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街頭演説内容

2003.5.2

 「どういう街頭演説を行ったのですか?」と数人の方に聞かれましたので、それをここに記載することにします。この内容はそれぞれ課題別に報告してきたつもりですが、トータルなものとして話させてもらいました。





 私がいせ志穂です。この期間中に41歳になりました。5年前までは岩手アイワの社員でした。4年前、カンパとボランティアで送り出していただいてからは、簗川ダムの建設中止を求める運動や、マリオスビルの中にある第三セクター「地域交流センター」への補助金約6億円を中止させるなど、行政のムダ・事業のムダを改めさせる活動を行って参りました。

 私はぜひ、盛岡市にホスピス施設を建設させたいと思っています。ホスピスというのは、ガンの患者さんが体の痛みを和らげながら、自分に合った、自分らしい暮らしをするための施設です。全国に100を超えるホスピス施設があるのですが、岩手には一つもありません。

 私の知人に奥様をガンで亡くされた方がおります。30代の後半だったそうです。ホスピスがないばかりに、末期ガン特有の痛みに「痛い、痛い」と言いながら亡くなっていったそうです。3人に1人がガンに罹る時代です。体や心のケアを行う施設が必要だと、私は思います。

 盛岡市はホスピス施設の建設には消極的です。「お金がないから、難しい」と言われました。しかし皆さん、市長の退職金が一体いくらかご存じですか?一期4年間で約4000万円です。何期勤めても4年ごとに約4000万円ずつ支払われる仕組みになっているのです。

 高すぎると思いませんか?

 ホスピスの事だけではありません。皆さん色々ご要望があると思います。例えば、除雪をもっとやって欲しい、介護施設を造って欲しい、中学校給食を早く始めて欲しい、まだまだ保育料が高すぎるなど、私はこの4年間、色々伺って参りました。盛岡市はいつも「お金がない」と言います。しかしもう一方では「60年間は使わない」と市が明言している簗川ダムの水を買うために、63億円も税金から支出しようとしているのです。

 お金がないだけではなく、税金の使い方の問題だと思うのです。

 市の財政は今後更に厳しくなると思います。盛岡市の「お財布」はどんどん小さくなっているのです。だからこそ、税金を市民の生活に使うために、もっと知恵を絞って考えていかなければならないのではないでしょうか。

 盛岡市議会にも責任はあると思います。大きな会派と既成の政党がなれ合いで行っているのです。ここを変えていかなければなりません。

 私は今後も既成の政党には所属しません。大きな企業や労働組合、宗教団体から支援をいただくつもりもありません。「ヒモ付きでないからはっきり言える」と思うのです。

 皆さんのお力で私を・・・略・・・送ってください。今回もカンパとボランティアの戦いです。ご家族やお知り合いの方に私の話をしてください。市民の声を議会の場で発言できる新たな4年間を、・・・略・・・に賜りますよう、心からお願いをいたします。



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