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 いせ志穂の「つれづれ日記」

6月30日(土)


 本人執筆を再開します。
 まだ入院中ですが、おかげさまで経過も良く歩行器を使って病棟を歩けるようになりました。
行動範囲がどんどん広がっていくことは、とても良いことなのですが、ベッドの上から動けなかった術後1週間の方が「人生について」というか「人は何のために生きているのだろうか」ということについて、より深く、より強く考えておりました。体が自由になるに従って、そういう想いがどんどん薄まっていっているのが残念です。
 手術の後に初めて目が覚めて、手足が動くこと(当たり前のことなんですけどね)を確認したときの幸福感を忘れないようにしたいです。
 入院することで初めて経験したことや、知り合うことのできた方々からうかがった話で、介護やバリアフリーについての考え方も大きく変わりました。それについては今後このホームページやチラシなどでおいおい書いていきたいと思います。
 では今日はここまで・・・。

 追伸 今日抜糸しました。


6月28日(木)
from 加藤

 もうこの日記用の原稿ができているだろうと思ったら、全然書いていませんでした。
 体調の方は、良いようで首の骨の補強に切り取った腰骨の部分の痛みもだいぶ落ち着いてきたそうです。
 ただ化膿止めの点滴が今月いっぱいまで伸びてしまったのが、不安ですが・・・。
 いずれ軽やかに廊下を歩けるようになりました。調子に乗って「こけない」ことを祈るばかりです。
 6月議会は、昨日で終わりましたが、気がついた点など、随時書いていきたいと思います。いつもに比べると時間がかかるかもしれませんが、御容赦ください。


6月26日(火)
from 加藤

 ついに立てるようになりました。昨日は歩こうとしたのですが、無理だったようです。動き出せるようになると、早いものだと感心しました。自分で簡単な文章を書けるようになったので、明日あたりからは、その原稿を基に、記入するようにします。


6月24日(日)
from 加藤

 今日から、上体をほぼ90度起こせるようになりました。
 ですから、自力で食事ができます。
 少しづつリハビリ開始です。まだ首をひねるのはタブーです。


6月22日(金)
from 加藤

 レントゲンや血液検査の結果、異常なし。来週の中頃には立てるようになるかもしれません。
 ここ数日は同じような状態が続きそうなので、その時は、日記お休みにします。
 子供達も、病気もせず、お利口にしていてくれて助かっています。


6月21日(木)
from 加藤

 今日は上体を30度起こしました。だいぶ楽になるようです。そのため食べ物が食べやすくなったせいか、1人前全部食べられるようになりました。
 まだ術後の微熱は続いていますが、引き続き経過は順調のようです。
 都議選の応援にいけなくなってしまったのですが、勝てるように願っています。


6月20日(水)
from 加藤

 夜は、流動食からお粥に変わりました。
 何度も「代われるものなら代わってくれるか」と聞かれました。さすがに同じ姿勢で30時間もたつと辛そうです。夕方、医師と看護婦に寝返りさせてもらったときの顔は、幸せそうでした。
 同室の皆さんも、まるで自分のことのように喜んでくださいました。ありがとう。
 少しづつ良くなりながら、あと一週間はこんな、毎日が続きそうです。


6月19日(火)
from 加藤

 手術は無事終わりました。今のところ順調です。
 午前中手術したのですが、午後には意識は戻り、手は自由に動かしてよいとのこと。
 明日から、流動食の開始です。
 こんなわけで、泊まりを覚悟したものの、夜9時以降は消灯なのであまり出入りして欲しくないようだし、家族控え室は遠方の方で女性もいるし、「近くなら帰ってまた明日来たら」との看護婦さんのお言葉に従い、帰ってきてしまいました。まずは一安心。よかったあ。


6月18日(月)from 加藤

 あたたかい励ましに心から感謝します。
 すみませんが、19日から数日間、病院で看護のため昼夜つきそいます。
 しばらく連絡が取れなくなり、みなさんにご迷惑をおかけしますが、数日間お許しください。
 機会を見て、また書き込みます。


6月17日(日)

 先々週は、いろいろまじめな本を読み、少しは勉強したのですが、先週は、もっぱら推理小説などで時間を過ごしてしまいました。どんどんピンぼけになりそう。
 さてと、あさっての手術に備えて、準備。
 一週間くらいは、寝たきりになります。

6月10日(日)


 検査もほとんど終わって、手術まで退屈な毎日です。9、10日と外泊届けを出して家に帰りました。(写真はカラーをまいて首を保護しつつ、推理小説を物色する私。勉強ははかどらないわりに、趣味本は一日に一冊以上読んでしまう…)家で「盛岡市ホームページの掲示板」とヤフーの「これでいいのか盛岡市」を読みました。シネコン問題で議論が盛り上がっていました。仲間に入りたかったけど、明日また医大に帰らなきゃいけないからなぁ…遠慮しました。
 ところで、田中外相の「閣内不一致発言」で揺れているようですが「不一致。不一致」と騒ぐより、中身の話をして欲しいなぁ。「ミサイル防衛構想」って、正直どれだけ現実性があるの?(以前、精度がとても低いという話を聞いたことのあるような…)
 閑話休題。
 コンフェデ杯、盛り上がりました。DF森岡選手の格好良さに、クラクラきました。

6月8日(金) from加藤

 手術の日程が決まりました。6月19日の火曜日です。
 いまは、調子も戻り、病院では、かえって暇をもてあましています。



6月1日(金)

 おととい、造影剤を入れて写真を撮りました。次の朝まで頭痛もせず、熱も上がらず「良い、良い」と思っていたら、昨日の午後から頭痛・・・・今も動くと、頭がガンガンする状態です。なんてはんのうのにぶいからだなんだ・・・・
 痛む頭でぼんやりTVを見ていたら、小泉内閣の、いわゆる「骨太の改革」の内容が提起されたとか。特殊法人の民営化や、特定財源の廃止などを言ったらしいのですが(まだ文章を読んでないので,はっきり解らないのです) いやー、それがもしやれれば、小泉さん、自民党ではなくなってしまいますね。(それはそれで面白いことだと思う。そうしたら自民党は自分たちのアィデンティティをいったいどこに置くんだろう・・・・?)

閑話休題
 病院にいると、やはり、普段はあまり考えないこと、死生感について考えざるをえません。今まで動いてあたりまえだった体が動かなくなると、そうなってはじめて自分の命というものが本当に幸運なぐうぜんの結果として成立していたということに気づきます。
 いやあ、やっぱり、いつでも、この一瞬一瞬をもったいなく思って、生活していかなきゃダメですねえ。昨日はそう思ったので、コンフェデ杯をこころおきなくTV観戦いたしました。あの2点目のカッコよかったこと!!
(結果だけ見ると、入院前とぜんぜん変わってないような気がする……)



月25日(金)

 一昨日のハンセン病裁判のニュースで政府が控訴しないと知りました。で、思ったこと。やはり「世論の力」というものは確実に、無視できないものになっているんですネ・・・。2000年を境にして、すごく変わったような気がします。
 では以下つれづれ入院記です。
 手術は6月中旬になりそうです。術後は一定期間安静が必要ですが、、今のところはけっこう退屈です。
(同室の方がみんないい方で、おしゃべりは楽しいです。)




5月24日(木) by加藤

 
代筆になります。医大ではパソコンや携帯電話の持ち込みはだめという事なので許してください。
 診断書を見ました。6〜8週間入院を必要とし、3ヶ月の療養が必要と書いてありました。手術は6月中旬ころだそうです。



5月22日(火)

 
自宅でぼんやり国会中継を眺めていたら「急ですみませんが、今日の午後2時から入院してください」と岩手医大から電話が入りました。うわーっ。昨日あんな事書いたから早速です。私は無宗教の人間ですが、こんな時「神様みたいなものがいるのかもしれない」と思いますね。
 ところで、昨日は「バリアフリーについて考える」と書きましたが、今日は「交通弱者」について考えています。盛岡市は運転が出来ず、自転車にも乗れない人には辛いところです。これもここ数日間で実体験したこと。やっぱり「これも出来る、あれも出来る」という発想だけでは気付かない事って多いなぁ、とつくづく感じる毎日です。頸椎ヘルニアよ、ありがとう。(負け惜しみ率、45%くらい)
 では、しばし医大で暮らすことになります。



5月21日(月)

 ハンセン病の裁判ですが、政府はなぜ、事実上は非を認めながら控訴をするのでしょうか。理解に苦しみます。(もっと正直に書けば「アッタマにキタ!」と言うのが正確)薬害エイズ裁判の原告の川田龍平さんの話を聞いた時に、はっきりさせなければならないことは「謝罪と今後再び同様の事がおきないようにするための責任の取り方」なのだと思いました。今回も本質的な所は同じだと思うんですね。自分の事では無いけれど、悔しいし悲しいです。
 さて、体の方です。ご心配いただき、申し訳なく思っています。
 残念ながら(?)相変わらず自宅待機のままです。ベッドが空きません。本人は結構元気なのでよけい変な感じです。しかし、普段あまり病気をしないものですから、ある意味では良い経験になっているのかもしれません。カラー(首の保護の為に巻いている器具です)をしていると視界がとても狭くなるのですよ。バリアフリーについて考えますね。お医者様には転んじゃいけないと念を押されていますし。
 当面の事務をやっと今日片づけましたので、明日から本当の自宅待機体制になります。



5月16日(水)

 前回書いた「しびれ」の原因が解りました。頸椎ヘルニアでした。私が思っているより重症らしく出来るだけ早く手術が必要とのこと。
 10代の頃から肩こりがひどく、手がしびれても「またいつもの奴でしょう」と思ってしまうところに落とし穴があったのですねー。肩こり・腰痛にお悩まされの皆さん。相手を軽く見ないようにしましょう。
 とりあえず今は病院のベッドの空き待ちです。しばらくは「肉体労働」を離れて「頭脳労働」に励みたいと思います。ただ、今まであまり頭脳労働にいそしんだ事がないので出来るかどうか…
 私が入院したとしても、事務所とホームページは開ける予定です。即答は出来ないかもしれませんが、ご意見・ご質問、あるいは情報提供等は、引き続きよろしくお願いします。



5月9日(水)

 
更新しなくてごめんなさい。(つれづれ月記になっちゃってしまっている。最低。やっぱり私って三日坊主の人なのね。ちょっと自己嫌悪)
 ついに体を壊しました。先月の半ばごろから左右の手のしびれ、左足のしびれとほてりが出始めて「まずいなー」と思っていたんですが、ついに左半身の胸のあたりまでしびれるようになってしまいました。3月、4月と睡眠時間を削って仕事をしたことと、ストレスがたまったんだと思います。自分では「若い」と思っていたんだけれど、その過信が良くなかったみたいです。反省。
 ところで、東京都議選に手伝いに行ってきました。
 「脱既成政党、都議会に新しい流れを」という考えで都議選に立候補を予定している仲間がいます。世田谷の中島やよいさん、三鷹の伊沢けい子さん、武蔵野の山本あつしさんです。私は世田谷に行ったのですが、世田谷区民のみなさんと少し話をして感じたのは、今の政治状況が「既成政党VS市民」になっているなぁ、ということでした。あと「市民との対話の政治が必要だ」と多くの人たちが思っているということ。
 私が人権を守る運動や平和運動から政治に関わりだして、今年で20年なんですが、ついにこういう時代が来た! ほんと、無名の市民が政治を変えることのできる時代の到来に心が躍っています。これで体が万全ならば言うことなしなんですが。(でもまた行きたいよぉ。政治が変わる現場に立ち会っていたいんだもの)


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