

 政治変革の大波がもうすぐやってくると思います。
 「政治を変える一番の力は、一般市民一人一人の中にある」というのは、私の信念です。
 だからこそ、皆さんと一緒にこの波に乗りたい。
 今回の県議補選を、そういう一連なりのものとして考え、三浦陽子さんの決起大会に参加した次第です。
 
7月10日(日)

◎黙々と

 間に2時間ばかり夕食(支度を含)の時間を取りましたが、11時30分頃から午前1時30分まで、ただ黙々と書類の整理をしていました。
 昨日の写真の約半分まで、捨てるものと取っておくものの整理がついた状態です。
 まだまだ道は長い…

7月9日(土)

◎ついに事務所整理に着手

 始めてしまいました。
 私がいつも使っている小部屋から、積みっぱなしになっていた書類を大部屋に出して広げて見ると写真のような感じに…よくもまぁこれだけのものをあの狭いところに突っ込んでおけたものです。
 何とか来週中には快適な事務所にしたいものだと思います。明日も一日中この整理を行う予定。

◎ところで

 青山新駅のネーミングを募集しています。ぜひ応募してください。
http://www2.city.morioka.iwate.jp/08kensetu/rkeikaku/topics/050624sinekimei.html

7月8日(金)

◎ロンドンでの連続爆破事件

 朝刊とテレビ、ネットニュースで事件を確認しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050708-00000107-yom-int

 爆破装置が発見されたということは、故意に無差別を狙った爆破事件なのでしょう。スペインでの列車爆破事件と似ているという話もあり、英外相はアルカイダの犯行と断定しています。
 実は、ブッシュ大統領とシラク大統領をバックにしたブレア首相が「テロに屈せず」という発言をしている映像を見て、ものすごい虚無感に襲われてしまいました。この数年間何度聞いたセリフでしょうか…「戦争反対」と言うのと同じで、この発言は当たり前のことだと思うのです。でも、現実は殺し合いが繰り返されています。
 要は「いかにイラクの治安を回復させるか」や「いかにイラクから米軍を初めとする多国籍軍が撤退するか」という計画が全くない、という事だけが事実としてのしかかってきます。
 このことについて、アメリカが計画を検討するように働きかけるのが日本のやるべき事だと思うのですが、首相は郵政民営化法案の造反議員に関する発言ばっかりで、テレビ画面に向かって「もっと大事なことがあるでしょう!」とつぶやいてしまいました。
 ああ…(ため息)

7月7日(木)

 七夕なのに雨…っていうか、新暦の7月7日って岩手では雨の得意日ですよね。まぁ、織り姫と彦星はきっと旧暦で会うのでしょう。多分。

◎パタパタ

 一週間以上も盛岡を離れていたせいか、未だ落ち着きません。
 とりあえず、仕事部屋の整理をしたいのですが、明日も明後日も予定でびっしり…
 月初めは真っ白なのに、一週間も経つと手帳が真っ黒になってしまうというのは、大変ありがたいことなのですが、最近ちょっとオーバーワークなのかもしれません。
 いや、でもその割には仕事に充実感がないんですよね。「やり遂げた」感が欠如しております。所詮「要領が悪い」だけなんでしょう。行き当たりばったりで計画性もないし。
 うううううううううううう…

7月6日(水)

◎教育と「平等」

 今日の岩手日報夕刊の特集記事「未来への選択 学力世界一の教育論 フィンランド」を読みました。副題が「自分で考える力養う」。(ネットには入っていない様です。)
 「子供の声を引き出す」「自分の頭で考えさせる」「落ちこぼれを出さない平等の教育」などOECDの国際学力調査で世界のトップに立つのも頷ける教育方針なんですね。
 日本も以前は学力で高ランクだったはず。ということから考えれば、平等というのは教育にとってかなり重要なファクターなのかもしれません。

7月5日(火)

◎振り返って「都議選」

 もうすでにマスコミで報道されていますので目新しい話ではないのですが、一番感じたことは「石原知事の一人勝ち都政の終焉を感じた」ということです。腹心だった浜渦副知事を議会によって更迭させられた事が大きいのでしょうね。今回の熱心な自民党への選挙応援にしても、もはや今までのような「ワンマン経営」(良くも悪くも石原知事の魅力はそこでした。)は難しいことを如実に示しているように思われます。
 都政も国政も政権交代が必要みたいです。

浜渦副知事問題について、詳しくは以下をどうぞ。(読売新聞)
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/seiji/20050530/20050530it04-yol.html
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/shakai/20050530/20050530i212-yol.html
http://www.yomiuri.co.jp/features/togisen2005/200506/to20050608_02.htm


◎盛岡市総合計画審議会の委員を募集しています

 出きるものなら私がなりたい。
 ぜひ応募してください。
http://www2.city.morioka.iwate.jp/02kikaku/kikaku/topics/050627sougou.html

7月4日(月)

◎再開します

 土曜日まで東京都議会議員選挙の応援に行っていました。結果も出ましたのでその分を公開させていただきます。
 応援に行っていた三鷹市の伊沢けい子さんは無事二期目の当選を果たしました。
 行った甲斐がありました。
 本日、ちょっとバテ気味で休んでいましたので、全体的な感想については明日以降に書き込みます。以下、日付はいつもと前後しますが「都議会選挙報告」です。



7月2日(土)

◎最終日!

 あっという間に最終日。
 しかし、今回の都議選は「皆さんの気持ちが選挙になる」までが非常に遅かったように思います。都議や県議ってやっぱり遠い感じがするのでしょうか?
 伊沢さんにはぜひ当選していただいて、知事にノーと言えない雰囲気の都議会に風を入れて欲しいと思います。
 まずは結果がどう出るか…ちょっとビミョーな感じなので心配もしています。


7月1日(金)

◎早いもので

 トータルで9日間、(あ、1日盛岡に帰ったので8日間ですね。)あっと言う間でした。
 今回、都議選をお手伝いして思ったのは、東京も盛岡も市民の意識はそんなに大きく違わないという事。やはり、みんな怒っているし、それと同時に失望している。小泉政権への最初の期待が大きかった分だけ、失望の度合いも大きいような気がします。石原都知事に対しても似たようになって来ているような気も。
 ここで市民を絶望させるのではなく、「だったら次はこうしよう」というような運動を展開していくことが、今後の課題なのだと思いました。 
 写真は本日の応援弁士、参議院議員の黒岩たかひろさん。「越後の暴れん坊」らしく力強い演説でした。(黒岩さんのところにも応援に行きましたので、ちょっとだけ人となりも知っているんですが、この人、とってもいい人ですよぉ。なんたって「熱い」し。)


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